本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

西京極幼稚園 入園式

2014-04-10 16:37:46 | 住職の活動日記

 久しぶりに、西京極幼稚園の入園式に

出席させていただきました。

 

    

 

ちょうど、桜もまだ残り、散り始めるなか、

桜吹雪の下を可愛い新園児さんが

ご両親と一緒に不安な面持ちながら

つぎつぎと、お見えになっていらっしゃいました。

 

 親御さんたちの拍手の中、音楽に合わせて

入場されるのですが、

ま~  一人が泣き出すと

それが連鎖して泣きながらの子も増え

また、全く動じない子もいたり、

入園式が始まっても大変な様子です。

 

 でも、式も進み、

入園児の方の 「 お迎えの言葉 」 になると、

一瞬、講堂内が シ~ンと静まりかえりました。

不思議なことです。

どんな立派な ( 世間では ) 方が

挨拶しても泣き止まないのに、

園児さんの挨拶となると、

分からないなりにも、耳をそばだてて

その園児さんのご挨拶を聞いておられます。

 

 これから、本当に大変なことだと思いますが、

年を重ねるごとに、集団生活にも慣れ、

友達との遊びや、運動、お遊戯も覚え、

卒園するときには、

あの、宮沢賢治の 「 雨にもまけず 」 を

暗誦し、それを全員で唱えることができるようになるのです

 子供さんの3年間の成長ぶりには

驚かされるものがあります。

そして、また楽しみなことでもあります。

 

   

 

門の入り口には 「 お地蔵さま 」 が

園児さんの姿を見守っておられます。

 知らず知らずのうちに、このお地蔵さまにも

手を合わせ、

「 おはようございます 」

「 さようなら 」

のご挨拶ができるようになるのでしょう。

 

 

 今日はその足で、三浦先生のお墓へまいりました。

ご無沙汰していた、お詫びと

今日の入園式の様子をご報告しました。

先生の好きな 「 牡丹餅 」 もお供えしました。

 

 体操のコーチの先生が話されてましたが、

「 ここは他の園と違って、

  大きな家族のような温かみを感じます。」

このコーチの先生は三浦先生と少ししか

お会いされてないと思いますが、

三浦先生の心を身をもって感じておられるのです。

 

 三浦先生もとても喜んでおられたようです。

 

 

 

 

 

 

コメント
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