本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

チューリップ

2014-04-13 17:40:08 | 住職の活動日記

 咲いた 咲いた

 チューリップの花が

 ならんだ ならんだ

 赤白黄色

 どの花見ても

 きれいだな

 

 

西京極幼稚園で毎月発行されている

「 たんぽぽ 4月号 」 が届きました。

その一面に 「 チューリップの歌 」 が、

紹介してあります。

先日の入園式で、新入園児さんたちが

最初に歌ったのが 「 チューリップ 」 です。

 

   

 

「 たんぽぽ 」 より、

 

 園庭のチューリップが春の日差しを受け、

精いっぱい咲き誇っています。

 新しいお友達が希望に胸をふくらませ、

園の門をくぐりました。

 ちょっぴり不安をのぞかせている新入園児、

在園、進級のお友達は一回り大きくなりました。

 

    

 

はじめて出会うお友達、先生、お部屋や机、

何もかもが新しい出会いです。

 刻々の出会いを、子供たちと真剣に向き合い、

そして 「 仏教保育は合掌に始まり合掌に終わる 」

といいます。

「 感謝する心 」 「 敬う心 」 が芽生えるように

大切に歩んでいきたいものです。

 

 と、 「 たんぽぽ 」 には載っています。

 

今の季節は、どこの庭を見ても 「 チューリップ 」

が咲き誇っています。

 

    

 

一面に広がる 「 チューリップ畑 」 もあるようです。

チューリップはすらっと伸びて一輪だけ花をつけますが、

   

    

 

原種といわれるチューリップは背も短く、

花もさほど大きくはありません。

 

 チューリップの花言葉は、いろいろあるようですが

園児さん方にとっては 「 博愛 」 「 思いやり 」

という言葉がぴったりするようです。

 

「 たんぽぽ 」 は続きます。

 

 私たち一人ひとりのいのちは、

たったひとつの尊いいのちです。

だれのいのちも、姿や形、能力は違っても、

すべては平等ないのちなのです。

赤や白、黄色と春を謳歌するチューリップは、

どの花見ても美しく、

それぞれがいのちを輝かせて咲き誇っています。

 

   

 

一人ひとりの子のいのちもまた、

光り輝いて生きたいと願っているのです。

 仏さまの眼差しは、だれのいのちも平等に

見ておられます。

そしてだれ一人見捨てることなく、

全てを等しく救いとってくださるのです。

そんな仏さまに、すなおなこころで

「 ありがとうございます 」

と手を合わせ、拝むことから、

ともに新しい出遭いの保育に踏み出したいものです。

 

と、ありました。

 

    

 

自分を誇らず、それぞれがいのちを輝かせて

力を合わせれば、チューリップやいろんなお花で

こういう絵もできるのですね。  

 

 もうしばらくは 「 チューリップ 」 が楽しめそうです。

 

 

 

 

コメント
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