咲いた 咲いた
チューリップの花が
ならんだ ならんだ
赤白黄色
どの花見ても
きれいだな
西京極幼稚園で毎月発行されている
「 たんぽぽ 4月号 」 が届きました。
その一面に 「 チューリップの歌 」 が、
紹介してあります。
先日の入園式で、新入園児さんたちが
最初に歌ったのが 「 チューリップ 」 です。
「 たんぽぽ 」 より、
園庭のチューリップが春の日差しを受け、
精いっぱい咲き誇っています。
新しいお友達が希望に胸をふくらませ、
園の門をくぐりました。
ちょっぴり不安をのぞかせている新入園児、
在園、進級のお友達は一回り大きくなりました。
はじめて出会うお友達、先生、お部屋や机、
何もかもが新しい出会いです。
刻々の出会いを、子供たちと真剣に向き合い、
そして 「 仏教保育は合掌に始まり合掌に終わる 」
といいます。
「 感謝する心 」 「 敬う心 」 が芽生えるように
大切に歩んでいきたいものです。
と、 「 たんぽぽ 」 には載っています。
今の季節は、どこの庭を見ても 「 チューリップ 」
が咲き誇っています。
一面に広がる 「 チューリップ畑 」 もあるようです。
チューリップはすらっと伸びて一輪だけ花をつけますが、
原種といわれるチューリップは背も短く、
花もさほど大きくはありません。
チューリップの花言葉は、いろいろあるようですが
園児さん方にとっては 「 博愛 」 「 思いやり 」
という言葉がぴったりするようです。
「 たんぽぽ 」 は続きます。
私たち一人ひとりのいのちは、
たったひとつの尊いいのちです。
だれのいのちも、姿や形、能力は違っても、
すべては平等ないのちなのです。
赤や白、黄色と春を謳歌するチューリップは、
どの花見ても美しく、
それぞれがいのちを輝かせて咲き誇っています。
一人ひとりの子のいのちもまた、
光り輝いて生きたいと願っているのです。
仏さまの眼差しは、だれのいのちも平等に
見ておられます。
そしてだれ一人見捨てることなく、
全てを等しく救いとってくださるのです。
そんな仏さまに、すなおなこころで
「 ありがとうございます 」
と手を合わせ、拝むことから、
ともに新しい出遭いの保育に踏み出したいものです。
と、ありました。
自分を誇らず、それぞれがいのちを輝かせて
力を合わせれば、チューリップやいろんなお花で
こういう絵もできるのですね。
もうしばらくは 「 チューリップ 」 が楽しめそうです。