本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

学習院発祥の地

2017-12-27 20:10:50 | 住職の活動日記

御所の東にある「建春門」の前

 

 

大宮御所の北側に

学習院の発祥の地があります

 

 

立札の横に珍しい木が目印です

 

 

パッと見はよく分かりませんが

松の木が倒れてその幹に

桜の木が生え出てきたのです

 

 

根元からボッキリ折れて

松の幹が栄養分となって

さくらを育てたのでしょう

その跡地をちょっと歩いてみると

奥に、

 

 

バッタが原と立札があります

京都御苑では自然の生き物を

大事にされていて

ここはバッタの遊び場なのかも

しれませんね!

 

 

コオロギの里というところも

ありますので。

 

公卿の師弟育成のための学問所

として仁孝天皇が発願し

1845年建春門外の500坪の土地に

建立されました

しかし、仁孝天皇は

講堂の建築に着手したところで

崩御、翌年の

1847年に開校されました。

 

この時、仁孝天皇の命を受けて

指揮に当たったのが

三条実万(さねむつ)です

尊王攘夷で活躍した方で

安政の大獄では幽棲され

安政6年には落飾して僧籍を持たれ

明治天皇からは「忠成公」の贈名を

頂かれています。

その方をお祀りしたのが

「梨木神社」です。

 

 

御所の東側にあります。

 

 

拝殿を迂回して本殿へ

色々のご苦労を思いつつ

お参りして

振り返ってみると

 

 

もう枯れてはいますが

萩の花が枯れながらも

美しかったであろう

その姿をとどめています。

 

その学習院も開校したときは

幕末で

気鋭の公家や志士たちの

尊王攘夷の温床となった

ということです。

 

1849年孝明天皇より

「学習院」の額が下賜されています

 

ちょうど今はよくテレビでも

幕末の歴史が取り上げられています

梨木神社の三条実万という方も

調べていくと

なかなかおもしろいことが

わかってきます。

 

最近、なんとなく点として

見ていたものが

つながりを見せてくるのは

興味が一層湧いてきます。

 

 

 

 

 

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高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種

2017-12-27 19:43:20 | 住職の活動日記

最近、「高齢者・高齢者!」と

よく言葉が出てきます。

先日の自動車運転高齢者講習

それから、数か月前に来ていたのですが

「高齢者肺炎球菌ワクチン」を

接種してくださいという案内

 

 

 

延び延びになって

年内にと思って今日接種しました。

「忘れないようにしてくださいよ!」

「5年に1回ですから!!」

としつこいくらい言われましたので

念のために

忘れないためにもブログにアップします

時間が立つと、ついつい

何時だったかな?? と

分からなくなりますので!

 

 

こういうシールも頂きました

見えるところやお薬手帳に貼って

忘れないようにしてください!

と、さらに念押しされました。

 

そういえば、なかなか思い出せなくて

頓珍漢な受け答えになりますので

やはり高齢者です。

 

「高齢者」

気分は若いつもりですが

こういう言葉を繰りかえされる度

次第に思い知らされ

身に添って来るのでしょう。

 

 

 

待たされている間

ロビーのシクラメンがとても美しい

姿が目に入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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