明日は啓蟄
いよいよ、虫たちも動き出す
今日は晴れでもまた明日からは雨
だんだん春めいてきます。
かな書道も今期はこれで終わり
ということで、
今日はお手本なしで
「春が来た 春が来た」
の歌を自由に思うように書いて見て
ということです。
手本を見ながら臨書ということは
慣れているのですが
いざ自由にと言われると
どう書いてよいやら
迷ってしまいます。
ところが、
根が勝手気儘な性格なのか
好きにと言われる
俄然、意欲が出てくるのが
私なのです。
今まで、添削してもらえなかった
というか出せなかったのですが
今日ばかりは一番い
書きあげてしまいました。
お手本がないのですから
どれが正解ということはありません
みな思い思いの作品が並びます
それぞれに個性が出るようです
それに今回は
良寛さんの書をコピーして
その解説でしたので
良寛さん宜しく
筆の一番先端を持ってということで
いつもは鉛筆を持つように
穂先の近くを持って書くのですが
今日はまるで達人のように
一番端っこを以ての挑戦です。
それも書きにくかったようです。
いつもは一番い出す方の方が
悪戦苦闘！
さすが、
先生は見事です。
文字を書くというより
文字の線を楽しむ
余白を楽しむ
私たちは何が書いてあるのか
まず読みたがるのですが
墨の濃さとか
線の繋がり具合を楽しんで
ということのようです。
実をいうと
作品も書けないし
一向に上達しないし
休みがち
もう、止めてしまおうかと
思っていた矢先でした。
臨書も大切ですが
自分の書を作り上げるという
面白さもあるようで
今日は休まなくてよかったと
自分なりに励んでみようかと
思い直したところでした。
