大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

猪鼻神社

2012-12-11 17:56:21 | 金時ハイキング
2012年12月11日 快晴 無風
  今日は昨日までの天気が嘘のように穏やかに晴れ上がり風もありませんでした。この様な日に山頂に立つと視界良好で気持ちいいでしょうね。大山鹿は残念ながら本日もお勤めで額に汗して働きました。信州に出撃しましたが、朝のお天気ニュースでは信州のとこかで-20℃を記録したと放送していたので、冬用のコート、レッグウォーマー、襟巻き、薄手のカーデガンなど普段より厳重な出で立ちでの出撃となりました。信州の様子は撮影してきましたのでご覧下さい。
  さて、先日、金時山に登ってから気になっていた山頂の祠(神社)を少し調べて見ました。金時山は1,820年頃に編さんされた駿河記によれば、源氏に仕えた坂田公時がこの近所で育ったことから金時山と呼ばれたとの記述があるそうです。それ以前は猪鼻山と呼ばれていたようで、今でも、金時山、別名で猪鼻山と記述されるケースも多々あります。てっきり、金時山頂の祠(神社)は箱根町にある公時神社の奥社と思っていましたが、どうやら猪鼻山の時代からのようです。いろいろ、調べましたが由緒は分かりませんでした。猪鼻は山の形から銘々されているようなので、所謂、山の神の一種、つまり、霊山信仰と考えるのが素直と思います。神々の時代にある古い神を天一族が征服して、新しい名前にしたのとは少し違いそうです。  次の疑問は何故3個も祠(神社)があるのか?以前、金時登山のブログで山頂には金時茶屋と金太郎茶屋の2軒の茶屋が小山町と箱根町の領地にあるとことを行政の弊害と書きましたが、猪鼻神社も茶屋に準じているようです。つまり、小山町民向けの猪鼻神社、箱根町民向け猪鼻神社、そして、第三の町である南足柄市も山頂に土地を確保しているようで、南足柄市民向けの猪鼻神社もあります。更に、分かりにくいのは、それぞれの祠(神社)が自分の町や市の方角に向けて建てられているので、山頂で祠(神社)を見たときは混乱してしまいました。本来、公時さんは、足柄山の金太郎君ですから、問題はこの足柄城を中心とした地方を3つに分割したことにあるようです。

小山町民向けの猪鼻神社


箱根町民向けの猪鼻神社(一番可愛い祠です)


南足柄市民向け猪鼻神社(最近、土台部を補修したようです)


この行政感覚は何とかなりませんかね。山や尾根は境に成り易いので仕方ないのでしょうか。

さて、信州の様子ですが、予想通り雪でした。やっぱり冬支度の出かけは正解でしたね。信州では雪化粧が進んで、オー寒でした。


やっぱり信州といえば八ヶ岳ですよね。山頂に雪雲が掛かって残念でした。


そして、今日のおやつは柿の種、ソーセージ、それと、小心証明の唯の水です。