大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

鎌鼬

2012-12-12 18:15:59 | 心の風景
2012年12月12日 快晴
  今日は穏やかな快晴でしたが、この前の土曜日や日曜日のように強い風が吹くと、大山鹿が子供の頃に出会った鎌鼬を思い出します。草の実などのくっ付け合いや八手の実で打ち合いなど、野山を掛け巡って遊んだ後は草の実がズボンやセーターに付きまくって、そして、手足は鎌鼬に殺れた切り傷だらけでした。草の実には、遠くに運んでもらうようにタネには必ず引っ掛け機能が付いています。緑色のとげのような部位がそれに当ります。これがセーターなどに良く付くのです。皆さんは下の写真の様な実を集めて、付け合いっこしたことありますか。


  また、webで調べて見ると、鎌鼬は伝説の生き物で鼬の手が鎌になった妖怪のようです。大山鹿が小さい頃は忍者赤影の木の葉隠れの術が鎌鼬のイメージにピッタリでした。突風が吹き荒れ、木の葉が回転しながら舞い上がる中に入り込むと、痛く感じる間もなく手足が傷ついています。これが鎌鼬かなと思っていました。この中に妖怪・鎌鼬が潜んでいるとは露も知りませんでした。赤影の忍法「木の葉隠れ」のイメージ図です。


  こんな遊びが終わると鎌鼬に殺られた生傷が出来ている訳です。なんでもかんでも鎌鼬のせいにしてはかわいそうかもしれませんが、大山鹿のおばあちゃんは「また鎌鼬に殺られたのか」と言いながら、メンソレータム(看護婦さんが蓋に付いている方)を塗ってくれました。因みに、メンソレータムも似たようなのがあって紛らわしいですようね。日本は似たのも天国なのでしょうか?明日は、八手の実を使った篠竹鉄砲の話をします。

お休み前に本日は富士山をプレゼントします。富士の裾野で撮影しました。先日、夕日に映える富士をブログに11月22日にアップしましたが、同じ場所で本日撮影しました。雄大な富士を眺めてグッド・ナイトですわ。