間伐師匠の大内正伸さんのブログに強烈に書き込んでしまった。
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http://sun.ap.teacup.com/tamarin/645.html
これは書き留めておかなければならないだろう。
入間市産の狭山茶から1240ベクレル→全品販売禁止!
埼玉県の愚かさと、入間市教育委員会のバカさ加減。
子どもの健康よりもお茶屋の目先の利益を優先した罪は
重いのだよ。
9月8日~14日までの間に起こったことです。
・入間市の小学校では、3年生の体験授業で手もみ茶を作る。
うちの三男も3年生なので、9月6日に先生たちの判断で
手もみ茶を作り、家に帰ってから母親と飲んだ。
安全性の判断において先生たちに落ち度はないと思う。
・9月8日の読売新聞に入間市産の新茶から1240ベクレルもの
放射能が検出されたと、東京都小金井市のお茶販売業者から
小金井市を通して埼玉県に苦情が寄せられたという。
県は、お茶屋庇護のため、5月の若芽について放射線量の測定
を行わなかった。と書いてあった。
・このことにビックリした私は、8日の朝一番で入間市の
学校教育課(教育委員会)に電話を入れ、
教育課長に話を聞いた。
---- 以下そのやり取り -----
私:入間市産の新茶から1240ベクレルも出ていると読売新聞
に書いてありますが、学校教育課として手もみ茶の授業が
安全だと思っていらっしゃいますか。
課長:記事はまだ読んでいないので何とも言えません。
私:じゃあすぐに読んでください。手元にあるでしょ?
課長:はい、確かにそのように書いてありますね。
私:で、子どもたちに安全だとの判断はどうやって行っている
のですか。
課長:新聞記事が全てです。
私:ハア?
市として、学校教育課としてはどのようなデータを集めて
来たのでしょうか。それを聞かせてください。
課長:ですから新聞記事だけの判断です。
私:じゃあ学校教育課としては何も測定していないのですか?
新茶の若芽の測定ぐらいやっているのでしょう?
課長:あのー、お茶に関しては農政課の担当でして、
私たちは特に測定のようなことはやっていません。
私:えっ!?一回も測定していないの?
じゃあプールの安全性とか校庭の土とかは?
課長:特に測定していませんよ。学校教育課では。
私:子どもたちの安全を司っているのが市の教育の長である
教育委員会でしょう?お茶の授業だってあるのですから、
データは持っているのでしょう?
課長:おっしゃることは良ーっく分かりますよ。
その件につては農政課にお伝えすることは出来ますが。
私:できますが、じゃなくってさ、今行って聞いてきて下さい。
そして私にその結果を電話してください。
課長:そこまでは出来かねます。
そこまでおっしゃるのなら、ご自分で農政課に行かれたら
良いと思いますよ。校長先生にはもうお話しになられた
のですか?一度お話しに行かれては如何でしょうか?
私:あのね、市の学校教育のトップ機関の課長さんがそんな
他人事のようなことを言っていて良いのですか!
あなたが行ってきなさいよ。
そしてキチンと電話を下さい。
課長:そこまでは致しかねます。
私:じゃあ、これから市長に直談判に行っちゃうよ。
課長:どうぞ
私:話を戻しますよ。
子どもの命が懸かっている話なのですよ。
大人のメンツとかは捨ててくださいよ。
読売新聞に入間市のお茶が名指して出ているのですよ。
そのお茶で手もみ茶の授業を行わせているのは
あなたたち学校教育課なんですよ。
農政課だって大騒ぎでしょ?この記事。
埼玉県に騙されたと思うぐらいでなきゃ。
悔しくないのですか?
学校教育課と農政課の課長が一緒に市長に話しに行けば
良いのですよ。入間市がピンチですって。
子どもたちの健康をどうしてくれる!ぐらい言わな
きゃ。諸課合同の会議だってあるのでしょう?
課長:おっしゃっていることは良くわかります。
私:良く分かっているなら、すぐに農政課に行って真相を
聞いてきて下さい。あなたの判断で子どもたちの健康
に重大な影響が及ぶかも知れないのですよ。
課長:判りました。では今から行ってまいります。
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その夕方課長から電話があり、農政課でも寝耳に水であった
などと言われたとのこと。何一つ解決しなかった。
埼玉県は再度検査をやり直すとの発表を行った。
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9月12日
埼玉県は日高市の特定お茶屋農家の、僅か5検体において
再検査を実施、暫定基準値の500ベクレル未満であった
と読売新聞に発表。ただし、5月の新茶葉については
検査対象としていないという。
この段階になってもまだ新茶葉の測定を行わないとは!
これ自体がオカシイよ。僅か5検体ってなんですか!
苦情殺到・・・まあ、当然だよね。
9月13日
埼玉県に対し、国から抜き打ち検査の指示が出る。
9月14日
埼玉県は上田知事の陳謝記事とともに、読売新聞などの
各紙に今回の経緯を発表した。
埼玉版のページを2/3程も割いた記事であった。
簡単に言うと、要はお茶屋庇護のため、
5月の若芽の検査を行っておらず、指定農家から僅かな
検体提出を受け、480ベクレルを超えるものは
無かったという微妙な発表をしてのがれた。
そういうことです。
お茶は若芽にこそ放射性物質が溜まりやすい。
測っていないわきゃねーだろうに。
確信犯だぜ。
バズーカ砲で庁舎ごとぶっ飛ばしてやりたくなった。
信じられない。
子どもの未来の健康が懸かっているんだぜ。
腐りきっている。
悪いのは国と東電だろ?
後から保障だって取れるし、何とでもなることじゃないか。
子どもの命は代替えがないんだよ。
こんな能面ビーダマ野郎が政治や教育のトップにいるから
腐敗するんだよなあ。
結局、狭山茶は全量の出荷・販売が停止になりました。
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私が今回、一番腹立たしく思ったことは学校教育課。
この人たちの我関さずという態度である。
子どもの健康なんて少しも考えていないぞ。
だいいち、ここに放射線測定機が一台も無いという。
予算も無いという。
ほんと、バカヤローだ。
今後は自分たちでも測定する方向で話してはおります
と言う。やはりバカヤローだ。
プールしかり、校庭しかり、お茶しかり。
10台のハンディー測定器、20人で一気に測れば、
1日で何百検体、何百か所の測定データが集まるでしょ?
予算も時間も無いらしい。
税金はなんのため?
呆れてものも言えません。
私が担当課長だったら、みんな立って仕事しろ!
子どもたちのピンチだ、非常事態なんだぞ!
と煽りまくるぞ。
腹が立って眠れん。