宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

月齢16.3でもSAO合成ならここまで出せる!

2013-01-29 14:41:00 | 天体写真(冷却CCD)
燃え尽きてなかった。

昨晩も残雪残る裏山林道へ出撃し、月齢16.3のほぼ満月を背負
って撮影して来ました。シーイングも比較的良く、快晴微風。
今年になって7回目の出撃ですが、本当にアレコレと問題が
湧いてきて、まともに撮影できませんでした。
昨晩はやっと画にすることが出来ました。
満月期のナローバンド撮影が何処までイケるのか?
それが知りたかったのです。

IC1848付近(Hα 5nm NarrowBand Filter )
5X15min , 75min Total


IC1848付近 SAO合成 ( Hubble Palette )
S2:10X15min , Hα:5X15min , OⅢ:9X15min , 360min Total


SAO合成は総露出6時間です。
まだダーク減算もフラット補正もやっていませんが、これだけ
出せると言う傾向が分かったので十分だと思います。

HαやS2は問題ないですが、OⅢは波長が短い分イロイロと影響を
受けるようです。満月では4等星がやっと見える程度。
少しでも水蒸気やチリが多いとOⅢは吸収されたり散乱したりで、
まともに出てくれません。新月期の遠征で撮ったら、さぞ綺麗な
青になると思います。でも、新月期は普通のLRGBで撮りたい。

<総感>

快晴微風でガイドがすこぶる安定していました。
AutoSave機能で撮影中は30分とか1時間の睡眠を撮ることが
出来、通算8時間の間一度の修正も必要がありませんでした。
ここは仕事場から20分の裏山林道(標高450m)。
夜景を見ながら夜食を食べたり、本を読んだり・・・
あまりに慣れてしまって、部屋に居るのとあまり変わりません。
シュールな世界ですねえ~(^^♪

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<撮影データ>

撮影日時:2013/1/28~29
撮影地:裏山林道(標高450m)
星空指数:30点(月齢16.3、快晴微風)
気温-1℃

冷却CCD:ORION StarShoot MonoⅢ(SONY ICX285AL)
撮像鏡筒:MIZAR 10cmF6 Newtonian -> F5.21(fl=521mm)
       (自作フラットナー・レデューサー使用)
フィルタ:ORION S2,Hα,OⅢ NarrowBandFilter (5nm)
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画:***

赤道儀:TS-90S
ガイド:5cm fl=250mm + SSAG + PHD
画像処理:MaxIm DL Essentials Edition , cs5

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コメント (5)
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