宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

超ワイドマウントPKになりました。

2016-08-17 21:01:00 | 撮影機材
先日ワイドマウントPK化の改造を行いました。↓
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/609.html

タカハシ鏡筒にはこれでOKですが、MPCCⅢに流用した場合、
指定バックフォーカス55mm±1mmに対し、59mmになっておりました。
それでも300FNの直焦点撮影では案外大丈夫でした。
http://sky.ap.teacup.com/eti_forest/615.html

ところが、ZWO-CN15F4ではAPS-Cエリアから外側で一気に星像が悪化し
てしまいました。ケラレてはいたものの、標準TマウントPKの方が
遥かに良い星像でした。これでは納得できないため、MPCCⅢ指定値の
バックフォーカス55mmになるように小細工をやりました。

追記:2016/08/18
ZWO-CN15F4の光軸があり得ないほどズレておりました。
光軸が合っていればずっとマシな星像だったと思われますが、結果的に
正規のバックフォーカス位置となったので次回リベンジです。




実際にはこんな感じです。
銀色のリングが今回の小細工部分です。






TマウントPKの内側リングを使わないため、MPCCⅢの最大径である
φ44mmで使えています。もっともKマウントでφ41.3mmになりますが、
MPCCⅢまでは最大径で使えています。

さて、

これでまともな写真が撮れるに違いありません。
実際、標準TリングPKでは既に撮っていますから、星像の心配は
不要です。あとは晴れを待つばかりなり・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする