宇宙(そら)を見上げて

謎の天文機材技師 ☆男(hoshiotoko)のブログです。

ZWO-ASI294MC M42_まっとうなHDR

2018-02-16 21:54:00 | 撮影機材
どうやらデジカメと同等以上の画像が出て来ました。

Gain400 , 10X4s + 10X15s + 10x30s + 10X60s + 10x120s
Gain100 1X600s
51cut . 48min10sec Total


このくらい撮れれば上等でしょう。
ただGain400ではダイナミックレンジが狭すぎるため、
Gain120で1カット5分×12枚辺りが基本になると思います。
Gain120でHDRすれば、トラペジューム付近がもう少し表現できるでしょう。

ああ、ASI294MMがあればなあ~

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撮影日時:2018/02/14
撮影場所:カッパ池P(標高638m)
天候:薄雲多数で透明度悪
気温:-3℃ / センサ温度=3.3℃
星空指数:30
シーイング:1/5(最低シーイング)

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 , 15cm Newtonian , fl=600mm
カメラ:ZWO-ASI294MC (Sony IMX294 Back Side Illuminated CMOS m4/3)
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher ComaCorrector F4

赤道儀:90s
ガイド:50mmF4ガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3

ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:Sharp Cap 3.1(Free版)
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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カッパ池遠征の記

2018-02-16 19:39:00 | 撮影機材
遠征の相棒であるマツダMPVが車検に出て帰って来ない。
23万キロ近いので、今回もアレコレ交換部品が(-。-)y-゜゜゜

で、

代車がコレ
アクセラのSkyActive D 最上級車! しかも新車!


私の遠征荷物は大きいので、当然載りません。
今回は15cmニュートンと90s赤道儀なので大丈夫でしたが・・・狭い




某所カッパ池の湖畔にて。


いや、もっと暗いかと思いましたが、東も西も明るかった!
オマケに視界も悪く日陰でアイスバーン状態。
これなら三峰の方が暗いわ。
最近は甲府盆地の明るさが際立って凄いことになっている。
変な話し、近場の有間ダム堰堤の方が北西は暗かったりする。
(有間ダムは夜間21時から翌朝6時まで侵入禁止です)

コチラが有間ダム堰堤(2015/01/15_ラヴジョイ彗星撮影中)


話しは車に戻りますが・・・
やっぱりディーゼルはディーゼルだなあ~と言う感じです。
雑誌やメディアはSkyActive D 最高みたいな書き方をしていますが、
街乗りではハイラックスサーフかと思っちゃいます。
CX-5は良いでしょう。
でもアクセラやアテンザだと、私的には受け入れられん!
でもでも、
撮影の帰りに、代車であることを忘れてワインディングロード
してみたら速かった。 あと気持ち良いハンドリング。
飛ばして初めてディーゼル車であることを忘れる車でした。


コメント (4)
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ZWO-ASI294MC バラ星雲で検証

2018-02-16 18:31:00 | 撮影機材
1.まっとうにHDR露光した場合

Gain400 , 10X15s + 9X120s + 10X180s , 50min30sec Total


2.中ゲインで1枚撮り

Gain200 , 1X300s


3.高ゲインで短時間露光の場合

Gain400 , 10X15s , 2m30sec Total


テスト故、全画像ダーク減算もフラット補正もやっていません。

Gain400は相当なハイゲインで、デジイチだとISO6400~12800相当だと
思われます。この時のFW=500程度、DR=9bit程度とキビシイ値です。
バラ星雲はHDR撮像しなくても良いと思いますが、Gain100以下で
30秒程度の画像を加算して恒星の色とびを押さえたい所です。
1.の画像は、そのGain400で殆ど撮ったものですが、かなり十分な
画質になっていると思います。
今回の撮影環境であれば、1カット2分で30枚も撮れば十分では
ないでしょうか。
CMOS素子は短時間、多数枚が良いという話ですが、1100万画素越えの
IMX294MCで1000枚などはやりたくないですね!

15秒×10枚では3.の状態であり、それなりに写っていますが
枚数が圧倒的に足りていません。それなら2.の1カットの方が
良いと感じました。IMX294の場合は・・・

やはり、DSO狙いならモノクロのIMX174がベストかと思われます。
IMX183は600万画素もあるので、ラッキーイメジングではファイルが
とんでもないことになりそうです。

<結論>

・ZWO-ASI294MCはHα領域も十分に表現できる。
・CCDにはないLV転送が魅力的。
・非冷却でも今回の気温では撮像素子も3.3℃と低温で低ノイズだった。
・非冷却品は小型、低消費電力でハンドリングが楽。

う~ん、かなり気に入りました。(^^♪

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撮影日時:2018/02/14
撮影場所:カッパ池P(標高638m)
天候:薄雲多数で透明度悪
気温:-3℃ / センサ温度=3.3℃
星空指数:30
シーイング:1/5(最低シーイング)

撮像鏡筒:ZWO-CN15F4 , 15cm Newtonian , fl=600mm
カメラ:ZWO-ASI294MC (Sony IMX294 Back Side Illuminated CMOS m4/3)
フィルター:LPS-P2
コマコレクター:SkyWatcher ComaCorrector F4

赤道儀:90s
ガイド:50mmF4ガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.3

ASCOM Platform 6.3
撮像ソフト:Sharp Cap 3.1(Free版)
画像処理:SI7 , Photoshop_cc

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