USB3.1TypeC Gen1 5mリピーターケーブルテストを実施。
ついでにUSB DIGITAL TESTERもテスト。
<構成>
・SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
・ASI183MM_Pro
・QHY5L-ⅡM
・Orion NautilusFilterWheel 1.25"X7
・Lenovo C340(15inch)
・SuperStarⅤ
・ShapCap3.2Pro
・ASCOM Platform6.4
・PHD2.6.6
・サンワサプライ USB Type-Cリピーターケーブル5m
・USB DIGITAL TESTER
配線はこんな感じです。
パソコンは5mの彼方へ。
通信はTypeC 1本だけです。
使ったリピータケーブルはこれ。
USB2.0系で組んであった汎用配線ボックスを外し、
USB3.0系で統一しました。また汎用ボックスではなく、
ドライバボックスに収納。箱がひとつ減りました。
これらのケーブル、リピーター、ACアダプターは軽くまとめて
あるだけです。あまりギチギチにしないことがポイント。
ASI183MM_ProやASI294MC_ProにあるUSB2.0ハブを有効に利用して
配線を減らす目的もあります。USB3.0でまとめたのに、ハブが
USB2.0ではどうかと思いましたが、通信が引っ掛かることもなく
快調に動作しています。
気になるのはUSB電源を何処から取るかと言うことです。
TypeC規格では、標準で3Aもの電流を取り出せます。
USB3.0でも、TypeA規格コネクタでは0.9Aまでです。
今回のシステムではパソコン、リピーターケーブル用外部電源、
ASI183MM_Pro用DC12Vから作られているであろう5V電源があります。
まずは全ての外部電源を使った状態で測定。
あれま、パソコンからの電源はカットオフされて0.00Aですね。
次に、リピーターケーブル用外部電源を抜いてみます。
おお、0.14Aになりました。
しかしながら、フィルタホイールを回転させても電流値は微変動。
予想値よりも遥かに少ない電流値です。
では、ASI183MM_Proの外部電源であるDC12[V]を抜いてみます。
0.38Aになりました。
まあ、こんなものでしょうね。
そこで、FilterWheelを回転させてみます。
0.49Aとなりました。
フィルターが交換される時間が短いため、タイミング良く写真が
撮れませんでした。実際には0.56A流れていました。
この値はUSB2.0の1ポート規格値を超えています。
USB2.0は1ポート0.5Aまでです。
USB3.0の青いポートを使っていれば、TypeAポートでも0.9Aですから
余裕で対応できます。TypeCなら3Aなので全く問題がありません。
しかしながら、
ASI183MM_ProにDC12Vを入力しないと冷却が出来ないため、
これは非現実的な使い方です。結局は全ての外部電源を使うことに
しました。パソコンからの給電はゼロですから、バッテリーの持ちが
大きく伸びるでしょう。これ、何気に重要ですよね!
このように定量的に測定しておけば、ノートPCは内部バッテリーだけで
10時間程度使える可能性が見えて来ます。
-------------
ASI-Airなどを使えばWi-Fi環境が構築出来る訳ですが、
まあ、それは今後のお楽しみ&お遊びとして取っておきましょう。
撮像中にWi-Fiがコケたら発狂するでしょうからね!( ̄▽ ̄)
ついでにUSB DIGITAL TESTERもテスト。
<構成>
・SkyMax改E-ZEUSⅡ仕様
・ASI183MM_Pro
・QHY5L-ⅡM
・Orion NautilusFilterWheel 1.25"X7
・Lenovo C340(15inch)
・SuperStarⅤ
・ShapCap3.2Pro
・ASCOM Platform6.4
・PHD2.6.6
・サンワサプライ USB Type-Cリピーターケーブル5m
・USB DIGITAL TESTER
配線はこんな感じです。
パソコンは5mの彼方へ。
通信はTypeC 1本だけです。
使ったリピータケーブルはこれ。
USB2.0系で組んであった汎用配線ボックスを外し、
USB3.0系で統一しました。また汎用ボックスではなく、
ドライバボックスに収納。箱がひとつ減りました。
これらのケーブル、リピーター、ACアダプターは軽くまとめて
あるだけです。あまりギチギチにしないことがポイント。
ASI183MM_ProやASI294MC_ProにあるUSB2.0ハブを有効に利用して
配線を減らす目的もあります。USB3.0でまとめたのに、ハブが
USB2.0ではどうかと思いましたが、通信が引っ掛かることもなく
快調に動作しています。
気になるのはUSB電源を何処から取るかと言うことです。
TypeC規格では、標準で3Aもの電流を取り出せます。
USB3.0でも、TypeA規格コネクタでは0.9Aまでです。
今回のシステムではパソコン、リピーターケーブル用外部電源、
ASI183MM_Pro用DC12Vから作られているであろう5V電源があります。
まずは全ての外部電源を使った状態で測定。
あれま、パソコンからの電源はカットオフされて0.00Aですね。
次に、リピーターケーブル用外部電源を抜いてみます。
おお、0.14Aになりました。
しかしながら、フィルタホイールを回転させても電流値は微変動。
予想値よりも遥かに少ない電流値です。
では、ASI183MM_Proの外部電源であるDC12[V]を抜いてみます。
0.38Aになりました。
まあ、こんなものでしょうね。
そこで、FilterWheelを回転させてみます。
0.49Aとなりました。
フィルターが交換される時間が短いため、タイミング良く写真が
撮れませんでした。実際には0.56A流れていました。
この値はUSB2.0の1ポート規格値を超えています。
USB2.0は1ポート0.5Aまでです。
USB3.0の青いポートを使っていれば、TypeAポートでも0.9Aですから
余裕で対応できます。TypeCなら3Aなので全く問題がありません。
しかしながら、
ASI183MM_ProにDC12Vを入力しないと冷却が出来ないため、
これは非現実的な使い方です。結局は全ての外部電源を使うことに
しました。パソコンからの給電はゼロですから、バッテリーの持ちが
大きく伸びるでしょう。これ、何気に重要ですよね!
このように定量的に測定しておけば、ノートPCは内部バッテリーだけで
10時間程度使える可能性が見えて来ます。
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ASI-Airなどを使えばWi-Fi環境が構築出来る訳ですが、
まあ、それは今後のお楽しみ&お遊びとして取っておきましょう。
撮像中にWi-Fiがコケたら発狂するでしょうからね!( ̄▽ ̄)