昨晩も晴れたので夜半過ぎからM51を撮りました。
私はいままでM51を満足に撮れたことが無く、流石に今回は上手く撮れるだろう
と思ってサクッと撮るつもりでしたが・・・
う~ん、何故か星が丸くなりません。
シーイング5/5、ガイドRMS=0.32"角で全コマガイドミス無しなのに。
ピントもバーティノフマスク+PintAide値0.1、ダイヤルゲージ管理で試写
して完璧を狙ったのですが、どうやっても星が涙目状態です。
昨日のM100はかなり満足の結果であり、直前にコリメータで光軸も合わせました。
なので、M51では事前に光軸チェックは行っていません。
画像を強調処理すると光量分布が大きく偏ていました。
そうか、イノシシが下手な光軸合わせをやりやがったな!
イノシシじゃしょうがないや。。。
もう! なんでM51に限って一度もまともに撮れないのだ。
M51 , L=14X300s , RGB(2X2bin)=each 5X300s , 2h25min Total , NoDarkAndFlat

L画像

どうやら光軸が狂っているようですが、問題は何故中一日でこんなにダメに
なってしまったのかということです。
確かに日中はドエラク暑かった。夕方から一気に気温が10℃下がった。
という状態ではありました。なので、撮影は夜半過ぎから行ったのです。
透明度悪く夜露びっしょり、庭撮りサイト周辺も水蒸気でもわ~んでした。
でも、光軸には関係ないだろうと思うのですよ。
300FNと冷却CCDでM51を4回撮って、4回とも撃沈なのです。
まったく泣けてくるわ。
時間切れでフラットもダークも撮れなかったのでFlatAideのお世話になり、
涙目星像はPITで修正しています。なので、銀河部分の解像感がまるでありません。
RGBを2X2ビニングで時間短縮し、結果にどう影響するかが今回のテストでは
ありましたが、まあ、その部分は許容範囲かな?という結果です。
星像の涙目を修正せずに銀河部分を処理すると、それなりに解像感は出ますが、
キタナイ画像だなあ~。

------------------------------------------
撮影日時:2017/05/22-23
撮影場所:庭撮りサイト(標高220m)
天候:晴れ、無風、夜露ビッショリ
気温:22℃->14℃
星空指数:50
シーイング:5/5
撮像鏡筒:GINJI-300FN改(30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:Orion StarShootMonoⅢ(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:Orion 1.25" LRGB Filters
コマコレクター:笠井コマコレ
赤道儀:GN-26S赤道儀改+E-ZEUS改
極軸合わせ:PHD2のドリフトアライン機能にて微調整
ガイド:80mmF5ガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.1
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
ASCOM Platform 6.1 SP1-6.1.1.2627
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.12
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
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私はいままでM51を満足に撮れたことが無く、流石に今回は上手く撮れるだろう
と思ってサクッと撮るつもりでしたが・・・
う~ん、何故か星が丸くなりません。
シーイング5/5、ガイドRMS=0.32"角で全コマガイドミス無しなのに。
ピントもバーティノフマスク+PintAide値0.1、ダイヤルゲージ管理で試写
して完璧を狙ったのですが、どうやっても星が涙目状態です。
昨日のM100はかなり満足の結果であり、直前にコリメータで光軸も合わせました。
なので、M51では事前に光軸チェックは行っていません。
画像を強調処理すると光量分布が大きく偏ていました。
そうか、イノシシが下手な光軸合わせをやりやがったな!
イノシシじゃしょうがないや。。。
もう! なんでM51に限って一度もまともに撮れないのだ。
M51 , L=14X300s , RGB(2X2bin)=each 5X300s , 2h25min Total , NoDarkAndFlat

L画像

どうやら光軸が狂っているようですが、問題は何故中一日でこんなにダメに
なってしまったのかということです。
確かに日中はドエラク暑かった。夕方から一気に気温が10℃下がった。
という状態ではありました。なので、撮影は夜半過ぎから行ったのです。
透明度悪く夜露びっしょり、庭撮りサイト周辺も水蒸気でもわ~んでした。
でも、光軸には関係ないだろうと思うのですよ。
300FNと冷却CCDでM51を4回撮って、4回とも撃沈なのです。
まったく泣けてくるわ。
時間切れでフラットもダークも撮れなかったのでFlatAideのお世話になり、
涙目星像はPITで修正しています。なので、銀河部分の解像感がまるでありません。
RGBを2X2ビニングで時間短縮し、結果にどう影響するかが今回のテストでは
ありましたが、まあ、その部分は許容範囲かな?という結果です。
星像の涙目を修正せずに銀河部分を処理すると、それなりに解像感は出ますが、
キタナイ画像だなあ~。

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撮影日時:2017/05/22-23
撮影場所:庭撮りサイト(標高220m)
天候:晴れ、無風、夜露ビッショリ
気温:22℃->14℃
星空指数:50
シーイング:5/5
撮像鏡筒:GINJI-300FN改(30.5cmF4 , fl=1220mm)
カメラ:Orion StarShootMonoⅢ(Sony ICX285AL 2/3inch)
フィルター:Orion 1.25" LRGB Filters
コマコレクター:笠井コマコレ
赤道儀:GN-26S赤道儀改+E-ZEUS改
極軸合わせ:PHD2のドリフトアライン機能にて微調整
ガイド:80mmF5ガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.1
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:***
フラット画像:***
フラット用ダーク画像:***
ASCOM Platform 6.1 SP1-6.1.1.2627
撮像ソフト:MaxImDL_Pro Ver6.12
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
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最近はじっくりと撮られているようですね。
でも奴らはそこまではやらないでしょう。奴らにできるのはせいぜい
足元をほじくり返して極軸をずらす程度です。
しかし、野郎どもなら何するかわかりませんが・・・。
実は、私もM51を何回も撮っているのに、今回はうまくいったと
思ったことはありません。すごく苦手な対象の一つです。
でも、特徴的な天体なので撮れたつもりで妥協しています。
他にはM81なんかも苦手ですね。
私の場合、苦手な対象は天頂より北側が多いので、ミラーの固定が甘いのかなー
なんて思ったりもしますが。
☆男さんは、横着ものの私と違い、機材をいつもしっかりセッティングされているので、
やっぱ、野郎どもがなんかやらかしたのでは?
コメントありがとうございます。
苦手な対象ってあるものですね。M81やM106は結構
イイ線行くのに、何故かM51はイカンのですよ。
昨日、コリメーションアイピースで確認したら
ちゃんと光軸が合っていました。また、
RGB画像はほぼ点像であることが判明。
厳しく見るとR画像が一番のバリピンであり、
続いてG画像、Bは気持ちズレているか?でした。
しかし、L画像は明らかな駄目画像ばかり。
ピントはL画像出会わせたのですけどね。
光軸ズレから来る光量ムラではなく、光害と水蒸気
によるバックグラウンドムラだったり、不確定要素が
多かったのかもしれません。LフィルターをSkyGlowFilter
に交換してみようかなあ?
光害残存地で水蒸気多めはLRGB撮像にとって厳しい
のかもしれません。冬場は大概成功していますし。
ワンショットカラーCCDがあるので、今度は一発撮りで
確認してみたいと思います。