5月24日~25日 入笠山天体観測所。
晴れるかなあ~と思ってお山へ行きましたが、ほぼ薄雲り状態。
まあ、今回は他にもイロイロとやることがあったので良しとします。
ヘビーなSkyMaxに6cmのAskar FRA300_ProとK-1Ⅱで撮影。
作りもしっかりした5枚玉ペッツバール鏡筒ってことで、今は無きFSQ130EDのちっちゃい版
かもしれませんね。6cmとしては高価ですけど、ダウンサイジングには良い鏡筒だと思います。
テスト撮影ですから1カット3分で3枚~5枚程度のJPEGコンポジット、かつ、トーンカーブ
程度の処理しかしていません。本当は沢山撮っていたのですけど、殆どは薄雲で真っ白な画像
でした・・・
アークトゥールス付近 ISO3200 , 3X30s
イイ感じの色が出るのはデジイチの良い所ですね。
フルサイズ四隅まで点像、かつ、周辺減光も非常に少ないです。
輝星も美しい。
M100付近 ISO3200 , 3X180s
抜けの悪い空で3カットしか使い物にならず・・・
それでも、何時ものM100がしっかりと写っており、M98、M99、M88などの大きい銀河がハッキリと
分かります。細かい銀河も沢山写っており、チャート的に使っても便利そう。
フラットもダークも撮っていないのでアレですけど、本気撮りでも楽で楽で仕方ないでしょうね。
冷却系モノクロCMOSでLRGBHaO3S2をやってみたくなりました。 コリャ英和。
M13付近 ISO3200 , 3X180s
等光度曲線
ほう、こんなにフラットなんかあ~。
以下オマケ
ガスの中のカラフルタウン ISO3200 , 5X180s
青馬らしきエリア ISO3200 , 3X180s
この鏡筒の良い所は中心星像を犠牲にせず、フルサイズ周辺まで点像を結ぶところです。
同じAskar鏡筒でも、FRA400やFRA600のスポットダイヤグラムは中心星像が大きいです。
実写では実感できないとの記事もありますが、広写野で使う鏡筒だと思います。
それはそれで良きかな・・・ですけどね!
中心のシャープさではPHQ系が良さそうで、次回の購入候補になっています。
それにしてもAskarブランド凄いですねえ。
最近ZWOブランドでも同じと思われる鏡筒がラインナップされましたが、やや安価に
設定されているようです。
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