5月4日から5日にかけて入笠山天体観測所まで出っ張って来ました。
私有地の為、外乱光なく快適な撮影が出来る筈でしたが・・・
なんと、一晩中風速20mという偏西暴風に見舞われ、車を盾に撮影しました。
5日の朝はこんなに良い天気でしたが、4日の夜はひっきりなしに雲が来るので、
2分以上のガイド撮影は出来ませんでした。

今回の機材はコレです。

ZWO-CN15F4 + 90s赤道儀はベストマッチです。

まずは筒慣らしでマルカリアンチェーンを撮影しました。
D=150mm , fl=600mmF4 , ISO12800 , 6X30s , 3min Total , Dark無し , Flat10枚

諧調反転

昇る天の川 , DFA28mmF4 , ISO3200 , 30sの1カット

昇る夏の大三角付近 , DFA28mm , ISO3200 , 8X30s , 4min Total

アンタレス付近 , DFA105mmF5.6 , ISO3200 , 25X90s , 37.5min Total

薄雲が撮れなかった為、赤いのも青いのも出てくれませんでした・・・org
銀河中心付近 , DFA105mmF5.6 , ISO3200 , 10X90s , 15min Total

M8_M20_猫の手付近 , D=150mm , fl=600mmF4 , ISO3200 , 17X90s , 25.5min Total ,
Dark 5枚 , Flat 5枚

さそり座と立ち昇る天の川(流星入り)
DFA28mmF4 , ISO3200 , 60sの1カット

見ての通り、さそり座付近はスッキリしない状態でした。
このカットだけは流れ雲が入らず、まあまあかな?と思っていましたが、
やはり低空に薄雲がありましたね。それでも、K-1の発色特性はかなり解りました。
K-1の天体適性(発色)はノーマルK-5と良く似ています。
K-5ⅡsやK-r程は赤いHⅡ領域が出ないようです。
今回の処理も全てJPEGで行っていますから、RAWから天体用現像を行えば変わる
可能性はあるでしょう。早くステライメージに対応をお願いしたいところです。
------------------------------------------
撮影日時:2016/05/04-05/05
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1850m)
天候:偏性暴風(20mとの山岳天気概況)、ちぎれ雲多数、結露無し
気温:3℃
星空指数:40
シーイング:2/5
撮像鏡筒:ZWO-CN15F4
カメラ:PENTAX K-1 + DFA28-105mm F3.5-5.6
フィルター:なし
コマコレクター:MPCCⅢ
赤道儀:90s改
ガイド:50mmF4ファインダーガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.1
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に記載
フラット画像:画像に記載
フラット用ダーク画像:***
ASCOM Platform 6.1 SP1-6.1.1.2627
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
------------------------------------------
・PHD-2のドリフトアライメントをやってみました。
子午線上赤緯0度(南中)付近の星にて方位方向のアライメント中

赤道上で東の20度付近の星にて高度のアライメント中

”ドリフト”ボタンをクリックするとアライメント評価を始めます。
2分くらいすると赤経グラフが水平になり、対して赤緯グラフが傾いて表示
されるようになります。この際、カメラ画面に紫色の点線円が出ますが、
落ち着いて来ると、どんどん円が小さくなって行きます。
両軸の評価が決定するともはや二つの線の傾きが一定となり、変化が無くなり
ます。
そうなったら”調整”をクリックしてアライメント評価を一旦中止し、
方位角を少し振ります。そして、再度”ドリフト”をクリックするともう一回
評価を始めます。二線の角度が開くようであれば、方位の修正が逆だったと言う
ことですから、再度”調整”します。これを繰り返し、二線が平行になるように
します。
方位角側の調整が完了したら、次は高度の調整を同様の手順で行います。
概ね15分もあれば両軸とも良い感じに平行グラフとなって行きます。
コレ、かなり使えると思いますよ~~(^^♪
なんちゃって極望のGN-26s改赤道儀には必須の機能で、実に有難い存在だと
解りました。今回の収穫の一つです。
私有地の為、外乱光なく快適な撮影が出来る筈でしたが・・・
なんと、一晩中風速20mという偏西暴風に見舞われ、車を盾に撮影しました。
5日の朝はこんなに良い天気でしたが、4日の夜はひっきりなしに雲が来るので、
2分以上のガイド撮影は出来ませんでした。

今回の機材はコレです。

ZWO-CN15F4 + 90s赤道儀はベストマッチです。

まずは筒慣らしでマルカリアンチェーンを撮影しました。
D=150mm , fl=600mmF4 , ISO12800 , 6X30s , 3min Total , Dark無し , Flat10枚

諧調反転

昇る天の川 , DFA28mmF4 , ISO3200 , 30sの1カット

昇る夏の大三角付近 , DFA28mm , ISO3200 , 8X30s , 4min Total

アンタレス付近 , DFA105mmF5.6 , ISO3200 , 25X90s , 37.5min Total

薄雲が撮れなかった為、赤いのも青いのも出てくれませんでした・・・org
銀河中心付近 , DFA105mmF5.6 , ISO3200 , 10X90s , 15min Total

M8_M20_猫の手付近 , D=150mm , fl=600mmF4 , ISO3200 , 17X90s , 25.5min Total ,
Dark 5枚 , Flat 5枚

さそり座と立ち昇る天の川(流星入り)
DFA28mmF4 , ISO3200 , 60sの1カット

見ての通り、さそり座付近はスッキリしない状態でした。
このカットだけは流れ雲が入らず、まあまあかな?と思っていましたが、
やはり低空に薄雲がありましたね。それでも、K-1の発色特性はかなり解りました。
K-1の天体適性(発色)はノーマルK-5と良く似ています。
K-5ⅡsやK-r程は赤いHⅡ領域が出ないようです。
今回の処理も全てJPEGで行っていますから、RAWから天体用現像を行えば変わる
可能性はあるでしょう。早くステライメージに対応をお願いしたいところです。
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撮影日時:2016/05/04-05/05
撮影場所:入笠山天体観測所(標高1850m)
天候:偏性暴風(20mとの山岳天気概況)、ちぎれ雲多数、結露無し
気温:3℃
星空指数:40
シーイング:2/5
撮像鏡筒:ZWO-CN15F4
カメラ:PENTAX K-1 + DFA28-105mm F3.5-5.6
フィルター:なし
コマコレクター:MPCCⅢ
赤道儀:90s改
ガイド:50mmF4ファインダーガイド鏡 + QHY5L-ⅡM+PHD2_Ver,2.6.1
撮像時間:画像に併記
ダーク画像:画像に記載
フラット画像:画像に記載
フラット用ダーク画像:***
ASCOM Platform 6.1 SP1-6.1.1.2627
撮像ソフト:***
画像処理:SI7 , Photoshop_cc
------------------------------------------
・PHD-2のドリフトアライメントをやってみました。
子午線上赤緯0度(南中)付近の星にて方位方向のアライメント中

赤道上で東の20度付近の星にて高度のアライメント中

”ドリフト”ボタンをクリックするとアライメント評価を始めます。
2分くらいすると赤経グラフが水平になり、対して赤緯グラフが傾いて表示
されるようになります。この際、カメラ画面に紫色の点線円が出ますが、
落ち着いて来ると、どんどん円が小さくなって行きます。
両軸の評価が決定するともはや二つの線の傾きが一定となり、変化が無くなり
ます。
そうなったら”調整”をクリックしてアライメント評価を一旦中止し、
方位角を少し振ります。そして、再度”ドリフト”をクリックするともう一回
評価を始めます。二線の角度が開くようであれば、方位の修正が逆だったと言う
ことですから、再度”調整”します。これを繰り返し、二線が平行になるように
します。
方位角側の調整が完了したら、次は高度の調整を同様の手順で行います。
概ね15分もあれば両軸とも良い感じに平行グラフとなって行きます。
コレ、かなり使えると思いますよ~~(^^♪
なんちゃって極望のGN-26s改赤道儀には必須の機能で、実に有難い存在だと
解りました。今回の収穫の一つです。
ISO12800で30秒露出でマルカリアンチェーンが、ここまで写るのって、新時代を感じますね~
STLとεを使っても30秒では、話にならない感じだと思います。画像処理技術か感度が凄いのか解りませんが、こういうカメラが普通に買えるのって、いい時代です。
同日に僕は、三峰に行きましたが、風も無く、時々雲は出るものの、観望的には、安定でした。
今回はD810Aの方とフジX-A1の方とご一緒させて頂きました。
K-1を含め、どれもISO25600で色抜けしておらず、そこそこな画像を出してきます。
凄い時代になったものです。冷却CCDのつもりで多数枚スタックしようと思うと大変な
ことになります。メモリー16GBのcore i7機でも15枚は一気に処理できずメモリーが
足りません・・・と怒られます。
画質から判断して、4枚もスタックすれば結構見られる結果となるため、
10枚以上も撮影する必要はないのかな?と感じました。
分子雲の炙り出しでもやらないかぎり、ISO12800は実用域だと思いました。
K-1の分光感度特性は一般デジイチのそれと大差なく、特に赤に強い訳では
なさそうです。そのため、手持ちのAPSCワンショット冷却CCDとの住み分けも
出来るかなと思っております。
K-1は高感度に強いので、天体は何かと楽になりそうです。
ただK-5IIs並みに赤色が出たらな~と期待しておりましたが、難しそうですかね。(^-^;
ようこそ!
ブログ、ブックマークさせて頂きました。これからも宜しくお願いします。
今回は薄雲攻撃も発生していたのでコンディションが悪かったです。
アンタレス付近は完璧な空でないと出ませんから、次回以降の課題としておきます。
この一週間は怒涛の撮影を行ってきましたが、K-1のありがたみを噛みしめています。
DFA28-105mmはテレ端での周辺減光が目立ち、アンタレス付近を炙り出すには
役不足ですね。SAMYANGの単シリーズの絞りが円形となり、初期型よりも
コーティング性能も上がっているので導入しようと思います。
135mmF2とかどうなんでしょうね?
K-1、良いですよ~~~(^^♪
星屋的にはSAMYANGの新単が充実しているので使ってみたいと思います。
200㎜以上はボーグやプロミナーも選択できますから問題なしですね!
PENTAXのフルフレーム機が世間の話題になっている事実が嬉しいですよ。
しばらくはK-1で撮りまくるつもりです。
K-5並みってことであっちに張っちゃおうかな。
使うレンズのコーティングや硝材によっても変わると思いますよ。
DFA28-105mmはF値も暗めなので淡い所が出にくいのかな?とも思います。
明るい単でISOを下げて撮ったらどうなるかも課題ですよね。
ボーグの50FL_200mmなどはレンズ枚数も少ないし良さそうですね。(^^♪
あ、
あっちにも貼ったって下さい。いいの撮れましたか?