ほーしざきの散歩道

ゆっくり歩きの散歩道、山口県を中心とした中国地方の名所旧跡巡りを紹介しています。

№17 島根県益田市 柿本神社

2006年08月31日 | 散歩道

 島根県の益田市にある柿本神社に参拝しました。祭神は飛鳥時代の歌人にして三十六歌仙の一人、歌聖と言われている柿本人麿(かきのもとのひとまろ)です。

柿本神社への石段

 

柿本神社由来には次のように記載してあります。

 柿本人麿朝臣は、七世紀末から八世紀初めの白鳳時代に活躍した宮廷歌人である。数々の格調高き、雄大荘厳な歌はまさしく言霊(ことだま)である。万葉集の代表的歌人で、一大明星である。

 

柿本神社楼門

 

百人一首に

「足曳の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜を独りおも寝む」

都に在りて

「東の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月傾きぬ」

石見にて

「石見のや高角山の木の際(ま)よりわが振る袖を妹見つらむか」

 

柿本神社本殿

 

 柿本大明神は、文学の神として学問の向上をお導きくださり、又、農産業の神・くらしをお守りくださる神として、あらたかな御神徳を戴き、広く崇敬されている。

 

 

コメント (2)
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