玉山(新高山)山頂の石碑
東北アジア最高峰の玉山を目指して午前5時18分、海抜3402mの排雲山荘を出発しました。未明より降り続く雨の中をゆっくり登って行きます。坂を登るに連れ、雨は霙に変わり、山頂方面を眺めれば、うっすらと雪が積もっているようです。
山頂方面には雪
高度が上がるに連れ、周囲の木の背丈が低くなってきます。空気が薄いので、ガイドの施さんよりゆっくり歩くよう注意されました。
風口に到着、ここで山頂に向かう最終準備。防寒対策を万全にして、いよいよ玉山山頂へ向かいます。
ガイドの施さんの先導により、急な岩斜面へ。太い鎖の助けを借りながら慎重に登って行きます。鎖から手を離せばすぐに楽になれそうですが、まだ死ぬわけにはゆきません。
これから向かう急な岩斜面を見上げながらため息が出ました。なんで北回帰線の上に雪が降っているの?。しかも4月なのに・・・・。
高山病にも負けず、登り続けること2時間40分。午前7時58分に無事東北アジア最高峰の玉山(新高山)山頂に到着しました。
雪の降る玉山山頂
高山病の私を励ましながら引率して頂いた中島先生と無事記念撮影、「手を離したら死ぬよ!」との優しい励ましをありがとうございました。
なお、前々日の登山者グループは、雪のため山頂へ行くことができなかったそうです。私たちは珍しい雪の玉山を眺めることが出来たので、本当に幸運でした。
法師崎のやまある記の編集が終了しました
詳細な登山記はHPでお楽しみ下さい