古池越しに眺める耳成山
大和三山の一つ、耳成山へ登りました。この耳成山へは山口神社への参道を辿れば、山頂までわずか5~6分で着きますが、階段の傾斜は少しきついものがあります。そこで登山時には傾斜の緩やかな遊歩道を採りました。
万葉集の中で耳成山が単独で詠まれる例はなく、他の二山とともに詠まれています。
香久山は 畝火(うねび)ををしと 耳梨(みみなし)と 相(あひ)あらそひき 神代(かみよ)より かくにあるらし 古昔(いにしへ)も 然(しか)にあれこそ うつせみも 嬬(つま)をあらそふらしき 中大兄皇子
「香具山は愛しい畝傍山を奪われまいとして、耳成山と争いました。神代からこうであるようです。昔もそうであったからこそ、今の世も、人は妻を取り合って争うようです」と言う意味です。
耳成山公園には桜が満開でした
耳成山口神社の大鳥居
耳成山口神社
詳細な登山記はHP法師崎のやまある記でお楽しみ下さい