いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

台湾ノート2015:day2-台北101は霧の中

2015-06-10 | 台湾ノート2015
永康街(ヨンカンチェ)でお茶を買い、タクシーで高層ビルの台北101へ向かいました。

時々パラリと雨が降り、何より一日中薄暗いくもーり空

お天気が良かったら展望台にも行ってみようか?と計画はあったけど、この霧じゃ上るだけ無駄だね。



世界の高層ビルランキング(高さ)によると、101階建ての台北101は第14位(2013年現在)。
2007年にドバイのビルに抜かれるまでは世界一の高さだったんだよ。

あれぇ?
私の中の1位は長いことサンシャイン60だったんだけどなぁー。
いつの間に抜かれたんだろう
(ちなみに日本のビルはTOP100にはありません)

丸いところが時計?だとして、その上にブロック(8階分ぐらいの窓)が5個積まれてるのがわかるでしょ?
このブロックが実際は8個あるのね。
けれどそこは霧の中~。

真下からてっぺんが見えないザンネンな日でした。

オフィス複合ビルの台北101は地下~5階までがショッピングゾーンでした。
回廊になった各フロアでブランド品も売っているけれど、楽しいのは雑貨のお店

ワタシとミユキは3Dマスクを買いました。
(記事はこの前アップしましたね)



厚切り・・・ならぬ『JASONS』は101以外の街にも、ちょっとした近代的なビルに入っているスーパーマーケットチェーンで、イメージで言うと「成城石井」みたいかな。

輸入食品(台湾で言うところの日本食品)が置いてあり、ハイソな奥様が買いに来るような品揃えでした。



ワタシはウーロン茶に漬け込んだシロップ漬けの「茶梅」を買いましたよ。
これは会社でお茶の時間に配るのにいいかなーと
(記事は後ほどアップしますね)


台湾ノート2015:day2-カフェぶらするなら永康街(ヨンカンチェ)

2015-05-03 | 台湾ノート2015
ディンタイフォンでお昼を済ませ、私たちはそのまま裏路地へ。

ここは東門駅。
ガイドブックでは『お茶用品を買うなら東門へ』と書かれている街です。


軒並み…ではないけれど、嗅覚を働かせれば雑貨のお店に混じって洒落た茶器のお店が見つかります。


いわゆる茶芸館というもの。


茶壺・茶杯…
目の保養には素敵だけれど、ワタシは絶対にこのスタイルでお茶を楽しむ余裕がない女。
ここは見るだけ、冷やかすだけです。


イチ・ジュー・ヒャク・セン・マン…
うわっ!その4倍
高っ



永康街(ヨンカンチェ)は、マンションの1階にカフェや雑貨屋さんがあるタイプが多く、
そこだけひっそり灯りがついています。


曇天の空。
お世辞にもきれいとは言えないマンション(アパート)。


こんな細い路地にも。


だけど、そのお店はどこも洒落ていて、いい雰囲気なの



マカロンなどの洋菓子も売っていた洗練されたお茶のお店。
でもここは店員さんが感じ悪し
お友達にお土産を探していたカナちゃんとミーちゃんは冷やかしじゃなかったのになぁ。
(ワタシはここには欲しいものなし=邪魔な客

カナちゃんに便乗して試飲させてもらったお茶も、日本人の感覚からいうと薄っいの。
これが純粋にお茶の香りを愉しむ濃さなのかな?
クンちゃんと「お湯ですか?」「あと3分、そのまま蒸らしていただけないかしら?」と言ってたほど、どこのお茶も薄いのよー


こんなお茶屋さんもあったけど、こんなところで買う勇気はないなぁ。
おじさんと対面で漢方のように量り売りしてもらう勇気…言葉が通じたとしても、ないですよ。


路地の角に、中国茶を気軽に飲めるスタンドがあったりするのもまた素敵。



「あそこの灯りのお店にも行ってみようか?」


ひっそりした脇道に発見。


【不二堂】茶所在 と書いてあります。
茶ノ在ル所ヨ ってことね。


大きな壺には 高山・凍頂・阿里山 と高そうな品種が並びます。


ここにも、ワタシの欲しいお茶はないかなぁ。
夕べカフェで飲んだお茶がもう一度飲みたいなぁ。


おぉっ!
昨日メモしておいた品種のハンコを発見!

「Excuse me. I'd like to taste these tea.」

それまでこの品種が見つからず、どこも冷やかしだったワタシにとうとう試飲の神が降りてきましたよ


店員さんは快く、お茶を入れてくれます。

「濃くね~。濃いめにお願いね~」とワタシは念じました。

そうして飲み比べた2種類のお茶…
ワタシが欲していたのはカナちゃんの言う通り【文山包種茶】という種類だとわかりました

この鼻抜けの良い香り。
夕べ飲んだお茶と同じだ
わーい



What does it mean this number?

言葉の通じない私たちと、英語で会話してくれる若い店員さん。

It's temperature.

なーるほど!
文山包種茶 は92℃のお湯で入れるのがちょうどいい温度なんだね。
(よーく見たら「℃」と小さく書いてあったけど、ワタシは品番かと思ったの)

結局、今度はワタシに便乗して同じく試飲をしたミユキとクンちゃんもこのお茶を気に入り、
3人がこのお茶を自宅用にお買い上げしました。


日本に帰り、マグカップでお茶を楽しんでいます。


中国茶の時は急須も使わないワタシの作法。
こんなワタシに高い茶器など不要なのです。


好みの濃さになるまで茶葉を開かせて…

あ~
買ってよかったこの香り。

文山包種茶(ウェンシャンポーチュンチャ) は半発酵の、もっとも緑茶に近い烏龍茶で
台湾の文山のみで生産されているんだって。
ほのかに蘭のような花の香り?がするでしょうとネットには書かれているけれど、
お鼻バカのワタシにはそれはわかりません(笑)
だけど、鼻の奥に最後に残るこの香りがたまらなく好き!
蘭かどうかはわかんないけど

自分のお気に入りを見つけるお茶の旅。
楽しかったね。

そして、永康街(ヨンカンチェ)は駅前でご飯を食べてから、場所を移してお茶をするのに最適なオサレ~な大人の街でした

台湾ノート2015:day2-鼎泰豊本店は人だかり!

2015-05-03 | 台湾ノート2015
私たちの無名なホテルじゃ、言葉の通じないタクシーの運転手さんも行けるはずがなく、中山で一番大きそうなホテルオークラに車を停めてもらいました。
ちょうどそこで偶然、午前中単独行動だった友達とも合流でき、4人が揃いましたよ。

今日のお昼は『台湾と言ったら小籠包』のセオリーに従い、小籠包を食べに行きましょ。

ワタシは小籠包はどうでもいい派(なんならこのワタシを感動させてみてよ派)なので、お店のチョイスは他の友達の権限です。

日本にも支店はあるけれど、ここはやはり本場のディンタイフォンに行きたい!という強いリクエストもあり、今日のお昼は鼎泰豊に決定

「鼎泰豊はまずたいていが並ぶわよ~」と会社でも言われていたの。
その価値があるなら並ぶのは全然平気!
…と覚悟はしていたのだけど、初日にツアーのお兄さんがバスの中で鼎泰豊のコースチケットを販売していて、
それを購入すると並ぶ時間が半分以下になるらしい。

鼎泰豊に行ったら外しちゃいけないメニューがあらかじめコースになっていて、1人700元(2,800円)のチケット。
「どうする?」「どうする?」

買っちゃおう!
並ぶ時間を短くできるなら、買ってしまえ!

そうして、東門駅前にある『鼎泰豊 本店』でチケットを見せました。


お店の前はやはり人だかり。
大陸の人、日本人に混じって、西洋の方がかなりいる…
その待ち時間は【70分】だそうです。
それが私たちのチケットで20分(50分ごぼう抜き)になりました。
(優先的に通してくれるチケットなんだね)


15分間街をぶらついてから戻り、湯気の上がるガラスに顔をへばりつけて眺めていたら、あっという間に順番が来ましたよ。

ウナギの寝床のような狭い店内を3階まで上がり、席に通されます。
店内は清潔な感じ。
けれど、狭い…

お料理は4人分にちょうど良い量が出てくるシステム。
コースなのでメニューを見る必要がありません。
お任せ~ってことね。


豆腐かん(干し豆腐)と春雨の冷製


エビ蒸し餃子
4個だとこのバランス(笑)


小籠包は全部で20個。
1人5個はちょうどいいぞ。


あれ?
湯気・・・少なくない?


ピントが合わず美味しそうに見えないね(笑)

あらら
この小籠包、あんまり熱くありません…

ふーふー ジュワ~あちち!
を期待しているとちょっと拍子抜けかな?
ミユキちゃんと2人「これちょっと我慢すれば一気に食べられるね」とささやきあいました。


青菜炒め
ここでもほうれん草。
4人が食べたいのは空芯菜なんだけど…
季節じゃないのかしら?それとも単価の問題?


翡翠餃子とお魚の餃子
ワタシはやっぱり焼き餃子以外の点心が得意じゃない系~
全然感動できませーん。


チャーハンはうまいと評判の鼎泰豊。
必ず頼めと誰にでも言われる鼎泰豊。
うー…ん…
もっとおいしいところをワタシは知ってる気がする
これは大皿にレンゲで食べてこそかも?


ガイドブックで見て気になっていた『カニ味噌小籠包』をワタシのわがままで追加オーダーさせてもらいました。
そしてそれはやはりわがままでした(笑)
カニ味噌の風味?
した?


これも定評のある(らしい)酸辣湯。
ここまで、多すぎず少なすぎず、とてもいいバランスで出されていたのに、
なんでこれだけ大盛り一杯

飲んでも飲んでもちっとも減らない酸辣湯…
もちろん、少ない不満よりは全然いいです。
でも…残しちゃいました。


お世辞にも広いとは言えない造りだけれど、ここ本店から鼎泰豊の歴史は始まり、世界へと広がっていったのだと思うとそれはそれですごいじゃないの。

でも、ワタシにはnextはないかなー。

いつかもっと感動する小籠包に出会えるのか、そもそもがあまり好きではないのか…
それは現時点では不明だわぁ。

台湾ノート2015:day2-国立故宮博物院

2015-05-03 | 台湾ノート2015
「善導寺駅」から「士林駅」へ、板南線と淡水線を乗り継いで行った先は、この旅で最も観光地らしい場所『国立故宮博物院』です。

士林駅から博物院まではバスルートもあるのですが、時短のためにタクシーに初乗り~
台湾のタクシーはイエローキャブ。
雰囲気はニューヨークみたいね。

駅で拾ったタクシー、車体はきれいだけどシートは古く斜めっていて、後部座席に3人で座って両サイドが沈んでいたの。
ワタシは真ん中に座り両足を踏ん張ったけど、右と左に座った2人は身体を水平にキープするのが難しい。
やがてワタシも片方に倒れこんでしまい、降りた時には3人ともが腰が痛いアイタタタ・・・でした



タクシーの運転席は軒並みデコラティブで、造花やポンポン付きのカーテンやら、運転手さんの個性に合わせた飾りがすごいわ。
(運転のジャマじゃないのかな?)

正式な正面玄関から入りたかったけれど、タクシーは第一展覧室のすぐ下に到着し(バスやタクシーが着く所)、歩かずに建物の中に入ることができました。

入場券。

これは昔に教科書で見た記憶があるなぁ。
昔の宮廷の人はこんな硬くて痛い枕で寝ていたのよねぇ。
寝てたというか、髪形を崩さないために首の下に入れて横になってただけ?
おー、考えただけで疲れそう。
【北宋 定窯 白磁嬰児型枕】

ハラウのクラスメートのクミちゃんが
「朝早く行かないと大陸の方がすごいからね」と言ってた意味がここに来てわかったわ。
大陸の方たち、チョー団体さんなんだ!

30人からの団体が何組も・・・まるで小学校の朝礼のように並んでいるの。
そして旗を先頭に順繰りに入口から入っていく。
「うわこの後ろに並ぶの?」とアセッたら、「個人入口」は別にありました。
ほっ

中は撮影禁止なのでお写真なーし

まずは3階に上がり、銅器から・・・
中腰になりながらかなり真剣に見ちゃったねー。

はっ!と気づき、「ハクサイ見なくちゃ!」



ワタシ、ここの3大至宝のことも全く知らずに、クミちゃんに「ハクサイとカクニを見てくるのよ~」と言われても???だったの。
その後、ガイドブックでさんざん目にした白菜と角煮の写真。
「なんなの?これ。こんなの見て感動するのかしら?」

そう思いながら、白菜のある302号室へ向かったら、あー長ーい列ができてるよ
「でもこれだけは見なくちゃね」と3人で励ましあいながら、大陸の方に混じって並ぶこと20分?

順番が来て、室内へ入ります。
302号室には白菜しか展示してないのねー

室内の見取り図は再現するとこんな感じかな?

列を何度か折れてやっと白菜の飾られているガラスケースのそばに来ました。
部分が白菜の見える部分。
それ以外からは見えないよ(人垣がすごくて)。

ワタシは3面を急にゆっくり歩き、ガラスに顔をへばりつけてじっくり見たけれど、後ろからは押されるし、係の方には「早く歩け」的に指示されるしで、まるでアイドルとの握手会のよう?

そうしてご対面したヒスイの白菜。


清 翠玉白菜(しん すいぎょくはくさい)(お写真は公式をお借りしています)

ダウンライトに浮かび上がる翡翠の白菜。
そもそも、こんなカラーリングの翡翠があることが奇跡。
普通はまだらに色が混ざる翡翠がこれだけはっきり配置されることが珍しいらしく、それを白菜に彫刻しようと思った玉匠の遊び心がまた楽しい。
ワタシ、不覚にも(不覚にも?)感動してしまったの。

なんてきれいなの?

葉っぱの部分にはキリギリスとイナゴがとまっています。
この虫の2匹目を見つけられたのも、ゆっくり(執念深く)歩いたワタシだけ。
友達2人は目立つ1匹しか観られなかったそう。
この虫たちは王室の子孫繁栄(多産の象徴)を祈っているとされているんだって。

行くまでは知らなかった白菜の彫刻品のオーラに思いがけず感動をし、もう一つの「角煮(肉形石)」も本当に素晴らしい。
角煮は着色だけど、その石の風合いがまさに角煮で、「よく角煮にしようと思いついたわねー」という感慨が深いわ。

階を2階に移し、今度は磁器類を堪能しました。(銅器より楽しいわ)
ワタシは器好きなので、見ごたえがあったなー

その後、統治時代の日台往復書簡と絵画を堪能し…
残念なのは、ワタシの好きな仏像があまりなかったこと。
けれど、今回の見学は第一展覧室のみで終了としましょ。
まずはここを見ればOKでしょう。

あー、中腰で歩いてたから、腰がイタイね(笑)




外に出て2人を建物前に残し、ワタシは正面玄関の方まで走りましたよ。
全景写真を撮らねば!


士林駅からタクシーで少し走っただけで、もうここは深い森の中。
建物の後ろの森が立派です。


これが正門。
青い屋根の建物がさっきまでいた第一展覧室。


『天下為公』(てんかいこう)…天下もって公と為す。
天下は権力者の為にあるのではなく、そこに暮らす公民の為にあるのだよ。という意味ね。
階級制度の強い大陸の政治姿勢はとてもそうは見えないが…

けれど、そうあるべきだという『礼記』の一節です。


狛犬もでかいっ!


ワタシはまたタッタッタッ(ドスドスドス?)と走って友の待つ方へ戻ります。


上から見た景色。
回りが山に囲まれたこの場所は、空気がシンとしていい気分だわ。
あそこのマンションは、きっと高級なんだろうなぁ。


城郭といった味わいのある建物。


1925年に宮殿内で清朝が持っていた美術品などを一般公開したのが始まりで、その公開から90年なんだね。
ちなみにこの故宮博物院ができたのは1948年とか?
戦火が及ばぬよう離島のこの土地に宝物を移すという開発を昔に行ったんだね。
『生日快楽』とは"お誕生日おめでとう"の意味です。

そしてお土産コーナーで、ここに来たら絶対に欲しい!と言っていたお土産も無事ゲットできました。


ワタシのコレクト品でもある箸置き。
入場券にもプリントされていた【北宋 定窯 白磁嬰児型枕】の箸置き。


ちょっと気味悪いよね(笑)


そして、ガイドブックで見て以来、絶対に絶対に◎付きで欲しかったのが白菜の箸置き


キリギリスとイナゴもちゃんと再現されているよ。


この箸置き、赤い線がテーブルだとすると、どうですか?
ちょっと変だと気づきますか?


お箸がもれなく滑り落ちます…
何度置いても必ず滑り落ちる斜めな造り…
こりゃ、不良品でしょ(笑)
未だに一度も使用できない、片方に何かを貼りつけて高さを直さない限り、永遠に日の目を見ない白菜のお箸置き。
ご購入の際はお気を付け下さい


3人でいろんな柄から悩んで一緒に買ったマスキングテープ。
みんな選ぶ柄の個性が違うね。


ワタシはこんな渋いのをチョイスしましたよ。


さぁ、街へ帰ろう。
帰りは博物院の下でタクシーを呼んでもらい、ホテルのある中山駅まで一気に帰りました。
今にも雨が降りそうな怪しい空模様…

台湾ノート2015:day2-ガイドブックに載らない名店みっけ!

2015-04-01 | 台湾ノート2015
有名なお店もいいけどさ、自分だけの(だけじゃないのは百も承知ですが)体験の中で出会ったお店って、嬉しかったりするでしょ?
ガイドブックの中のお店に行くつもりが思いがけずいいお店に出会えたら、それってワタシはとても嬉しいの。


『阜杭豆漿』に並んでいる時に、赤いポロシャツのお姉さんが試食を持って降りてきました。
こちらがお初の私たちは2階にあるのは『阜杭豆漿』だけだと思っているわけだから、豆乳屋さんから来た店員さんだと思うわけ。


トレイに乗った蒸しケーキ?のようなものを食べてみてと言っています。
「ゴマ、タロイモ、アンコ」

え?え?え?とよくわからないまま、アンコを選択。

うわっ!
何これ?
ふわふわー

こんなにふわふわな食感、ワタシ、過去に記憶にありません。


最後尾まで試食を配って上に戻ったお姉さん、間髪入れずに「ヘンマイ茶~」
(と聞こえたが、ヘンマイ茶 台湾でヒットがないところを見ると、違うねぇ)


階段の踊り場にはこんなパネルが掲げられていて、矢印が右になっているから、矢印左の『阜杭豆漿』とは違うお店だねぇ?

フードコートにはシャッターのしまっているお店がほとんどの中、満福堂餅行の『福記餅店』は朝早くからお店を開けていて台湾菓子を売っていました。
『阜杭豆漿』人気に便乗してるのね。商売熱心でヨロシイと思います。

豆乳を食べ終わったら寄ってみよう!とまんまと釣られた私たち。
食後にフードコートの端っこにある『福記餅店』さんをのぞきましたよ。

  

店舗こそスペースの狭いお店だけど、棚にはパイナップルケーキや焼き菓子も売っていて試食にケチさがない。
試食用にカットされているパイナップルケーキを、ワタシ、何回いただいたかしら
(パイナップルケーキの記事は後述)
もちろん、ヘンマイ茶も飲み放題!

「さっきのふわふわのを試食したいんですけど・・・」
日本語が上手な店長さん?に声をかけます。
アンコ以外の2種類が食べてみたいわ。
ふわふわは乾燥が大敵なので奥に引っ込めちゃってるのね。

(HPより)
アンコ以外にゴマとタロイモ。
ふぇ~本当にふわっふわだね。

ワタシ以外の2人は「タロイモ!」「アンコ!」
早々に決めてレジの店長さんにお願いしています。

ん~
どれにしよう~。人一倍悩み、やっぱりワタシもタロイモだな。
このねっとりは筆舌に尽くしがたい美味しさだわ。

「すみませーん、タロイモ1つください」
「ア・・・タロイモ・・・売リ切レマシタ」
「えぇっ

悩みは振り出しに戻り、
「じゃぁ・・・アンコをください
「アンコ・・・アー、アンコモ売リ切レデス。ゴメンナサイ」

結局ワタシに選択権はなく(笑)、だったらこんなに太っ腹に試食に使わないで欲しかったじゃないの~

聞いたらこのお店、毎日16時~19時にそれぞれ限定40本でふわふわを売りに出すんだって。
たぶん私たちが買ったのは、前の日に残った分。
毎日飛ぶように売れちゃうんだね
(余った分を試食に回し、店頭から引っ込めたのもそんな理由かな)

ってことでワタシはゴマをお買い上げ。
ホテルの冷蔵庫で保冷して、賞味期限は5日間。

【養生豆漿糕】(豆乳・米粉・蛋白・糖・油)



あー、「芋泥」が食べたかった


帰国して早速いただきます。


添付のプラスチックナイフで苦もなく切れちゃうふわふわ。





半分はおうちで、残る半分は会社でカットのデモンストレーションからやってみました。

会社の子達、口に入れるまでは「なにこれ?シベリア?」などと言っていたのだけど、
口に入れて全員びっくり

「なにこのふわっふわ!」

低糖でしっとりふわっふわ
それ以外言いようもないの。
けど、また買いたい。

ここは支店で、すぐ近くに本店があるみたいね。
http://www.man-fu-tan.com.tw

満福堂餅行の【養生豆漿糕】200元(800円)

台湾ノート2015:day2-岐阜の豆乳

2015-03-31 | 台湾ノート2015
朝ーっ

臭豆腐の晩ご飯に抑えておいたおかげか、消化酵素が頑張ってくれたのか、お腹がすいたー!とスッキリ目覚めました
今日はまる一日台北が楽しめる日。
楽しく行こう!

貴重な7回しかない食事のうちのこの朝食は、待ってました!のワタシセレクト。
あぁぁぁ~楽しみすぎてもらしそう

朝7時半。
いつもとは違う方向に歩くこと15分
目指す駅は板南線にある善福寺善導寺(シャンダオシー)駅。の駅前!

小雨ぱらつく曇天の中、「ゼンプクジ!ゼンプクジ!」と言いながら歩きました。
(本当はゼンドウジです)

ワタシが絶対に来たかったのが、『阜杭豆漿(フーハンドウジャン)』・・・通称「岐阜の豆乳」。

今でこそもう「フーハンドウジャン」と覚えたけれど、どこに行くかをみんなで検討していた頃には
この発音を覚える気がなく覚えられず、【阜】と【豆】の字だけを見て、通称「岐阜の豆乳」。

「2日目の朝は"岐阜の豆乳"に行くのね?」「オッケー!」的に、ノートに書きながらみんなで大笑いしたのでした。

この『阜杭豆漿』は、何度かTVで観たことがありました。
家で朝食を食べる人が少ないとされる台湾において、朝から行列のできる地元の人の朝食を提供しているお店なんだね。

行列覚悟!とは台湾ツウの友達にも言われていました。


その行列は、駅近くの華山市場の中に向かって早くもできています。


私たちが並んだのは階段の下。
この前TVで観た時は最後尾がビルからはみ出ていたから、それに比べたら上出来!上出来!


ちょっとずつ進み・・・
40分待ちは当たり前と言われていたのに、このままなら20分でいけるかな?
何人もテイクアウトの袋を持った人が階段を降りてきます。
職場に持参して食べるのかしら?


これが見取り図。
「排隊」とは"列に並ぶ"こと。
私たちはこのように並び、このように進まねばなりません。
わかってるよー(笑)
けれど注文が・・・
速度を乱すことなくちゃんとできるかな
それがちょっと心配・・・


店内が見えてきました。ドキドキ・・・


食事をしている人と、テイクアウトを待っている人。
観光客とジモティ。
割合では地元の人の方が多いかな。

ダウンライトを使ったほの暗い店内。
ゆったりしていていい感じ♪


彼女たちの後ろに見えるシャッターはランチタイムから開く食べ物やさん。
そう、ここはフードコートなんだって。
朝の早い時間は『阜杭豆漿』が独占してるだけなのねー。
他のお店にも来てみたいねぇ


ナンみたいなパンはこの釜で焼かれます。


8時半前。
長~いパンのこねこねをしているところが見られました。

「シェントゥージャン、ハナ!」あ、ハナじゃなかった「イー!」
シェントゥージャン、イー・・・
シェントゥージャン、イー・・・
それからー・・・


注文は任せたよ!と言われた私がブツブツと流れを止めぬように練習していたら、練習が終わらぬうちに順番が来ちゃった
少しおしゃべりをした私達の前の女の子2人組は、紙に書いたメモを見せています。
あったまいい~
会話せずに、漢字を書いたメモを見せただけでお買物終了

ドキドキ・・・

「シェン・・・」
「豆乳?甘イ豆乳?ショッパイ豆乳?」
「あ、甘いの2つ!
「ショッパイハ?」
「しょっぱいひとつ!

「パンハ?タマゴ?」
「卵のをひとつ!卵なしをひとつ!あと、甘いパンはある?」
「甘イ?甘イハナイ。」
「じゃ、それだけ!」
「ア、甘イアルヨ!甘イ、イクツ?」
「甘い、1個!」

おばちゃんがバンバン日本語で聞いてくれたおかげで、難しい中国語を話さなくても食べたいものが注文できました。
でも、ガイドブックに載っていないあの漢字の食べ物はなーに?
並んでいる間に日本語メニューを回してくれればいろんなものにチャレンジできるのになぁーと思うのだけど・・・
そこらへん貪欲ではないのね・・・

何しろ流れが左から右へ、丸亀製麺よりかなり早い速度で流れていかないとならないもんだから、即断即決。
向こうにある漢字のメニューも写真に撮ることができないわっ


そうして手に入れた朝食がこちら。(今朝はひとり欠席の3人体制です)

甜豆漿(ティェントゥージャン) 甘い豆乳 2つ
鹹豆漿(シェントゥージャン)1つ。"鹹(シェン)"とは"塩味"の意。
これは3つとも温かいやつです。
私はこのしょっぱい豆乳が食べたかったのー

それと、ナンのようなパン。
真ん中のはパイナップル?ジャムのようなものが入った甘いパンでした。


鹹豆漿には揚げパン(油條)の他に、ネギ、小エビ、ザーサイとほのかなお酢、お醤油が入っているの。


あー優しい~。
お酢が入っているから少し凝固して、まるで茶碗蒸しだわ。
お出汁も効いてる。
これ、おいしいーーー
や・さ・し・い。


卵入りの方のパン。ネギの入った卵焼きサンドー(*^^*)
パンがまさにナンで超好み!
ノーマルの方が好きという子もいたけど、私は断然卵入りだなぁ。
これらのパンを豆乳にひたして食べるんだってさー。(私はひたさないほうが美味しかったかな)

今日は食べ過ぎないように注意とパンは3人で2個!(甘いは別腹)

甘い豆乳の2人は「これをどんぶり一杯では少し多い」との感想。
一方茶碗蒸し風の方は、これでしっかりおかずスープになっており、
甘い(1)・しょっぱい(2)が3人ならベストバランスかなぁ?

「明日もここでもいいねー」とのつぶやきも聞こえた素晴らしいお店でした。
行列もナットクです!

ここは私には絶対的リピートが決定しましたー
こんなお店が日本にも欲しいなぁ。
いつかまた、戻ってくるからね。

そして、今度はもっとメニューを勉強して紙に書いて、ぷるぷるクレープ風の蛋餅(ダンピン)も食べるぞー

台湾ノート2015:day1-夜カフェ「囍壺人間茶館」で出会った!

2015-03-30 | 台湾ノート2015
夜市での『食の闘い』に破れ(笑)、電車で中山駅まで。
駅前の三越デパ地下でお土産の下見をしてから、ホテルまで歩きました。



途中、お茶好きのクンちゃんが「お茶に寄ってもいい?」

もう夜も遅く、あとはホテルに帰って寝るだけだし、ここはスタバのように”日本にもある”お店とは違うし、ワタシでも興味の持てるお店だったので、4人で夜カフェとなりました

『茶芸館』というカテゴリーのこのお店は、和風(イヤ、本当は中華風)のインテリアが素敵で、大きな公園に隣接している窓は、きっと昼には気持ちが良いことでしょう。



月曜日の夜10時なのに、まだお客様のいる店内。



久しぶりのデジカメが下手すぎますっ!



夜は使用されていない2階も、古民家風で素敵な内装。

このお店をあらかじめネットで調べていたクンちゃんは、ここの「カフェ飯」が食べたかったんだね。



肉そぼろと胡麻ソースがかかった肉麻麺(お味噌汁つき)を注文。
その他にタピオカティーも飲めるんだから、少しは胃袋に空白ができたかな?

カナちゃんはお茶のほかに「愛玉(オーギョー)ゼリー」を注文。
これはレモンの香りがさわやかで、バーミヤンのそれよりは10倍おいしかった(笑)

ワタシはお茶以外もう何もいらない。入らない。
本当におこわダメージ、恐るべし

そしてこのお茶がとても美味しく、鼻抜けの香りが素晴らしかったの。

出会った

オットが「お土産には、お前が気に入ったお茶があったらひとつ買ってきてくれればいいよ」と言っていて、それはそれでプレッシャーだったのだけど、このお茶がぜひとも買いたい!

メニューから何の気なしに選んだ品種、今となってはカナちゃんの頼んだ『高山熱香烏龍』、ワタシの頼んだ『文山包種茶』・・・どちらがどちらかわかんない

お兄さんが間違って置いていけばそれでもわからないくらい、どっちがどっちだろう???



カナちゃんのを飲み、ワタシのを飲み、カナちゃんのを飲み、ワタシのを飲み・・・
ワタシが好きなのはワタシの方だ。
けれど、これは『高山熱香烏龍』と『文山包種茶』のどっちなのーーー?

台湾ノート2015:day1-臭豆腐に挑戦!

2015-03-30 | 台湾ノート2015
たぶん、この好奇心は母譲りなの。
保守的な父に対し、母はまずは口に入れてからその「批評」をしたいタイプでした。

ワタシの2人の姉たちは父と同じ。
一風変わったものに挑戦しようとは思わないみたい。

けれどワタシは、異国の知らない食べ物や食材を、食べきれなくとも一口食べてみたいタイプなんですね。
それがいかにしてその国の人に愛されているのか?どんな味なんだろう?を知りたい気持ちが抑えられないの(笑)

新大久保で隣りのテーブルが持て余していた『ポンテギ』(かいこ)を
「1個ください」とやったのもそんな理由。
知りたい知りたいPower
(結局ポンテギはちょっとニガテと知りましたが

あの時、ポンテギをワタシに快く分けてくれた教授さんは、とても嬉しそうでした。
他国の文化を知るというのはそういうことなんだよね。



いつも中華街に行くと気になっては棚に戻しているのが、お豆腐を腐らせた発酵食品の『腐乳』なの。
たぶん、味は想像つくんだ。
あれが3個(3かけ)ぐらいで売ってれば買ってみたいのだけど、瓶に入ったそれは大きすぎて、オットと毎回「無理だよねー」と見送っているのね。
沖縄の『豆腐よう』も同じ。
たんぱく質を発酵させたもの(特に臭いよね)が食べられるかしら・・・?

台湾の夜市を予習するようになって知ったのが『臭豆腐(チョウトウフ)』の存在。
あっちの豆腐はダメ(未体験)でも、こっちの豆腐はイヤなら残せばいいし、こんな機会でもないと食べられないんだから
「ワタシ、食べます」宣言発布です

もっと学んで知ったのが、臭豆腐は腐乳や豆腐ようと違って、豆腐自体が発酵しているのではなく臭い液体にお豆腐を浸しているんだってこと。(くさやと同じ手法だね)
その液体とは、植物の汁を納豆菌と酪酸菌によって発酵させたもの。
そこに漬ける時間の長さによってレベル1からレベル15 まであると書かれたサイトもありました。

揚げたり、炒めたり・・・臭豆腐の調理方法はいくつかあるようで、
「揚げたほうが香りが薄い」と書いてあったガイドブックもあれば、
「揚げてても臭い物は臭いから要注意」と書かれているものもあり(ワタシが持っていた2冊の話です)
その真意はわかりません。

果たして、満腹に苦しむワタシだけれど、とうとう臭豆腐と相まみえる時が来ました。



≪份≫とは「ひとそろい」「人前」のことで、『一份』で「一人前」という意味になるんだね。
一人前・・・豆腐3個で40元(120円)でっせ!ってことねー。
安いねー。

くださーい


お箸の刺し方が日本人的には違反ですわね。(今気がつきました)

注文したら豆腐を軽く揚げなおしてくれて、半分にカットした後、キャベツとニンジン、ニンニクの入った甘酢をかけてくれます。
これがうまい!

甘酢と野菜のシャキシャキ。

肝心の豆腐の臭み(アンモニア臭より全然マイルドです)はほのか~に最後に残るくらいで、まったく問題ないの。
(レベル2 ぐらいなのかしら?)

これなら最近よく食べている「栃尾の油揚げ」とそんなに変わらないわ。
(栃尾の皆さん。栃尾が臭いわけじゃぁありませんよ)

周りカリッと中はあったかく、臭くもなく、甘酢野菜がおいしい。
栃尾にはいつも長ネギと味噌を合えたものを詰めるけど、今度はこんな風に甘酢をかけて食べてみるのもいいかも

クンちゃんは、つい最近美容室で「台湾で友達が臭豆腐を食べると言ってるの」という話をしたんだって。
そこの美容師さんが「臭豆腐なんて絶対に臭くて食べられないからやめておいたほうがいい!」と力説するので、
どんなに臭いのかと期待(笑)して、「くさい!クサイ!」を連発するつもりで来たのに、

「あらおいしい。」

普段からお豆腐好きのクンちゃんにもどうやらこちらの臭豆腐は合ってしまったようです

「おいしくて、ツマンナイ クンちゃんは叫びました(笑)

ほんと。
おいしくてツマンナイね。

結局ワタシは他の物は残したけれど、臭豆腐は完食
今度はレベル6ぐらいが食べてみたいなぁ、あるのなら。

ワタシの今夜の夕飯は「臭豆腐」ってことで夜市はgame overとなりました。


台湾ノート2015:day1-お通夜のような士林夜市(地下編)

2015-03-30 | 台湾ノート2015
雑貨のお店が軒を連ねる先に、『美食区』と書かれた地下への案内板がありました。



このエスカレーターを降りて地下へ行くと、そこが食べ物やさんのあるエリアになります。



いろんな臭いの混ざる空間。
まばゆいランプの元に、漢字オンパレードのメニューたち。

あぁ
空腹だったらどんなにかワクワクの空間だったろう・・・

お昼のおこわがまだ胃に残っていて、出発前の「夜市に行ったらぁ~」と楽しみで仕方なかったテンションには程遠いわ
それでもせっかく来たんだし、次に来るのがいつになるかもわからずオットにもお話をしてあげたいしで、歩みを進めるワタシに比して、他のメンバーの足の重いこと
ワタシは何度振り向いたことでしょう。
あげくには「サーッと見て帰ろうよ」とまで言い出す始末



イノシシの血のお湯・・・猪血湯・・・どんなのだろう?
元気があれば(食べないまでも)立ち止まって見てみたいところだけど、好奇心に勝るこの満腹感がとてもザンネン



お客さんに目もくれないで、黙々と働く店員さんたち。
平日の月曜日の夜でこの客の入りなら、土日はどうなってしまうんでしょう?
きっと、立錐の余地もないのかもしれません。

ワタシはみんなに「せっかく来たんだから少し座って何かを食べようよ」と声をかけたのだけど、
「外で待ってるよー」と言われた時には正直心の中は半泣きでした
会社で一緒にガイドブックに○をつけてうらやましがってくれたアキちゃんをこの時ばかりは恋しく思いました

こういう所は4人でキャーキャー言いながら分け合うから楽しいのであって、
「せっかくだから気にせず食べなよ」と言われて1人で黙々と食べるものでもありません。
とんだ計算違いが起こったもんです。

いつも丈夫で胃もたれ・胃痛と無縁の健康なワタシの胃袋でさえ、消化の速度だけは人並みなのだから、みんなも苦しかったんだよね。
もちろんこれもあのおこわのせい(笑)


「何があっても絶対に食べる
「誰も食べなくてもワタシは食べるからね
とワタシが日本で大宣言していた臭豆腐。(これについては後ほど)


ミユキが「これなら唯一食べたいかも?」と買いに行ったわたり蟹の丸揚げ。150元(600円)


大きさがぜんぜん違うのはお店の違い(笑)


せっかくだから麺を一杯・・・と買ってみた牛肉(ニューロー)麺。90元(360円)
全然減らず。


行く前は「絶対食べたいねー」と盛り上がっていた胡椒餅(焼き肉まん)も、はさみ持参で4分の1ずつにカットしたのに、なすりあう感じです(これは空腹時でも1人1個はheavyかな)
1個 50元(200円)

隣りのテーブルや向かいのお店の中も楽しそうなグループ(地元の男性多し)が、麺を食べ、フライをつつき、盛り上がって夕食しているのに、私たちのテーブルだけまるでお通夜のよう・・・
寂しい夜市デビューになってしまいました

特に、昼のおこわをみんなより少し頑張ってしまったカナちゃんは、本当にグロッキーで返す返すもかわいそう・・・
いつもの元気がウソのようです。

ワタシはねー、元気だったらこの他に牡蠣のオムレツも食べたかったの。
でも「当たったら怖いからいらない!」と反対をくらい、1人で食べられる胃の余白もなくてこれは次回に持ち越し
モアイ君と来た時に食べようっと。

ぐるっと場内を一周しても、空腹と満腹では目に入るものの楽しさが違います。
せっかく来たから見て回ってるだけ~の自分のテンションが恨めしい。

そんなわけで、残念な地下夜市になってしまいましたが、その中でひとつ特筆すべき収穫があったのが『臭豆腐』!



台湾ノート2015:day1-士林夜市は縁日みたい(地上編)

2015-03-30 | 台湾ノート2015
「台湾に行ってくるねー」と言うと、ほぼ全員が「夜市には行くの?」と聞いてきました。
それほど有名な台湾の夜市。
最近は台湾がブームなのもあり、ワタシもいくつかの番組で観ていて、とっても楽しみだった場所です

ガイドブックには何か所もの夜市が紹介されていたけれど、路地一本で終わりのところ、駅から少し遠いところ、ツーリストには少し危なそうなところ…
そんな中、士林夜市(シーリンイエシー)は屋根の下にあって雨でも大丈夫、規模も台北最大で駅から近く、TVでも何度か観ている…

初の夜市はここに決定だねーと、ガイドブックに従って士林夜市へ赴きました。
時刻は18時半。

淡水線の「剣潭(チェンタン)」駅から次の「士林」駅までの線路沿いに広域で伸びている夜市は、上野から御徒町のアメ横みたいな感じだね。

剣潭駅のホームで『Night Market』と書かれた方の出口を出たら、人波が行く方向が夜市だとわかります。
横断歩道を渡ったところからもう夜市が始まっていましたよ!


まだまだ一店舗目で食べるわけにはいかないよ~と唐揚げ屋さんを通り越し、


射的がある様子は、まさしく日本の縁日!
なるほどここは一年中がお祭りなんだねー。


この写真は、どのガイドブックにも必ず載っているカット。
ワタシもしっかりパチリ


屋根の下に入ると、そこにはたくさんの雑貨のお店が並んでいました。


黒砂糖を売る店、ビーフジャーキー、金柑の砂糖漬け など…
たぶん少しは高いであろう箱詰めのお土産食品の数々。

その中で「おっ!」と足を止めたのがキラキラチャームのお店でした。
「これヤバーい!」

何がヤバいかって?
これ、日本の半分以下の値段だ
ワタシが持っているものだからこそ、それがわかるの。


「ちょっと止まりまーすハイ」
先を進む友達に声を掛け、吟味に入りました。

これが1個100元(400円)なの
信じられない

ワタシとミユキとで「10個買えば1個オマケ」という店主の話に乗り、興奮して(いたのはワタシか)品物を選んでいたところ、日本のおばさまたちが釣られて止まりました。
「これ!丸井で1,000円以上するんですよ
聞かれてもいないのにそう教えるワタシは親切なおせっかいおばさん。
(そもそも"丸井"は全国区なのだろうか

「あらそれじゃあ買わなきゃいけないわね!」
おばさまたちも一緒に選び始めました。

記事を書くにあたり現況はどうかと先日市場調査に行きましたよ。丸井に(笑)
ハイ。台紙もまるっきり同じものが1,296円で販売中でした!

海を越える前のMade in TAIWAN物は驚くほど素敵なお値段。
会社の子たちの喜ぶ顔が目に見えるようだわ
これは小さいバッグにぶら下げるととても可愛いの。(○ンテプリマでキラキラを買うとこの何十倍もする)
ワタシは1人1人の顔を思い出しながらそれぞれの好みの物を、職場と姪っ子たちにオトナ買いしました。


次にGetしたのがスーツケースに着けるネームタグ。


これは1個50元(200円)。
モアイ君のあきれて笑う顔が目に浮かぶ♪
すっごい嬉しい!

こういう場所…こういうジャンク物?に全く興味のない(?)友達がベンチのある場所で座って待っていたので、少しプレッシャーにもなったけど、「遠慮なく見てきて」と言ってくれていたので遠慮しないでお買物を楽しみました。

ワタシのこの興奮は初めてのハワイでInternational Market Placeに遭遇した時とよく似ています。
Treasure Huntingの楽しさよ。


そして、ネイマールにそっくりの彼からTシャツを購入。



モアイ君に2枚。


ワタシに2枚。


姪っ子のチビ達に2枚。(3枚ある件は後述)


パロディーTシャツがお安めの180元(720円)で手に入りました。
(驚くほど安くはないけどね)
これが1枚300円だったら失禁してたかな(笑)

交渉したらネイマールは180元×6枚で端数の80元を負けてくれましたよ

あー楽しい
カードが使えないこの場所で、台湾ドルがどんどん出ていきました
でもこれだけ買っても8,000円。

罪悪感のない楽しい浪費。
これこそがお仕事を頑張ってお休みしてきた自分へのごほうびの気分です。