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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

1日学生

2013-08-24 | 家族・おうちバナシ
私の甥がこの4月に高校生になり、その学校でスクーリングを開いてくれたので、
今日は2人の姉と学生になりに行きました。



付属小学校の先生、付属中学校の先生、付属高校の先生が実施するさまざまなカリキュラムから選択して受講するスタイルです。

受講対象は家族、親類、友人。
学生達が学んでいる環境を知ってもらうことで、創立者の思いを理解できたり、
引いては下のお子さんも我が学園へ、という目的があると思います。
甥が小学校で失敗し中学校でも失敗し、一番難しいといわれる高校でやっと入れたこの学園は、人間形成に熱心な学園で、行き交う学校関係者の挨拶が特に素晴らしいことに感心しました。

また、世の中には1日学生になりたいオトナはたくさんいるらしく、
ロシア文学を学ぶ人、選挙制度を数学的観点から考える人、情報デザインのポスターを作る人・・・いろんな講座がありました。

その中から私と姉(次女)は午前のクラスを英語にしました。



CALL教室という最新設備では、パソコン相手に発音の練習ができるソフトを試しました。
耳からネイティブの発音を聞いて、自分が発するときに録音ボタンを押すと採点してくれる。

cheap , chip , steel , still …

いくつもの単語を発音してみると、100点もあれば45点もありました。
私はRは良いけどLの発音がダメみたいで、特にll(エルエル)のつく単語が点数があがりません。

still , bell , call …

私はネイティブと同じように言っているつもりでも、点数は今一歩でした。

今日は機械が採点しておしまいですが、普段の授業では
生徒が録音した発音を「データ提出」ボタンをクリックすることにより、先生側にストックされて、先生が全員の発音やリーディング力(りょく)を聞き、成績に反映させることができるのです。
これならテキストを1人ずつ立って読ませる必要もないわけで、すごく合理的。

また、先生がランダムに組み合わせた知らない人と、ヘッドホン越しに会話をさせられたり、英語の歌がPCから流れて、それに合わせて歌を歌う時間もありました。

「カントリーロード♪ テイクミーホーム♪」の歌を、歌詞を見ながら大声で歌う。
もちろん発音には注意しながら。
我に返ると、隣の姉も、向かいのおじちゃんも、ヘッドホンをして大きな声で英語の歌を歌っています。
自分対PCの授業なんだね。
恥ずかしいも必要ないんだ。

今の授業は進んでいるなー。
こんなことを繰り返していたら、とりあえず「外国人苦手意識」はなくなるわ。

また、長女の姉は「木炭デッサン」のクラスを受けました。



長女は三姉妹の中では一番美術の才能に長けており、
与えられた1時間の中で一応デッサンを完成させ、
先生に「陰影がよくでている」と誉められたそうです。
お姉ちゃん、いざって時に思い切りがいいんだよなー。
チキンの私じゃ、絶対ひとりで描けなかったと思うわー。

学食でランチを取り、午後は私は「美文字に激変する講座」を受けました。

つねづね、字がうまくなりたい私は、
苦手な縦書き、しかもペンでなく小筆使いのコツを教わりました。
これで芳名帳に記帳する際、少しは上手に書けるようになるかしら?

その他に音楽の授業、油絵講座、絵本の読み聞かせに学ぶ講座などもありました。

学ぶというのは楽しいことで、日常の刺激が少ないオトナでは
何か新しいことが吸収できるのがこんなに楽しいなんて。
他にも受けてみたい授業がたくさんあったなー。

勉強が義務だった頃は窮屈な思いもたくさんしたけれど、
学べるって本当はスバラシイこと。
スクーリングは1日で終わってしまっても、自分の心しだいで
毎日少しずつでも学ぶを実践することはできるんだよね。

とりあえず、せっかく教わった美文字のコツを身につくまで復習したいし、
やはり英語の勉強を強化しようと思いました。



施設もすばらしいこの学園で、貴重な青春を花開かせておくれ!
我が甥っ子よ!
あなたの通っている学校は、すばらしい人をたくさん輩出している所だよ。

おばちゃんはあなたの成長を見守っているからね!