八重のピカケが咲きましたー
咲くのか咲かないのか…長いこと硬いつぼみのままだったので、このままポトッと落ちてしまいやしないかと心配でしたが、ようやく開きました。
本当ならもっとゴージャスに開花するべきなんだけど、今年のこの開花直前の気候がピカケに良くなかったらしく、大胆に咲く前に終わってしまうのねー
(ピカケの命は3-4日です)
それでも、開いたところに鼻を近づけて香りをかぐと、ちゃんと芳香がします
カイウラニ王女さまの香りが…
ピカケ…孔雀という意味のピーコックがハワイ語になって「ピカケ」となりました。
このピカケはジャスミンの仲間なので、香りは素晴らしいものがあります
中国からハワイに入ってきた茉莉花…
ハワイ王朝末期、当時の王女だったカイウラニは、ハワイ国民のために国を守ろうと闘いました。
孔雀が好きだった王女は、自庭で孔雀を飼っていたとされ、また、香りの良い植物を好み、特にジャスミンを愛していたと言われています。
王女の代を最後にハワイ王朝は滅びてしまいますが、そのリーダーシップと才能で、国民から尊敬されていた王女。
王女亡き後、王女を偲び、このジャスミンが「ピカケ」としてハワイに残っていきました。
だから、ピカケのレイはカイウラニ王女様のレイなんです。
今ではお嫁さんが飾るような、とても高貴なレイとの位置づけなんですよ。
ワタシのこのピカケはマウイ島のカフルイの子だそうです。
「…だそうです」というのは、この苗をくれたのがキンちゃんという男性。
OL時代同期で入社したユミちゃんと去年20年ぶりに会った時、ご主人のキンちゃんがわざわざワタシにと持たせてくれた苗だったの。
「ハワイ好きのmarchちゃんに友情の鉢植え!」とカードもついていました。
キンちゃんは幼少時代をハワイで育ち、今もハワイの植物に造詣が深いの。
自宅の庭に温室を造り、東京の気候で育てるのが難しいであろうハワイの植物を実験をかねてどんどん育てている人です。
彼の家のマイレはとうとう実がなるまでになり、今度はその実で新しい芽を育ててみたり、プアケニケニでもアアリイでもレフアでも、ないものはないってくらい育てていて、失敗したら何が原因なのかを突き詰めて、ハワイに質問したりしながら解決していくような人なの。
きっとワタシのプルメリアも、冬からキンちゃんに預ければ夏にはお花満載で帰ってくるんじゃないかしら?(笑)
それくらい愛情を持って、忙しい仕事の合間に、とってもマメに植物と向き合っているんだよね。
今回、長いことつぼみの状態でなかなか咲かないピカケが不安で、キンちゃんに質問メールをしたら、
「今年は異常気象なのか、八重ピカケのつぼみが硬くて、咲きが悪いんだよね。でもよく咲かせたねぇ!」
と教えてくれたんだ。
そして「この子はマウイのカフルイから来た子だよ」と。
カフルイはサトウキビのプランテーションがあった頃、マウイで栄えた町です。
ワタシもホイケでサトウキビ列車のフラを踊ったので、親しみがある町です。
もちろんカフルイにも行ったことがありますよ。
今回、カフルイのピカケだとキンちゃんから聞き、ワタシの中でこのお花とあの情景がつながりました。
ワタシはフラで、フラをしないキンちゃんは植物で、同じハワイの方向を向き、いつもハワイを身近に置いているんだね。
今日はもう、白いお花が茶色に変色してきてしまったけど、ひと時の可愛い白い孔雀に会えて、心が豊かになりました。
ありがとうね、キンちゃん。
また来年咲かせられるように、ちゃんとワタシも向き合ってみるからね。
咲くのか咲かないのか…長いこと硬いつぼみのままだったので、このままポトッと落ちてしまいやしないかと心配でしたが、ようやく開きました。
本当ならもっとゴージャスに開花するべきなんだけど、今年のこの開花直前の気候がピカケに良くなかったらしく、大胆に咲く前に終わってしまうのねー
(ピカケの命は3-4日です)
それでも、開いたところに鼻を近づけて香りをかぐと、ちゃんと芳香がします
カイウラニ王女さまの香りが…
ピカケ…孔雀という意味のピーコックがハワイ語になって「ピカケ」となりました。
このピカケはジャスミンの仲間なので、香りは素晴らしいものがあります
中国からハワイに入ってきた茉莉花…
ハワイ王朝末期、当時の王女だったカイウラニは、ハワイ国民のために国を守ろうと闘いました。
孔雀が好きだった王女は、自庭で孔雀を飼っていたとされ、また、香りの良い植物を好み、特にジャスミンを愛していたと言われています。
王女の代を最後にハワイ王朝は滅びてしまいますが、そのリーダーシップと才能で、国民から尊敬されていた王女。
王女亡き後、王女を偲び、このジャスミンが「ピカケ」としてハワイに残っていきました。
だから、ピカケのレイはカイウラニ王女様のレイなんです。
今ではお嫁さんが飾るような、とても高貴なレイとの位置づけなんですよ。
ワタシのこのピカケはマウイ島のカフルイの子だそうです。
「…だそうです」というのは、この苗をくれたのがキンちゃんという男性。
OL時代同期で入社したユミちゃんと去年20年ぶりに会った時、ご主人のキンちゃんがわざわざワタシにと持たせてくれた苗だったの。
「ハワイ好きのmarchちゃんに友情の鉢植え!」とカードもついていました。
キンちゃんは幼少時代をハワイで育ち、今もハワイの植物に造詣が深いの。
自宅の庭に温室を造り、東京の気候で育てるのが難しいであろうハワイの植物を実験をかねてどんどん育てている人です。
彼の家のマイレはとうとう実がなるまでになり、今度はその実で新しい芽を育ててみたり、プアケニケニでもアアリイでもレフアでも、ないものはないってくらい育てていて、失敗したら何が原因なのかを突き詰めて、ハワイに質問したりしながら解決していくような人なの。
きっとワタシのプルメリアも、冬からキンちゃんに預ければ夏にはお花満載で帰ってくるんじゃないかしら?(笑)
それくらい愛情を持って、忙しい仕事の合間に、とってもマメに植物と向き合っているんだよね。
今回、長いことつぼみの状態でなかなか咲かないピカケが不安で、キンちゃんに質問メールをしたら、
「今年は異常気象なのか、八重ピカケのつぼみが硬くて、咲きが悪いんだよね。でもよく咲かせたねぇ!」
と教えてくれたんだ。
そして「この子はマウイのカフルイから来た子だよ」と。
カフルイはサトウキビのプランテーションがあった頃、マウイで栄えた町です。
ワタシもホイケでサトウキビ列車のフラを踊ったので、親しみがある町です。
もちろんカフルイにも行ったことがありますよ。
今回、カフルイのピカケだとキンちゃんから聞き、ワタシの中でこのお花とあの情景がつながりました。
ワタシはフラで、フラをしないキンちゃんは植物で、同じハワイの方向を向き、いつもハワイを身近に置いているんだね。
今日はもう、白いお花が茶色に変色してきてしまったけど、ひと時の可愛い白い孔雀に会えて、心が豊かになりました。
ありがとうね、キンちゃん。
また来年咲かせられるように、ちゃんとワタシも向き合ってみるからね。