いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

7時間もへっちゃらさ!

2019-09-14 | Hula
地元の文化会館で無料のフラステージがあることを広報で知り、ひとり行ってきました

数年前、隣の市ではメレフラタイムに舞台で踊っちゃったりもしましたが、今回はそんなつもりもなく、観られるうちは観て、飽きたら帰ればいいわね(だって無料だもの)と気楽に行ったんです。



開演は12時。
前方ど真ん中のお席に陣取り、コンビニを食べながら、楽しい舞台が始まります



文化会館の駐車場(屋外)では、おそらくまだ楽屋に入れない(順番で)チームがお化粧をしていたり、練習をしているとこともありました。

外は暑くて大~変!
けれど、早くに集まったチームはどこか邪魔にならないところ(もしくは客席)で時間を待つしかなく、そうなるとやはり踊ることが一番の安定剤ですよね。
わかります・・・



微妙に形の違う、けれど柄のテイストが同じのお衣装。
こういうの、いいなぁ。



オーガンジーに刺しゅうされたケープがゴージャスなこちらはきっと高額だったろうなぁ
クプナさん(大人の女性)にはよくお似合いの衣装でした。

県内・県外合わせて25チームくらいがエントリーしているこの発表会は、1チームが3~5曲を踊ることができ、中には7曲ご披露しているところもあり(その場合はたぶん1曲が短いと思われる)、まぁー延々フラが続きました(当たり前だ)。

どこで帰ろうかと最初こそ迷ったものの、お尻に根が生え、やがて腹も決まって、最後まで見ちゃえ~
モアイ君の晩ご飯は「ごめんねー」で済ませよう、そうしよう、と決めました



ケイキちゃん(子供たち)のフラも末恐ろしい上手さで、オトナと遜色なく楽しませてくれます。
この衣装可愛かったなぁ。
海を題材の曲、頭にはヒトデでしょうか?お星さまでしょうか?
こーいうの、着たいわぁ(世界中がやめれと言っている)



第3部は生バンドさんも加わって、全部観終わったの19時過ぎですよ

なーんと7時間以上もフラを・・・おそらく100曲以上あったのではないかしら?
けれど、好きだと全然苦じゃないんですね。
これが歌舞伎じゃまだこうはいかない

眠気も襲ってこない体調で、しっかりと楽しみました。

ワタシのハラウは昨日今日のヒット曲は踊ることがない伝統的なお教室のため、トラディショナル以外の曲はあまり知ることがありません。
つまり、美空ひばりは踊っても、AKBや星野源は踊ることがないのです、みたいな。
ま、日本の曲に例えると、何がトラディショナルってことになるかは微妙ですが
「さくらさくら」は踊っても「Body feel Exit」を踊ることはない…みたいな。

そんな環境のワタシが「お!この曲、さっきも出てきたぞ」と3回(3チームで)重複した曲を知りました。
これが今の流行りなのかぁ。
検索してみれば2017年にリリースされたハワイアン曲で、つまりはそういうことなんですね

そんな発見がホントに楽しい。
目も楽しいけれど、耳はもっと楽しい。

1チーム(1ハラウ)の発表会もいいけれど、そこのフラ(スタイル)が好きじゃないとこれがキツイ
止まることなく絶えず動くフラに酔ったこともあります
(この場合”心酔”の”酔う”ではなく乗り物”酔い”の方)

その点、複数チーム混合によるステージはいいな
緩急色々あって、みんないい!

ステキな楽曲とステキなフラ。
空調はちょうどよく、入場無料(笑)

こんないいイベント。
晩ご飯をぶっちぎっても、お出かけして良かったというものです

Pua Awapuhi をもらう

2019-09-14 | ハワイ
仕事先でジンジャーの花をいただきました。

「ジンジャーの花がようやく1輪(1本)咲いたので、Marchさんにあげる」
その方は、丁寧に和紙に包んで(花屋さん風に)持ってきてくださったの。



台風が近く、自転車で駅まで行くには帰りが不安と、バスに乗って行った日でよかった。

持ち帰った時には暑さもあってか、少しうつむき気味のお花でしたが、水を吸った翌日にはこんなに美しい姿を見せてくれましたよ。



香りは濃厚
周囲にいたみんなで鼻を近づけて、自然の作り出す芳香にしばし酔いました。

このジンジャーはハワイ語では「Awapuhi(アワプヒ)」といいます。
ジンジャーの花=Pua Awapuhi となるんですね。





咲く前のつぼみの時に茎(軸?)から摘んで編み込むと茎もデザインとして生かされた面白いレイができます。



こんな表情のレイになり、これはミクロネシアン的でもあり、男性カウボーイなどがよく身につけます。
(階下から持ってくるのが億劫で、画像お借りしました)

咲く前のお花をレイにするだなんて、もったいないやら贅沢だわで、お花の豊富なハワイじゃなきゃなかなかできませんよね



一方、開花したお花を糸で縫いつなげる方法。



これは他のお花でもよく使われる「kui」という手法なのですが、この手法でレイを作れば、カーネーションでもデンファレでもレイが作れますよ。
しかーし、このジンジャー。
実物を目の当たりにするとあまりに繊細で、このお花のどこに針(糸)を刺せるというの?
こんな長さに、重さにも耐えてレイになれるほど頑丈な花びらに見えません。
カーネーションなどはガクがしっかりしているからいくらでも縫いつなげそうですけれど、いかんせんこのジンジャーは・・・

体験したことがないのでわからない。
怖くて試しに縫うこともできない。
もったいなくて摘むこともできません。
あぁ悲しき日本人。日本の風土。

それでも目の当たりにできたPua Awapuhi。
香りもきちんとインプットできました。
それをフラにアウトプットできるかどうかはワタシの努力です。



もうお花は枯れてしまいましたが、葉っぱはまだ花瓶の中です。
母の遺品の竹の花瓶に、凛とした一輪が美しかった。

貴重な体験をありがとうございました

「俺も行く!」 第2回歌舞伎鑑賞

2019-09-14 | お出かけ
先日、人生初の歌舞伎鑑賞を果たしましてね
おひとり様歌舞伎がなかなか楽しかったんですの。

で、もし歌舞伎にハマったなら、次は市にやってくる歌舞伎を観ようと、市のお知らせに○印をしておきました。
歌舞伎を好きになるかNo more.になるかは、何しろ1回観てみないことにはわからないでしょ?
だからチケットは第1回目が終わるまで買わない。
売り切れちゃったらそれも縁、と割り切っていたんですね。

結局、次は地元に巡業で来る歌舞伎を、前回よりは「気楽に」観ようとチケットを買いに行くことにしました。


うちのオットね、ワタシが考えた「遊び(計画)」に「俺も行く!」ということが多いんですよ
別にイヤなわけじゃないんだけど、ワタシ一人じゃない場合でも「俺も行く」というので驚くことがいっぱい
6月に行った台湾もそう。
11月に予定した益子焼陶器市もそう。

そんな金魚のフンオットなので、この前の歌舞伎座は声をかけずに一人で申し込みました
もともとお盆期間が仕事だったのもあるけれど、日にちを選べばオットが行ける日もあったはず。
けれど、うっかり「俺も行く」と言われたら、万越えのチケットを2枚手配しなくちゃならないのはワタシですものね

暗黙的に我が家には、提案した方が支払う…的な空気があって(笑)、ワタシが「歌舞伎座に行く!」「俺もっ
これは危険な香りしかしませんよ

そして「モアイ君が仕事のこの日に歌舞伎座行ってくるんだぁ~」と事後報告をしたんですね


今回の申し込みですよ。
その日は日曜日。
モアイ君もお休みの日です。

ワタシはさらっと「この日、市の歌舞伎に行ってこようと思ってるんだぁ」

「へぇ~、そんなの来るんだ。俺も行こっかな」



出たよ~来たよ~
案の定「俺も行こうかな」ときましたよ

まぁ、行くのは構わないさ。
けれど、寝ないよね?
モアイ君の睡眠のためにチケットを買うのは絶対にイヤ!
歌舞伎座でスヤスヤ寝ていた周囲の人のような余裕は我が家にはないからねっ

念押しをして、瞳の奥の覚悟を読み取ってそれでも行くというので、仕方ない。
ではチケットを、今回は最初から末席と決めていたので、一番安い席を2枚買いましょうかね





ワタシは仕事から直行だったので、オットとは文化会館で待ち合わせました。
トウモロコシご飯のおにぎりを自分で持って出たので、それを開演前に食べましたよ。



演目は2つ。
お友達の好きな「松也」も出るじゃーないの。



お席は本当に後ろの方。
いいの、決めてたんだから。



今回もイヤホンガイドを借りて、ワタシはもちろん予習もして、本番に臨みます。
モアイ君にも早目にイヤホンを装てんさせ、「解説を聞きなさい」と指示しました。


【封印切(ふういんきり) 新町井筒屋の場

このお話はどこかで少し聞いたことがある様な気がします。

井筒屋お抱えの遊女梅川と恋仲になった主人公は、なんとか彼女を身請けしたいのだけど、手付金の工面ができません。
そこにライバルが現れ、梅川を身請けすると言い出し、その挑発に乗った主人公が、絶対に手をつけてはいけない武家屋敷に収めるはずの公金の封を切ってしまう・・・
公金封切りは死罪免れぬ行為のため、主人公と遊川はふたりで逃避行を始めるのです。

この主人公が中村鴈治郎さん。
扇千景さんのご長男といった方がワタシにはなじみがあります。
この鴈治郎さんが、お母様譲りの丸顔で、可愛らしすぎてワタシにはダメ。

女形の遊川役は市川高麗蔵さんなんだけど、コマゾーさんが鴈治郎さんより面長で背が高く、これまたう~ん

愛し合う2人の悲哀は十分に物語としてはウルッときたのですが、行きつ戻りつが長い!
ライバルとの挑発シーンも声が小さくていまいち意味不。

てっきり主役だと思っていた松也さんも序列的にはまだのようで、ライバル役なんだけれど、あまり表情がなくて(遠目で見えないのもあるが)、なんともピンと来ず。

もう少し前で見ればよかったのかも…との反省はありつつも、末席まで楽しめなければそこはお席じゃないわけで。

井筒屋のおかみ役の上村吉弥さんなど、いい役者さんも見つけられたので、そこは半分収穫でした。

あ。
近松門左衛門の『冥途の飛脚』を基に歌舞伎化したと書いてあるので、ちょっと知っているストーリーだったのかもしれません。

そして、歌舞伎特有の最後まで見せるわけじゃない表現。
主人公と遊川がこの先どうなるかは舞台では語らず、井筒屋から逃げるシーンまででオシマイ。
「井筒屋の場面をご覧ください」ってことなんですね。

モアイ君、起きてます。しっかりと



一幕と二幕の幕間には舞台セッティングがありました。

文化会館にはもちろん花道がないわけですが、ここを花道に見立てて、有効的に使っていましたよ。
ここに、一段高い舞台(地面)を作るってことは、第二幕は舞踊劇だよってことを前回覚えました。
舞台を一段高くすることで、足踏みの音がよく響き、つまりはタップダンス的に役者さんが踊るのです。


【蜘蛛絲梓弦(くものいとあずさのゆみはり)】

4役なさるのは扇千景さんの次男:中村扇雀さん。
この方は先日の8月歌舞伎でも二幕にわたって出ていらしたので、今のところワタシに一番ご縁のある役者さんのようです。
お兄さん(雁治郎さん)よりこちらの方が役に違和感はないけれど、やはりお歳を重ねて肌にしわが目立つ方の白塗り(女役)は少し…むむむと思うところがあります。
男性特有の骨ばった顔つきで女性を演じるのを見ると、あー、玉三郎さんや七之助さんは女役になるべくしてなっているなぁと感じました。

それでも!
扇雀さんの4役は見事で、女郎蜘蛛の精が「女童」になったり「座頭市」になったりと、早変わりよろしく場面ごとに所作を変え踊る姿は感激しました。

扇雀さんのご子息の中村虎之介さんの発声も見栄も大迫力で、次世代を担う若手のライバルたちに負けずに精進されているのがよくわかります。

女郎蜘蛛がぴゃ~っと糸を吐き、それを黒子さんがシュルシュル~と巻き取っていくのも面白く、松也さんも女郎蜘蛛に翻弄される源頼光を華やかに演じていらっしゃいました。
が、ワタシは松也さんにはハマらなかったようです…(と松也好きの友にもLINEしました)

舞台がダーンダーン!
いや、カッカッ!が近いかな?
コーンコーンかしら?
足踏みのたびに音が鳴って、楽しいったら

『戦う者同士(ここでは蜘蛛と頼光一派)が左右に首を5回・・・右左右左右と振るときは、両者の力が拮抗していることを表します。』
こんなこと、イヤホンじゃないと教えてくれないでしょう?
なるほど、首を左右に揃って振ったときは力が互角ってことなんだね。

こんな風に戦うさまを様式美として見せてくれる歌舞伎。
物語の最後にはきちんと勝ち負けがつくでなく、女郎蜘蛛を真ん中にばーん!とポーズを決めて、舞台が終わるのです。

あぁ、舞踊劇はやはり面白い
早変わりも、舞台チェンジも、なんてきらびやかで楽しいのでしょう。

横のモアイ君もずっと起きていましたよ



何を着ていけばいいのかしら?と悩んだ歌舞伎座と違い、このシト、ビーサンですよ
チリンチリーン
この気楽さは地元ならでは。

モアイ君の歌舞伎デビューはこんな風に敷居低く始まったのでした

フットネイル:モロッカンという名のカラーで

2019-09-14 | ネイルアート
4話ぐらいからたまりまくっていたドラマをいくつか観ながら、フットネイルのチェンジをしました。

泣いたり笑ったり、忙しいドラマ鑑賞。
最終回が近づき、何とか追いついた格好です。



チョイスしたのは『モロッカン』という名がついた くすんだ深いブルーのジェル。

この色がモロッコを代表した色なのかしら?とアホのように検索をしてみたら、
決してそうではないけれどモロッコは地中海と北大西洋に面した国で、そのブルーを街中多く取り入れていること。
ブルーのグラデーションによるタイルや壁など、ブルー(の表現)が豊富な国であることがわかりました。

なんだか、そんなことを知ったら、急に飾りが浮かんできましたよ



購入してあったメタルパーツのハート形を親指に乗せて、ジェルでがっちり固めました。
フットリングと相まって、モロッコで売っている宝飾品のようではありませんか?
(自己満足

爪の形も、やすりを使って整えて、少し伸ばし気味にしていけるように。
特に親指の爪には腐心しながら、お手入れしていけたらと思います。