いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

おみやげおばさん

2013-07-17 | Hula
うちのクム、キャレン先生ね。
今回、なんやらどっさりお土産を持ってきましたよ。

打ち上げが終わったらみんな自然発生的に列になって、ひとりずつクムにHUG & KISSしてから帰ります。
「クム、元気でいてね」
「すてきなサポートをありがとう」
「またハワイに行くからね」

こちらはめいめいに言葉をかけます。

クムキャレンにはできたら
「よく頑張ったね」とか、「もっと練習して素敵なダンサーになるんだよ」とか言ってほしいじゃない(笑)。

でも、今回のキャレン。
なんやらどっさりお土産を持参していて、
1人1人にチョコバーやらクッキーやら小物やら、手渡ししています。

ワタシとオットには、ハワイの2014年のカレンダー。
それと、フルーツ味のクッキー。


写真の左上にある、グリーンと黄色とオレンジの3フレーバーのクッキー。
これがチョイスされました。

「○○ and ○○~、このクッキーはねー、リリコイやらレモンの味がしておいしいのよー。」
優しい声で一生懸命にクッキーの説明を(笑)。

キャレンはとてもおしゃべりな人で、ひとりでしゃべっては1人でケラケラと笑います。
早口でしゃべられて、時にワタシが聞き取れないでいても、ニコニコと話すんです。

これから何年後に会えるかもわかんない「今生の別れ」なのに、
大きなイベントを終えて高揚した私達に、いまここで、クッキーの味の説明て
なんて可愛いんだろう。

渋滞に拍車をかけてもいけないから、こちらの言いたいことだけ言って去りました。

他の細かいお菓子は、今回ハワイから日本観光に来たデビさん家族にいただきましたよ。
パパさん、娘、姪などで構成された8名のデビさん御一行は、ディズニーシーへ行き、富士山を見、はとバスにも乗って、4日目に私達のホイケを見て…という日本観光セットを楽しまれました。
可愛いお菓子アソートをたくさん用意してくれて、それをくれました。
夜な夜な家族でホテルでこれを詰めてたかと思うと、その気持ちがうれしいよね。

    

話は恐ろしい話に変わりますよ。
私達のキャレンと同じく、ハワイでクムをされているA・Dさん。
アンティAと言った方がいいかな。
そこのインストラクターをしていた方のお話。

A先生は、日本の生徒さんにワークショップをする際、全員を行列させて1人ずつからレッスンフィーを徴収するんだそうです。
レッスンフィーを取るのが悪いんじゃないですよ。
貴重なフラを習うんですから、レッスンフィーが発生するのは当たり前です。
でも、普通のハラウなら、あらかじめ生徒でまとめて、それを封筒に入れてお渡しするんじゃないかしら?

でも、A先生は違います。
生徒を並ばせ、ひとりずつドル紙幣を手渡し…その際に、「You.」と選ばれたら、A先生がハワイから持ってきた「黒蝶貝のネックレス」やら「タヒチアンパールのイヤリング」やら「シェルで作ったチョーカー」やら、抜き打ちで手渡されるそうです。
それらの品物には「$300」「$500」などのタグが。

生徒は選ばれた以上、「ありがとうございます」といって、無条件でお支払いするんだって。

怖いでしょー。怖いよねー。

よく知ってる生徒は、A先生と目が合わないようにずっとうつむいて列に並ぶそうですが、ワークショップに初めて参加したような生徒は「私が選ばれた!」と嬉々としてお支払いするそうです。

確かにクムにはクムにしかないパワーもあるし、そのパワーをもらいたいのはわかる。
でも、それはフラを通して、クムの言葉からつかみ取ればいいことで、
クムがランダムに配るアクセサリーをありがたがるのは違うと思うなー。
こんな形で
「You.アナタニハ、コノネックレスガヨク似アウワ。ハイ500ドル。」
なんてーの、ぜったい違うと思う。
(だから友達もそのハラウを離れた)

他にはクムと直接お話ししちゃいけない(インストラクター以外)なんてハラウもあるんだよ。

うちの「おみやげおばさん」。
個別には貴重なお言葉もなかったけれど、ニコニコと1人ずつに解説付きのお菓子を配る様子を見て、
元気でいてくれればなんでもいいや~、って思いました。

ありがと。キャレン。
リリコイクッキー、味わって食べるね。


コメントを投稿