TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

白鷹の家/接地性を高めた佇まいとやわらかな光に包まれた内部空間

2010-11-08 23:53:26 | *白鷹の家
白鷹の家/SNOW LIGHT HOUSE」に関して、竣工後の写真をこれまで掲載しておりませんでしたので、少しずつこの場でお伝えしていこうと思います。

建物外観は、高さを抑え南面に大きく連続した10mほどの開口をとり、大地にへばりつくようにして接地性を高めています。
接地性の高い建築は安定感があり、見た目の安心感があります。
そして、接地性が高いことは、断熱の面からも非常に有利に働きます。
30坪ほどのコンパクトな住宅ですが、大地に根を張った巨木のように、安心感のある落ち着いた佇まいを目指しました。



2階部分は「採光断熱壁」により、全面採光を可能にしています。
積雪に影響されることなく、一年中やわらかな光に満ちたあたたかな住まいを実現しています。
採光断熱壁には、UVカット機能もあるため、木材や家具などを日焼けから守ってくれます。
この住宅では、主要な諸室を全て1階に設けており、2階は予備室としています。1階と2階をつなぐ吹抜けは、将来的に増床が可能なフレキシビリティの高い計画となっています。

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