TATSURO SHIBUYA + ARCHITECTURE LANDSCAPE DESIGN STUDIO

アーキテクチュアは建築、ランドスケープは景観。風景を生かす建築環境デザインに取組んでいます。

VRによる空間評価

2011-01-19 11:06:28 | サステナブル建築
CAVEという3Dシミュレーション装置を活用して、VR(ヴァーチャルリアリティ)による空間評価の研究を行っています。

実際に建築や街並みを作ったり、変えたりするのは費用や時間がかかりますが、VR上であれば、比較的容易にそのシミュレーションが可能です。
例えば、街並みの景観整備や建築のエイジング(古風美)などの研究に活用できるのではないかと考えています。


白鷹の家」を体験している様子。
3次元CADでモデリングした建築空間をリアルスケール(実物大)で体験することができます。


床面もしっかりあるので、階段で2階にあがったりすることも可能です。

※写真がブレているように見えるのは、3D投影用に映像を出力しているためです。
3Dメガネをかけると、非常に臨場感のある空間体験が可能です。

大学では建築単体ではなく、周辺環境も含めた「サステナビリティ」の研究を行っています。
3次元CADやVR装置、景観シミュレーションといった先端的な技術を用いてはいますが、実際に街に出て調査(サーベイ)をしたり、模型を作ったり、自分の身体で体験しながら考え、作っていくことを信条としています。

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