蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

小寒 ・ 仕事始め

2011年01月06日 22時37分18秒 | Weblog
快晴、昼ごろに一時帰るころに少し
最低気温 4℃ 最高気温 14℃
早朝は曇って妙な暖かさで風がチョット強く、急速に回復、出社するころには快晴、一日めまぐるしく変わる天気。
温室を出る頃には霰が降っていたが家に着く時にはやんでいた。
明日の朝は今年一番の冷え込みとかで今まで出ていた乾燥注意報に低温注意報が加わった。
今日は『小寒』これから立春まで約1ヵ月間一番冷える時期、予報では強い寒波が来てかなり冷えるとか、暖房機は故障の無いように要注意。

私は国際園芸としては今日から仕事始め。
まずはハイポネックス培地の作成、基本の培地でカトレアなどの種まき、仮埴用に使う。
この前作ったのだがなぜか固まりが悪く作り直し、なぜかこの所、単純なミスで失敗している。
午前中はタンク内に残っている量だけで灌水、正月休み中、朝のうちに猫の餌をやりに来ながらバンダなどにシリンジをしていたので減っていたので2棟分ぐらい。
残りは水道水を直接かけるのでは冷たいので温室内のタンクにためて明日灌水。
午前中の残りの時間は展示室の花の終わったものの片付け植え替えを、午後には藤沢ラン展の準備でも始めようと思ったが、お客さんの相手で結局できなかった。

会長も昨日からいそがしかったらしくて熊本蘭展の忘れものの荷造りや趣味家の人の暖房機が壊れたらしくその手配など、ぶつぶつと、なかなか楽隠居はできそうにもない。

熊本は今日、審査で明日が初日。
国際は出ていないが池袋は今日が初日、近くでやっているのだから近場で済ませればよいと思うのだが社長も色々と付き合いがあるのか経費をかけて遠くまでご苦労さん。 

以下、画像をクリックで花の拡大画像

Bulb. meduse albiflorum ‘Ohyama’ バルボフィラム属 メドゥサエ アルビフロウラム ‘オオヤマ’
タイ、マレー半島、スマトラ、ボルネア原産
下側のセパルが長くひげ状に伸びて、長さ 6cm、花茎は直立して長さ 10cm、先端にボール状に花が密集して着く。
バルブ球状で高さ 3cm、葉の長さは 12cm、ヘゴ付き。
普通種は白地に点が入るがこの個体は入らない。
以前入荷した時は分けて入荷していたがこの個体はラベルが落ちてしまい判らなくて咲いて見たら点無しでした。
毎年、よく咲いてくれるが花命が短いのが残念。


Cal. rubens alba カランセ属 ルーベンス アルバ
タイ原産
花径 3.5 x 5.5cm、花茎直立し、長さ約46cm、4輪開花の蕾が5個の未確認部分が+α
バルブはヒョウタン形で高さ 8cm、9cm素焼き鉢水苔植え
ルーベンスとは赤色の意味で普通種は明るい桃紫色なのにずいぶん前に現地から入荷して咲いたら
普通種のほかに白は咲くはセミアルバ見たいのは咲くはで花を見ないと何が咲くかはわからない始末。
花を確認したものはラベルを変えているのだが完全には花を確認していないのかいまだに色々と咲いている。

ヒョウタン形のバルブが曲者で触るとくびれた部分で簡単に折れてしまう。
昔、本社で荷造りのバイトのおじいさんがいてこれを荷造りをして送ったのだが
お客様の所について開けたらもちろん折れていてクレームが入りそれ以来ヒョウタン形のカランセは荷造りをしなくなってしまった。
折れた頭の部分は水苔にでも差しておけば芽が出てくるのだが。
自然界では獣ににでも蹴飛ばされて転がり移動すのかも?
コメント
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