どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

地球温暖化と近況

2012-08-19 19:04:14 | お天気
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お盆を過ぎたら急に暑くなった。私の予想では残暑はそんなでもないはずだったが、33度を記録している。あさってには35度が予想されている。
今更太平洋高気圧ががんばっているようにも思えるが、どうも上空には寒気がいる。これまた今年の天気の特徴だ。


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さて我が家のもくれんのつぼみが大きくなっている。異常気象だからと初めは思っていたが、どうもそうでは無さそうだ。


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さてせっかく1929から60までの平均気温を作ったりしていた。なので平均最高気温を29~と81~で比較してみた。地域によって地球温暖化の影響はかなり違う。盛岡はこんな具合。



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札幌は解りやすい。実は温暖化と夏の暑さは関係がない。


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松本市のデーター。全体的に見ると暖かく7月が平年並みと変わっていない、そういった特徴がある。


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東京もそうだ。



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新潟も同様な傾向。温暖化と豪雪の可能性はあるが、このデーターでは何とも言えない。



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大阪は全体暑くなっている。



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福岡市もそうだ。


さてそれでは離島はどうだろうか。長崎・厳原と八丈島のデーターだ。


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どうも温暖化の影響で、海面温度が上がり雲の発生が増えているからこうなった、と考えられる。本当にそうかわからないが、海に取り囲まれたこの二つでは日照量が下がっている可能性がある。


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今年の我が家の畑は、マリーゴールドとナスタチュームそして人参だ。暑くて放っておいたら雑草だらけになってしまった。



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あのヤギの放牧地では、アザミの種が舞っていた。


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秋は近づいています。


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ボタンズルが咲いています。
久しぶりに体重計に載ったら、確実に5キロ太っていた。これはマズイ。体脂肪率は17%なのだが多分計測器の問題だろう。



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ヒガンバナの仲間、ネリネが咲いています。



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エノコログサ、ネコジャラシが実っています。秋の足音が近づいています。


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問題は7月の気温がなぜ下がるかだ。これは多分梅雨の時期で雲が多い事と、晴れる日が少なくなっている可能性がある。正直な所、温暖化の影響は相当めんどくさい。


盛岡のストロンチウム降下量

2012-08-19 01:05:04 | インポート
盛岡に降ったストロンチウムの降下量が発表になっていた。発表は7月24日だが、私が見落としていた。
正直な所、本当に一杯農産物の検査結果が発表になっている。これが毎日何回も発表されている。とんでもないレベルで情報を公開しているのだ。ちょっと追いつかなくなっている。
さてストロンチウムはガンマ線を出さないので検出しにくい。なので時間がかかる。その上データーを精査する過程がかかったのだろう。
その上原発事故以来速報値が重要視され、セシウムとヨウ素の検出にすべて費やされた結果だと思う。それで遅れに遅れたのだと思う。

さて盛岡で降ったストロンチウムの降下量だが、1.91Bq/㎡だ。これは降下物の積算量だ。これは盛岡市環境保険研究センターの大型水盤でで採取された試料からのものだ。
ただ同じ試料からのセシウムの量は3356Bqなの、でストロンチウム量がかなり少ない。このセシウム量が、一旦吸着した土壌や埃から水盤に戻って来ている量がかなり多いとしても、セシウムに対して1割は存在すると言われているストロンチウムでは少ない。これをどう考えるかだ。
一番考えられるのは、福島原発での核分裂の結果によるものだ。燃料や運用でこうなったのだろう。とはいってもこれは考えにくい。
次に大きいのは、ストロンチウムが消えたと言う事。だがストロンチウムの半減期は29年、セシウムは30年。そんな事があるかと言うことだ。
最悪なのは、政府による隠蔽なのだが以外と考えにくい。こういったことは以外と開けっぴろげなのだ。ただその数字を読むのがめんどくさくて、私らが匙を投げ出すだけなのだ。実際データーベースを参照したが、おおざっぱには解るが、盛岡周辺のデーターが多すぎて解らなくなった。なお重いから遠距離に飛ばなかった、と言う事は全くない。セシウムが分子量137でストロンチウムは90だ。ストロンチウムの方が軽い。よく飛ぶはずだ。
ただこういった隙に分けの分からないデーターが出てくる。




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実は県発表の添付データーだ。それをグラフ化しただけだ。
実はこのデーターだがサンプルポイントを出していない、非常に迷惑なデーターなのだが、多分盛岡市環境保険研究センター付近の土壌サンプルなのだろう。
(8/19追記:岩手県の平均との事。かなり深刻な数字だ)

文科省のデーターベースから地点を探したが、地点表示が大雑把で、短時間で探せなかった。
さてすべてのデーターを正しいとして解るのは、残留ストロンチウムの量が多い事。
衝撃的なのは、その降下量より多いストロンチウムが土壌にあったと言う事だ。これは60年代から80年代の核実験の影響だ。
県がこのデーターを添付したのは、相対化させるためだろう。しかしこれ自体がとんでもなく国内が核物質で汚染されていると言う証拠になっている。昨年骨折して、ストロンチウムには注意してカルシウム製剤をとっていたが、意味があったのかどうか。そういった数字である。