先週金曜日から雪が積もるようになりました。
土曜日はほぼ一日中おでってプラザにいました。音楽と朗読の夕べとでも言うものです。それのリハーサルとゲネプロを撮影していました。
短大生なのですが、発生やイントネーションをがんばっています。どう伝えるのか考えています。それを見ながら、なんか盛岡の若手演劇人ってなぜかこの点演劇志望でもない短大生に負けている、そう感じました。
たまに悩んで欲しいものです。滑舌は我慢するから。
外に出るとクリスマスリースが飾られていました。
県警ヘリが戻ってきました。何があったのでしょうか。
昼飯を買いに、一階の産直施設「夢街道」に行きます。
盛岡の旧市内には、商品管理の厳しいクロステラスの「賢治の大地館」が大きいですが、肴町にはこの店舗含めて二つ産直があります。この「夢街道」は季節の野菜をドカっと売るイメージがあります。なんか個人が思い思いに出品している感じが、ちょっと面白い産直です。
そこで見つけたのが、宮古市相馬菓子店のスプレッドサンドです。六つ切りの食パンを更に半分に切ったくらいのパンで、マーガリンをはさんでいます。スプレッドの味はともかく、食パンは真面目な味がします。原材料名を見てもやはりなと思います。まろやかさとやわらかさのパンです。さすがお菓子屋さんです。パン屋さんは粉の味やにおいを追求してきます。
日本には洋食屋に卸していたパン屋と、お菓子屋さんが作って来た菓子パンの伝統があるように思います。それらがいろんな地方で残っているのが面白いです。
発見したのがこのおにぎり。見えにくいですが下に100円玉を置いてみました。この巨大さで130円。店の方に伺った所、盛岡の老舗デパートカワトクの中で作っているようです。一応所在地を調べた所、菜園カワトクとアネックスカワトクなのが判明。大きい方はご飯が350グラム程度ではないのかと言うことです。大新って何のお店なんでしょうね。
以前はラップでくるんでいただけだったが、今はコンビニ風の袋に入って来るようになったと言いますから、これで儲けようと言う気は無さそうです。
味もですが、多分防腐剤無し。PH調整材や調湿材もはいっていなさそうなお味です。握って梱包するまでのチョっとした時間で表面が乾いた名残も感じます。
中身はギュっと詰まったお米と、あっさりした甘塩のシャケ、でも切り身が大きかったです。タラコはイマイチでした。
昔よくあった居酒屋の一升おにぎりに比べれば小さいですが、あれは手で持つと崩れます。皿で食べるおにぎりはおにぎりではありません。その意味ではこのサイズはほぼ最大なのではないのでしょうか。
これを握った人の手のサイズを考えると、ちょっと引きますが、お買い得の商品です。
このおにぎりを食べていたらハトが寄ってきました。とはいってもご飯粒が欲しい訳ではないようでした。
この2個を食べたら、午後の仕事がかなり厳しくなりました。本当腹一杯。なお相馬屋のパンは6時間後にようやく食べられました。
いわてわんこ兄弟の顔出しパネルです。なにかシュールです。
ちなみに岩手県北地区のマスコットの「こくっち」ですが、下の方では各地区の名物があるのに、こくっちだけ何にもないんです。ちょっとかわいそ過ぎますね。雑穀キャラの「こくっち」が、いなきびを持ってる絵柄ってどうなんでしょうね。
大体雑穀からの加工品の「そばっち」が主役顔をしているのもおかしいですね。単価的には沿岸の「うにっち」が主役でしょう。米と言う事で県南の「もちっち」も準主役級です。とはいっても「こくっち」は実は単価が高い穀物です。実はそばっちってどうなんだ?
ということで「こくっち」一オシにする事が決定しました。
そんな週末でした。おにぎりが凄かった。とにかくこれだけです。