CNNに「サンタ追跡サイト、そりを戦闘機が護衛? NORADの動画で物議」と言う記事があった。問題の映像はCGで、他愛のない物であった。だがこれに、サンタを戦闘機が護衛するとは何事か、サンタが迎撃される!子供を軍人にするつもりかと、抗議殺到したらしい。
だが問題は次のリアルな映像の方であった。そこにはサンタ追跡ミッションのドキュメンタリー風の映像があり、サンタ追跡のためにありとあらゆる方法、人工衛星・地上レーダー・イージス艦・航空母艦から潜水艦・戦闘機からセスナ機まで使った追跡まで行われている。気象データーから航路予測まで行っている。
NORADの司令官も認めているが、「サンタは未知の飛行物体に乗っている」と見られ、その最大速度は地球の自転速度を大幅に上回り、光速に近いとも言われている。当然飛行中の目撃情報がほとんど無く、NORADであっても追跡は出来るが視認や捕獲は不可能である。その状態でのこの映像は、NORADの技術では光速で動くステルス性の高い移動体でも捕捉出来る事を誇示していると思われる。
つまりサンタクロースの政治利用に当たり、この点が一番問題になる。
このサンタの政治利用では、ソ連成立後北欧諸国に亡命したサンタクロースを、デンマークが利用したという説がある。サンタクロースを信じている子供がいる限りサンタクロースは現れる義務がある。このため無宗教を標榜する共産圏には政治上派遣出来ないと言う建前で、スターリンを脅迫したものと思われる。サンタクロースが派遣されない国は夫婦間が劣悪になり、国家危機に陥ると考えられていたからである。最近でも、婦人のセックス拒否が政治を動かした例がある。
しかし現実的にスターリンは気にしなかった。逆にそれでも信じる子供がいたために、旧共産圏にも派遣せざるを得なくなり、今日のステルス性と光速移動が確立した。幸いにして正教会のクリスマスが1月7日であり、聖ニコラウス祭が12月6日なので派遣人員の確保は出来たようである。
NORADでは、現在サンタは国際上中立な北極海のどこかにいると確認している。
今回のNORADの政治利用は、このビデオを通じて仮想敵国に対して、ミサイル防衛が完璧に確立された事を誇示する物で、仮想敵国の子供たちに勝てない事を悟らせる目的で作られた。そして敵対するならサンタの派遣は無くなると暗に脅迫している物だ。
効果が出るのは20年後だろうがその長期スパンで行ったことである。そして大人たちには光速移動体も捕捉出来ると威嚇している。マッハ10程度なら確実なミサイル防衛を確立したと誇示しているのだ。
問題なのはここであって、こんな事は北アメリカの子供たちにとっては当たり前で、悪影響を懸念する必要はない。むしろアメリカは銃の取り締まりを強化した方が、子供たちには健全であろう。
サンタクロースは何者なのかというのは諸説ある。
1)聖ニコラウス説
正教会では一般的だが、いくら聖人だったとしても光速移動は不可能である。
2)奇跡説
神の奇跡とする説だが、実体経済とリンクする現象なのでこの説はおかしいとされている。北欧諸国から派遣されている説も、12月の北欧諸国の貿易赤字が毎年巨大に増大するはずなので、現在統計のない北極が考えられている。
3)超古代文明説
ウサン臭いのだが、もともとサンタクロースは冬男として冬至の頃に現れるナゾの老人だった。ネアンデルタール人の生き残りかとも言われているが、生体が光速を乗り越えられるとは思えないので、古代文明の何かが何かを起こしていると考えられる。
ただそれでもNORADが追跡出来ると言う事は、世界各国でその片鱗の解析が始まっていると考えるべきであろう。現実に光速で移動する物体を、どのような方法で追跡するのかは不明であり、光速を超える何かを使って追跡しているか、未来予知している以外はあり得ない。それも50年以上サンタの追跡をして来たと言う事は、この超古代文明がアメリカに何かをもたらしていた可能性がある。ただ現実の加工技術が追いつかなかっただけで、現在ではとんでもない事が出来る可能性がある。
ということで、本稿は超古代文明説に立脚する。それしか考えられなくなっている。
サンタクロースを信じている子供たちが増えるに従って、サンタクロースの行動範囲が飛躍的に広がった。北欧や東欧のみだったものがヨーロッパ全土に広がり、アメリカにも広がった。オーストラリアや南米まで広がるとすでに冬男の伝説は何だったのかになる。夏至を告げる冬男となる。このように急速なサンタクロースの広がりは、通信手段の広がりと一致しており、サンタクロースの存在不確実性を考えさせられる物だ。
以前のサンタクロースの特徴は
1)太った男で髪も髭も白いが若々しいと言われている。
2)本来全身真っ白な服だったが、赤のマントが付け加えられた。後年、赤のマントは無くなり、白の縁取りの赤い服に変わった。
3)東欧ではかなりの高身長とされている。
これらが今までのサンタクロース像であった。しかし日本の松任谷由実氏が看破したように「恋人がサンタクロース」であり、恋人が夫になるとサンタクロースではなくなる現象が見られる。そして子供が出来るとまたクリスマスには夫がサンタクロースになると言う変化が起きる。
また「背の高いサンタクロース」と記されているが、比較表現を使っている事から、背の低いサンタクロースも存在すると思われる。観察されるサンタクロースは大体155~200センチでBMI17以上と多様である。この事からサンタクロースは多様な表現形を持っていると観察される。
本来のサンタクロースは音速以上でもプレゼント出来る体力があるはずだ。その意味では人体の物理的条件からBMIもある一定の値に収まるはずなのだが、多様であると言う事はサンタの顕われとサンタそのものは違うと言う事になる。
サンタクロースに実存があると知れば、こうして他者に存在を与えるのは解りにくい事だ。そこで男性遺伝子の中にサンタクロース遺伝子を捜す向きもあった。男はサンタになるべく生まれた、そこに遺伝子の多様性が関与していると言う考えだ。だがサンタ遺伝子は今の所存発見されていない。存在しているなら冬至の頃に独身男性にも何らかの変化が起きて、サンタクロースに変身するはずなのだが今だその報告はない。
現在サンタクロースは最もジェンダー問題がない。あるとき突然、性差なく変身させられるのがサンタクロースの姿だ。近年では犬猫までサンタクロースになっているのがYOU-TUBEで見られる。
こういっただれでもサンタクロース現象と言うのは、インターネット以来の通信速度以降目立っているように思える。
元々サンタクロースの情報解析能力は凄まじい物であった。信者の家族構成や住所まで把握していた。煙突や屋根の強度も計算していた。その上その家族が望んでいる事を解析した上で、必要な物を与えていた。だがプレゼントだったら何でも良かった時代があった。
だが現在物が豊かな時代では、任天堂のDS-3でもLかどうか、北米だったらDS-2でもいいかも?そう言った細かい把握が必要になる。それ以外では望まれないプレゼントになってしまう。サンタとしては信じている子供の笑顔が重要なので、この間違いは許されない。
そこでサンタは多重分散処理という手法を近年取り入れたようだ。それが目撃されるサンタ数の増大と一致している。そう空を飛ぶサンタは決して見えないが、そこら中にサンタがいるようになったのだ。各地のサンタは情報を収集し個人的に処理して事後報告するシステムに変わった。
サンタの動力源は不明だが、信じる子供の数が重要である。ヨーロッパの一地方から拡大するに連れてこの動力源はますます重要になった。南極までも網羅する能力を獲得した。そのサンタの情報収集能力とそのプレゼント配送能力は凄まじいものがある。現在ではこの超古代の遺品は超小型量子コンピューターの機能をもった透明な光であり、量子テレポーテーション能力も持っていると考えられる。このエネルギー量を確保するためにも信者の祈りが必要なのだ。
サンタ出現では広告と飲食業界が多い。多分これはコカコーラと広告専属契約をした以降の話しだろう。この契約は後で独占禁止法に違反していると言われたが、これがサンタのイメージを冬男から転換させた物でもあった。
サンタクロースはなぜこうして広告・飲食業会に積極的に露出するかと言えば、信者獲得のためである。広告・飲食業会の広告数が圧倒的なのもサンタにとっては都合がいい。クリスマスになるとサンタが配達するピザ屋が増えたりするのも、ステルスマーケティングとして使われている。
祈りがサンタの存在と、リクエストに対する精度の高いプレゼント供給に影響する。そして一応キリスト教徒の一部の信仰でもあったが、大量に出現させる事で本来の超古代の独立した存在としてイスラムから儒教・仏教徒に認められるようにするのが狙いである。
古くはサンタのプレゼントは量子テレポーテーションによって作られていた。ここで煙突がもっとも有効な場であった。空気中の酸素・窒素、そして煤に含まれる炭素・リン・ケイ素等の元素を使い瞬時に組み立てていた。中世までの簡単な人形や洋服の場合はこれで十分だったが、あまりにも実体経済に影響がある物の場合、サンタ化する人のシナプス配列を量子テレポーテーションで組み替えて、購入させていた可能性もある。この組み替えのためには人の大脳一個分の情報量を操作する事が必要で、現在のサンタはかなりの高負荷を強いられている。またレアアースなどの物質を含む物を量子テレポーテーションで組み立てる場合、その場にない物質を作り出すエネルギー量が多すぎて、最近では使われていない。
最近のサンタは、シナプス配列の変更などと言う形ではなくもう少し簡単な方法を使っていると思われる。
インターネットが一般化し、様々なコミュニケーションツールが使われるようになった。その中で例えばニューヨークのサンタモブのように、呼びかけ人不明の物はサンタの仕業の可能性がある。ただ誤算だったのは、ニューヨークでは酔っぱらいサンタが乱闘したことだ。これは超古代にとって原始人である人類を、間違って評価しすぎた結果と思われる。
サンタの情報解析能力や分析力は、GoogleやAmazonに技術供与されている。サンタにとっても使わせて自分の作業を分散させている可能性がある。サンタクロースにとって難しいのは自身のエネルギー源の確保と、人間の実体経済を混乱させた場合に起きる損失だ。現在のプレゼントで任天堂のゲーム機が欲しいと願った子供たちに、量子テレポーテーションで送った場合、任天堂が倒産してその家族が困窮する事やその周辺、そして任天堂の株式暴落、そして日本経済の没落まで考えられる。こうしていきなり信者数を失うのはサンタとしては問題がある。そして世界を混乱させるのはサンタとしては出来ない事だ。
特にアメリカのブラックフライデーのように、この動向が世界経済に影響するようになるとサンタであっても考慮せざるを得なくなる。
GoogleやAmazonなどの企業のサーバーが北極圏に集中しているのは決して偶然ではない。彼らの技術を持ってもサンタの要求する超光速通信に対応出来ないからだ。距離こそが対応条件になる。Amazonも超小型航空機による配送を検討しているが、これはサンタが将来を見越して指示している事である。
サンタの知恵を掴んだ企業は、毎年の恐ろしい作業に奔走する事になる。その一例だ。
そう、サンタクロースからの業務委託こそが現在のネット社会の始まりだった。
そこで普通の疑問になる。なぜアメリカ企業だけがサンタの恩恵を受けられたかだ。多分これは信者数の違いだ。アメリカでは建国から原理主義的キリスト教徒が多かった。ここが敬虔なサンタ信者を増やしたのだろう。そして移民を常に増やし、サンタ信者である若年層を常にキープしたのが大きい。ヨーロッパは敬虔ではあるが、原理主義には染まっていなかった。東欧は聖ニコラウスを信じたが、サンタを信じてはいなかった。日本は当然、アマテラスと同列に扱ったため見放されて少子高齢化の社会になったと考えられている。
中国は残念ながらサンタ信仰とは真逆な一人っ子政策を続け、クリスマスは買い物自由な日と、ブラックフライデーの意味を取り違える人が現れる。共産主義国家だからしょうがない。
イブからクリスマスの夜まで、本当のサンタクロースつまり超古代の何かがが光速で世界を回る。サンタが世界の情報を再構築する日です。
我々にとって恩寵であったこのサンタの技術ですが、この後どうなるのでしょうか。サンタは心の豊かさや、文化そして信仰を伝えたいのかもしれません。でもサンタはスーダンの人たちには目もくれません。彼らの信心が足りないからでしょうか。それは誰も解っています。信じる暇がないからです。信じる余裕をお与えください。
この心のわずかなゆとりを、サンタ様が与えてくださるように。
この超古代文明はなぜ滅びたのでしょうか。今残っているのはサンタクロースだけです。なぜサンタが生き残ったのかは、誰にも解らない事になりそうです。
ただヒントはありそうです。サンタ増大と太陽異変には関連があるかもしれないからです。ニューヨークのサンタ乱闘もこれと関連する異常かもしれません。
サンタの動力源には太陽がある可能性も出てきました。
更にサンタクロース信仰に対する疑義が余りにも多い事がこの原因かもしれませんし、ファッションとして取り扱う向きもこの原因かもしれません。
子供たちがこの世界をいらないと望んだ瞬間、世界は終わると言うのも確かです。そう望む子供たちが増えている可能性があるという結論で終わります。
だが問題は次のリアルな映像の方であった。そこにはサンタ追跡ミッションのドキュメンタリー風の映像があり、サンタ追跡のためにありとあらゆる方法、人工衛星・地上レーダー・イージス艦・航空母艦から潜水艦・戦闘機からセスナ機まで使った追跡まで行われている。気象データーから航路予測まで行っている。
NORADの司令官も認めているが、「サンタは未知の飛行物体に乗っている」と見られ、その最大速度は地球の自転速度を大幅に上回り、光速に近いとも言われている。当然飛行中の目撃情報がほとんど無く、NORADであっても追跡は出来るが視認や捕獲は不可能である。その状態でのこの映像は、NORADの技術では光速で動くステルス性の高い移動体でも捕捉出来る事を誇示していると思われる。
つまりサンタクロースの政治利用に当たり、この点が一番問題になる。
このサンタの政治利用では、ソ連成立後北欧諸国に亡命したサンタクロースを、デンマークが利用したという説がある。サンタクロースを信じている子供がいる限りサンタクロースは現れる義務がある。このため無宗教を標榜する共産圏には政治上派遣出来ないと言う建前で、スターリンを脅迫したものと思われる。サンタクロースが派遣されない国は夫婦間が劣悪になり、国家危機に陥ると考えられていたからである。最近でも、婦人のセックス拒否が政治を動かした例がある。
しかし現実的にスターリンは気にしなかった。逆にそれでも信じる子供がいたために、旧共産圏にも派遣せざるを得なくなり、今日のステルス性と光速移動が確立した。幸いにして正教会のクリスマスが1月7日であり、聖ニコラウス祭が12月6日なので派遣人員の確保は出来たようである。
NORADでは、現在サンタは国際上中立な北極海のどこかにいると確認している。
今回のNORADの政治利用は、このビデオを通じて仮想敵国に対して、ミサイル防衛が完璧に確立された事を誇示する物で、仮想敵国の子供たちに勝てない事を悟らせる目的で作られた。そして敵対するならサンタの派遣は無くなると暗に脅迫している物だ。
効果が出るのは20年後だろうがその長期スパンで行ったことである。そして大人たちには光速移動体も捕捉出来ると威嚇している。マッハ10程度なら確実なミサイル防衛を確立したと誇示しているのだ。
問題なのはここであって、こんな事は北アメリカの子供たちにとっては当たり前で、悪影響を懸念する必要はない。むしろアメリカは銃の取り締まりを強化した方が、子供たちには健全であろう。
サンタクロースは何者なのかというのは諸説ある。
1)聖ニコラウス説
正教会では一般的だが、いくら聖人だったとしても光速移動は不可能である。
2)奇跡説
神の奇跡とする説だが、実体経済とリンクする現象なのでこの説はおかしいとされている。北欧諸国から派遣されている説も、12月の北欧諸国の貿易赤字が毎年巨大に増大するはずなので、現在統計のない北極が考えられている。
3)超古代文明説
ウサン臭いのだが、もともとサンタクロースは冬男として冬至の頃に現れるナゾの老人だった。ネアンデルタール人の生き残りかとも言われているが、生体が光速を乗り越えられるとは思えないので、古代文明の何かが何かを起こしていると考えられる。
ただそれでもNORADが追跡出来ると言う事は、世界各国でその片鱗の解析が始まっていると考えるべきであろう。現実に光速で移動する物体を、どのような方法で追跡するのかは不明であり、光速を超える何かを使って追跡しているか、未来予知している以外はあり得ない。それも50年以上サンタの追跡をして来たと言う事は、この超古代文明がアメリカに何かをもたらしていた可能性がある。ただ現実の加工技術が追いつかなかっただけで、現在ではとんでもない事が出来る可能性がある。
ということで、本稿は超古代文明説に立脚する。それしか考えられなくなっている。
サンタクロースを信じている子供たちが増えるに従って、サンタクロースの行動範囲が飛躍的に広がった。北欧や東欧のみだったものがヨーロッパ全土に広がり、アメリカにも広がった。オーストラリアや南米まで広がるとすでに冬男の伝説は何だったのかになる。夏至を告げる冬男となる。このように急速なサンタクロースの広がりは、通信手段の広がりと一致しており、サンタクロースの存在不確実性を考えさせられる物だ。
以前のサンタクロースの特徴は
1)太った男で髪も髭も白いが若々しいと言われている。
2)本来全身真っ白な服だったが、赤のマントが付け加えられた。後年、赤のマントは無くなり、白の縁取りの赤い服に変わった。
3)東欧ではかなりの高身長とされている。
これらが今までのサンタクロース像であった。しかし日本の松任谷由実氏が看破したように「恋人がサンタクロース」であり、恋人が夫になるとサンタクロースではなくなる現象が見られる。そして子供が出来るとまたクリスマスには夫がサンタクロースになると言う変化が起きる。
また「背の高いサンタクロース」と記されているが、比較表現を使っている事から、背の低いサンタクロースも存在すると思われる。観察されるサンタクロースは大体155~200センチでBMI17以上と多様である。この事からサンタクロースは多様な表現形を持っていると観察される。
本来のサンタクロースは音速以上でもプレゼント出来る体力があるはずだ。その意味では人体の物理的条件からBMIもある一定の値に収まるはずなのだが、多様であると言う事はサンタの顕われとサンタそのものは違うと言う事になる。
サンタクロースに実存があると知れば、こうして他者に存在を与えるのは解りにくい事だ。そこで男性遺伝子の中にサンタクロース遺伝子を捜す向きもあった。男はサンタになるべく生まれた、そこに遺伝子の多様性が関与していると言う考えだ。だがサンタ遺伝子は今の所存発見されていない。存在しているなら冬至の頃に独身男性にも何らかの変化が起きて、サンタクロースに変身するはずなのだが今だその報告はない。
現在サンタクロースは最もジェンダー問題がない。あるとき突然、性差なく変身させられるのがサンタクロースの姿だ。近年では犬猫までサンタクロースになっているのがYOU-TUBEで見られる。
こういっただれでもサンタクロース現象と言うのは、インターネット以来の通信速度以降目立っているように思える。
元々サンタクロースの情報解析能力は凄まじい物であった。信者の家族構成や住所まで把握していた。煙突や屋根の強度も計算していた。その上その家族が望んでいる事を解析した上で、必要な物を与えていた。だがプレゼントだったら何でも良かった時代があった。
だが現在物が豊かな時代では、任天堂のDS-3でもLかどうか、北米だったらDS-2でもいいかも?そう言った細かい把握が必要になる。それ以外では望まれないプレゼントになってしまう。サンタとしては信じている子供の笑顔が重要なので、この間違いは許されない。
そこでサンタは多重分散処理という手法を近年取り入れたようだ。それが目撃されるサンタ数の増大と一致している。そう空を飛ぶサンタは決して見えないが、そこら中にサンタがいるようになったのだ。各地のサンタは情報を収集し個人的に処理して事後報告するシステムに変わった。
サンタの動力源は不明だが、信じる子供の数が重要である。ヨーロッパの一地方から拡大するに連れてこの動力源はますます重要になった。南極までも網羅する能力を獲得した。そのサンタの情報収集能力とそのプレゼント配送能力は凄まじいものがある。現在ではこの超古代の遺品は超小型量子コンピューターの機能をもった透明な光であり、量子テレポーテーション能力も持っていると考えられる。このエネルギー量を確保するためにも信者の祈りが必要なのだ。
サンタ出現では広告と飲食業界が多い。多分これはコカコーラと広告専属契約をした以降の話しだろう。この契約は後で独占禁止法に違反していると言われたが、これがサンタのイメージを冬男から転換させた物でもあった。
サンタクロースはなぜこうして広告・飲食業会に積極的に露出するかと言えば、信者獲得のためである。広告・飲食業会の広告数が圧倒的なのもサンタにとっては都合がいい。クリスマスになるとサンタが配達するピザ屋が増えたりするのも、ステルスマーケティングとして使われている。
祈りがサンタの存在と、リクエストに対する精度の高いプレゼント供給に影響する。そして一応キリスト教徒の一部の信仰でもあったが、大量に出現させる事で本来の超古代の独立した存在としてイスラムから儒教・仏教徒に認められるようにするのが狙いである。
古くはサンタのプレゼントは量子テレポーテーションによって作られていた。ここで煙突がもっとも有効な場であった。空気中の酸素・窒素、そして煤に含まれる炭素・リン・ケイ素等の元素を使い瞬時に組み立てていた。中世までの簡単な人形や洋服の場合はこれで十分だったが、あまりにも実体経済に影響がある物の場合、サンタ化する人のシナプス配列を量子テレポーテーションで組み替えて、購入させていた可能性もある。この組み替えのためには人の大脳一個分の情報量を操作する事が必要で、現在のサンタはかなりの高負荷を強いられている。またレアアースなどの物質を含む物を量子テレポーテーションで組み立てる場合、その場にない物質を作り出すエネルギー量が多すぎて、最近では使われていない。
最近のサンタは、シナプス配列の変更などと言う形ではなくもう少し簡単な方法を使っていると思われる。
インターネットが一般化し、様々なコミュニケーションツールが使われるようになった。その中で例えばニューヨークのサンタモブのように、呼びかけ人不明の物はサンタの仕業の可能性がある。ただ誤算だったのは、ニューヨークでは酔っぱらいサンタが乱闘したことだ。これは超古代にとって原始人である人類を、間違って評価しすぎた結果と思われる。
サンタの情報解析能力や分析力は、GoogleやAmazonに技術供与されている。サンタにとっても使わせて自分の作業を分散させている可能性がある。サンタクロースにとって難しいのは自身のエネルギー源の確保と、人間の実体経済を混乱させた場合に起きる損失だ。現在のプレゼントで任天堂のゲーム機が欲しいと願った子供たちに、量子テレポーテーションで送った場合、任天堂が倒産してその家族が困窮する事やその周辺、そして任天堂の株式暴落、そして日本経済の没落まで考えられる。こうしていきなり信者数を失うのはサンタとしては問題がある。そして世界を混乱させるのはサンタとしては出来ない事だ。
特にアメリカのブラックフライデーのように、この動向が世界経済に影響するようになるとサンタであっても考慮せざるを得なくなる。
GoogleやAmazonなどの企業のサーバーが北極圏に集中しているのは決して偶然ではない。彼らの技術を持ってもサンタの要求する超光速通信に対応出来ないからだ。距離こそが対応条件になる。Amazonも超小型航空機による配送を検討しているが、これはサンタが将来を見越して指示している事である。
サンタの知恵を掴んだ企業は、毎年の恐ろしい作業に奔走する事になる。その一例だ。
そう、サンタクロースからの業務委託こそが現在のネット社会の始まりだった。
そこで普通の疑問になる。なぜアメリカ企業だけがサンタの恩恵を受けられたかだ。多分これは信者数の違いだ。アメリカでは建国から原理主義的キリスト教徒が多かった。ここが敬虔なサンタ信者を増やしたのだろう。そして移民を常に増やし、サンタ信者である若年層を常にキープしたのが大きい。ヨーロッパは敬虔ではあるが、原理主義には染まっていなかった。東欧は聖ニコラウスを信じたが、サンタを信じてはいなかった。日本は当然、アマテラスと同列に扱ったため見放されて少子高齢化の社会になったと考えられている。
中国は残念ながらサンタ信仰とは真逆な一人っ子政策を続け、クリスマスは買い物自由な日と、ブラックフライデーの意味を取り違える人が現れる。共産主義国家だからしょうがない。
イブからクリスマスの夜まで、本当のサンタクロースつまり超古代の何かがが光速で世界を回る。サンタが世界の情報を再構築する日です。
我々にとって恩寵であったこのサンタの技術ですが、この後どうなるのでしょうか。サンタは心の豊かさや、文化そして信仰を伝えたいのかもしれません。でもサンタはスーダンの人たちには目もくれません。彼らの信心が足りないからでしょうか。それは誰も解っています。信じる暇がないからです。信じる余裕をお与えください。
この心のわずかなゆとりを、サンタ様が与えてくださるように。
この超古代文明はなぜ滅びたのでしょうか。今残っているのはサンタクロースだけです。なぜサンタが生き残ったのかは、誰にも解らない事になりそうです。
ただヒントはありそうです。サンタ増大と太陽異変には関連があるかもしれないからです。ニューヨークのサンタ乱闘もこれと関連する異常かもしれません。
サンタの動力源には太陽がある可能性も出てきました。
更にサンタクロース信仰に対する疑義が余りにも多い事がこの原因かもしれませんし、ファッションとして取り扱う向きもこの原因かもしれません。
子供たちがこの世界をいらないと望んだ瞬間、世界は終わると言うのも確かです。そう望む子供たちが増えている可能性があるという結論で終わります。