どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ブルーチェックレシオとパーカーポイント

2014-05-23 02:22:31 | インポート
10年ほど前から冗談で言っていた言葉が、ブルーチェックレシオとパーカーポイント。どうゆう意味かと言うと、大学生の集団のうち、まったりと過ごしている男子がどの程度いるのか表す数字として考案した。



ブルーチェックレシオはまあブルーチェック率だが、ある集団の中にブルーを基調としたのチェック柄のシャツを着ているのがどの程度いるのかと言う割合。これが多いほどまったりとした学生が多い。ブルーチェックと他の色のチャックとの比率も検討したが、あまり意味が無いようだ。なおオサレなタンターンチェックやギンガムチェックもブルーが基調になると、なんであんなに地味になるんでしょうね。


パーカーポイントは、パーカーを着ている人の数。ブルーチェックレシオだと季節変動が大きく作用するので、春先とか秋とかにはこちらが目安になる。特に黒かグレーのパーカー率が高いと、これまたまったり集団と言える。だがオラオラ系ファッションで黒パーカーもあったりするし、グレーでもエクストララージブランドだったりするとオサレと言う事になる。とはいえオラオラ系やヤンキー系はシマムラにもあるので、一応カウントしてもかまわない。


ただ昨年のように、チェックのパーカーと言うのが目立ったりしたが、これはブルーチェックレシオにもパーカーポイントにも含めては行けない。これはオサレに属する。


ところで以前から不思議なのは、オラオラ系の服は生地が安っぽく見えるのは気のせいだろうか。多分生地を良くするとシャレになんないからなのかもしれない。厚手シルクのオラオラって言うのはかっこよさそうだが。あとエクストララージブランドのスエットが、なぜかサイズに対して小さいのはなぜなのだろうか。あと凄く気になるのは、バブル期の同じ値段の服と比べると、今のオサレブランドは中国で製造していてもなぜか生地が安っぽい。これは不思議だ。国内で高い生地を使っていた時代は何だったのだろうか。確かに紡績技術が上がりすぎて、天然素材でも精度が高くなりすぎたような気がするが。



脱線したがパーカーポイントに、Gスエットポイントと言うのも加えると、季節変動を押さえた指標になる。P&Gポイントとも言える。これらのポイントが高く例外が10%程度の男子大学生が集まっていると、過熟したワインのこくと香り、そしてまったりとした熟成を感じた集団となる。場合によってはファブリーズの匂いがする事もあるのが、彼らの謙虚さを表している。


そうどっかのMBAの格言にある、「男にデオドランド商品を売るのは難しい。なぜなら彼らは自分の体臭を知らないからだ」、そこから行けばかなり進んだ集団だともいえる。


さてこのポイントなのだが、不思議なくらいに電脳系に当てはまる。そしてなぜか国文学系にも当てはまる。国文学系といっても隣の大学だと人数が少なすぎて傾向が見えないのだが、その隣の隣の大学だと明瞭な傾向としてある。



なぜこれをわざわざ文章化したかと言えば、最近やっぱり誰もが気がついて来たんですね。マンガで工学部の授業風景を「毎日がチェックデー」と書いているのをみて、そろそろ書いておこうかな、と思った次第です。


さて彼らはなぜブルーチェックや黒パーカー、スポーツもしないのにグレーのスエットを着るのでしょうか。最も有力な説は、「都市迷彩」であるということです。頭脳で勝負する彼らは、頭脳を保護するためにあえてこういった地味な服を着ると言う説です。あえてオラオラ系のプリントの黒パーカーを着るのは、擬態と思われます。最近増えて来ています。

またこれらのファッションは比較的ローコストとも言えます。定番ばっかりですのでシマムラに行けばいくらでもあります。ただユニクロに向かわないのが彼らの傾向です。やはりユニクロかぶりが気になると言う事です。そしてユニクロの型が、どうしても彼らには窮屈なのかもしれません。


最後にまったり集団の特徴ですが、初夏にオサレ<Gスエットポイント<パーカーポイント<ブルーチェックレシオとなっていれば相当まったりした集団だと言えます。ぜひ身近にこういった集団がいましたら観察してみてください。