最高気温が26.1度だった。暑いのだが少し雲がかかっていて日差しはそれほどでもなかった。
少し寝坊した。ウツラウツラしていたら大声で「おはようございます」という声が。30秒に一回やってくる。何事かと起きておりたら「エホバの証人」だった。多分すごい顔をしていたのだろう。私を見るなり一歩引き下がった。「お休みでしたか、申し訳ありません。これ読んでください」といって「人生の疑問の答えはどこにありますか」というリーフを、手をいっぱいに伸ばして差し出して、逃げていった。
今村上春樹の「1Q84」を読み直しているところなので、偶然に驚く。だがエホバの人たちを私は嫌いではない。確かに独自の聖書を持ち、その解釈も独自すぎる。キリスト教団から「キリスト教ではない」と義絶されているのも確かだ。なおモルモンは「モルモン書」という書を持っている。例の韓国の「原理研究会」も確か独自文章を持っている。これらはそういった意味でキリスト教ではない。その意味ではエホバはまだ穏健な方だ。そしてなのだが、エホバの男性信者は面白い。男のいい加減さと、信仰とは何かという命題を常に抱えているように見受けられる。知的な人が多い。
信仰とは単純なものではないというのをわかっている人は、大変面白いものだ。
単純なものと思っているおばさんに叩き起こされたのだが、感謝しよう。
そのリーフは、なんとエホバのネット活動だった。独自ドメインも持っているし、QRコードでビデオも簡単に見られるようだ。ネットと宗教の親和性は高いと思っているが、宗教はコミュニティの一種だと思っている私にとっては、それでそれ以上になるのは大変なことだと考えている。
どこかで人と人のつながりにして行かなければいけないわけで、そこに失敗すると大変なことが起きるわけで。
叩き起こされたおかげで、スケジューリング管理のデーターベースへの打ち込みがかなり進んだ。来週からのメニューが一括して管理できるのだが、この打ち込みに四苦八苦している。だがなんか昨年から悟りを開いたのか、異常に速くなっている。
午後はバスケットの試合の撮影に行く。毎年いろいろなことに気がつく。今年は「選手は大きい、そして親も大きい」。縦に大きいのが多いが、横に大きいという人も多い。多分親の身長は今の若者の平均身長より高いだろう。
遺伝子なのだろうか、それもあるが食生活の方が大きそうだ。
女子の試合の撮影というのは、男子と違う難しさがある。小さいということだ。なのでできるだけ望遠で引っ張りたい。しかし重いのでどうしても近距離のシャッターチャンスが難しくなる。そして変なこともある。
通常こういった写真では横位置の写真はあまり撮らない。理由は具体的すぎるからだ。なぜこういった動きをしたのかとか、そういった具体的情報が紛れ込むのだ。選手にフォーカスするためには余分なものはそぎ落としたい。だから縦位置で撮影する。で、この時左目を開けて撮影するのですな。左目で全体を見つつ右目でシャッターチャンスを狙って行く、という技を使うのです。横位置だとその点カメラがジャマなんですな。そういったところも縦位置にはあるわけです。でもバスケの試合でもかなり近くで撮影できるので、望遠だと左目がレンズに隠れてしまって使えないのです。野球だとこの技が使えるのですが、距離が近すぎる。
明日は男子か。もう絞り込んで単焦点レンズオンリーで行ってしまおうか。スピードに合わせてとにかく軽い装備にしてしまった方がいいかもしれない。今日は女子のスピードにすらあわせられなかった。
ただ割り切るのには覚悟がいるんだな。
風邪が治ったが、体調がいいわけではない。急に暑くなると何を着ていいのかがよくわからなくなる。汗だくの方がいいのだろうが、それは嫌だから薄着になるのだが、それでは体調には良くない。なので何着て歩けばいいのだろうかと考える日々だ。
かなり日に焼けた。
毎年恒例にってしまったが、インド系の人たちがクリケットをしていた。今年はなかなかいい試合になっているように見えた。
さて明日はどうしようか。