どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

ショスタコーヴィッチの十二番って

2017-11-13 23:33:01 | 日記

ラヴェルのボレロを、ショスタコーヴィッチは交響曲7番第一楽章でパロったといわれている。形式的にはそうだろう。だがレニングラード包囲網の中で書かれた曲なのだ。そう言った物語があるからスターリンも認めたのだと思う。で、バルトークはそれをさらにパロって「管弦楽のための協奏曲」でショスタコーヴィッチの交響曲七番の第2主題を引用したうえに、笑い飛ばしたのだ。

まあこのあたりは当時の作曲者どうしの鍔迫り合いだろうけど、12番はどうなんかな。

十二番の第2主題はクルト・ワイルの「マハゴニー市の興亡」が引用されているのでは無いのか。で、問題無いのはこのオペラの脚本のブレヒトが共産主義者だったという事と、このオペラは資本主義の崩壊で締めくくられるからだ。ただもう少し正確に言えば生産性のない興楽な資本主義社会は、本質を求めるのは個人によって破壊されると言うのがある。ただこの曲の最初のテーマが、ならずものが砂漠に辿り着いて、追いまわされるよりはここで街を作ってしまおう、という、その逃げている時の音形なのだ。

で、革命歌が轟々となり響く曲なのだが、この第2主題はナニと言う気がする。

ならずものとはスターリンからみたらボリシェヴィキなのか。だたそれにしてはチンケなギャングだ。引用にしてはチンケすぎる。そして引用が短い。

なんだろうね。マハゴニーを入れたかったんだろうか。レーニンの時代のほうが自由だったのだろうか。

砂漠にあらわれたならず者の街は、そもそもソ連だったのではないのか。


初氷

2017-11-13 20:51:00 | 日記

 

今日は最低気温-1度。初氷が張ったようだ。寝坊したので見ていないが。天気はよかったが最高気温12.4度と寒かった。

毎度思うが、メ〜ルで「昨年の今頃」のお知らせがくる。そのたびにこの冒頭抜粋が出てくるが、本当に自分の文章には魅力が無いと思う。何か工夫しなければと思うのだが、とくにこの冒頭、毎度どうして良いの難しい。記事の内容をひとつに絞れば工夫のしようもあるのだろうが、一つに絞ると毎日1600時以上の記事を3本とかそういった分量になる。そうすると冒頭が3つ必要になるのかぁ。

 

 

先週水曜日に泳ぎに行くのをサボってからの、土曜は雨で、日曜は何となくやめてしまっていたのを、泳ぎに行く。若干嫌々だ。だがこうして運動をやめてしまう人達が多いのがよく分かる。仕事が忙しかったり家事が忙しかったりと、何かなぁと思っているうちに、何となくやめてしまう。特にこんな季節の変わり目は、そうなりやすい。寒いからフリースに着替え、耳当てを着けて手袋付けて向かう。大田橋までくれば逃げられない。

そうは言っても今日は時間がたっぷりある。目標を2500メ〜トルといつもより1000〜500メートル多くする。なので目標タイムが100メーター1分50秒と遅くする。但しインターバルが40秒と休憩が短くなる。500メートル毎に3分の休憩の予定。

キツかった。何がキツイって遅いと楽しくないのだ。1500までは殆ど苦行だった。オマケに考えながら泳ぐんでひと掻きひと掻きていねいにモニターしなけりゃいけない。それで無ければ遅く泳ぐ意味などない。

最期の500メートルは50メートル10本で、速いのと遅いのを交互に織り交ぜた。結果最後は腕があがらなかった。

 

 

 

「日の名残り」に出て来るダーリントン卿の事を少し考えていた。第一次世界大戦で海上封鎖されて食料不足で大変なまま敗戦を迎えたドイツ。そのドイツの惨状に同情したダーリントン卿は、イギリス・フランス・ドイツの宥和政策を画策する。その活動の延長でナチに取り込まれてしまう。

貴族で騎士道的精神を持ち、正義感の強い紳士が悪意のある人に食い物にされてゆく姿は哀しい。彼の望みは闘った相手と酒を飲み交わす事だったのだ。

執事のスティーブンスの語り口はとてもやさしい。だがかつての中国にこのダーリントン卿よりひどい目に遭った人が居る。汪兆銘だ。

彼は正しかったが、われわれが裏切った。



しかしトランプさんは一体アジアに何をしにきたんだろう。何かものすごくいい加減なことを言っていたような気がする。要はアメリカ製品をいっぱい買ってくれるなら、みんな適当にやって、と言ったような気がする。ベトナムに中国と南沙諸島問題に仲介するといったが、フィリピンは?ブルネイは?何で中国に対して南沙諸島問題を言わなかったの?

トランプさんにお願いしたら、利益相反されてしまいそうじゃないか。誰が頼めるんだ?

で、プーチンに「ロシアのことを信じている」といった。そしたらアメリカの諜報機関が一斉に怒り始めた。そりゃそうだ。何でアメリカ政府機関を信用しなくて、どう見てもクロのロシアを信じるのだ!

アジア歴訪中のトランプさんを考えると、彼もまた善良なアメリカ人なのだ。だが大統領なのだ。たぶんアメリカの今後を占う上で、このいい加減さがどう転ぶのか。アメリカの羊の日本が、執事になれるのか。

だれがアメリカの首に鈴を付けられるのか。

まあその前にあの国は狂っている。下院共和党が提案した減税案が酷い。

共和党は11月9日、税制改革法案に関するファクトシートを公表。その中で、納税者の上位0.5%の富裕層である年収45万ドルの世帯を「低中所得層」に分類した。」

なおアメリカの平均所得は5万9039ドル(約670万円)。アメリカには中間所得者と言う考えが無いようだが、米シンクタンク税政策センターは、「家計所得の中間値」を年間4万8300~8万5600ドルとする。で、日本と比べてもそんなもんだろうという数字だ。

法人税と所得税の大型減税を柱にした共和党の税制改革法案は、年収45万ドルの「中間層」にかかる個人所得税の最高税率を39.6%から35%に引き下げるとする。」

そうそう、アメリカには貧民から大富豪へのアメリカンドリームが一般化されている。なのでその中間という概念が無い。

クルト・ワイルが聞きた聞くなった。

 


往き帰りに利用する太田のデイリーヤマザキ。最近改修工事が終わって開いていたので寄ってみた。以前はイートインと物販コーナーがゆるく繋がって広々とした店内だったのだが、イートインコーナーが向かって左側に完全に分離された。なので広々とした感覚は無くなった。ただやっぱり食べているところを人から見られたくない、そういった人が多いのだろう。

あのひろびろとした感じが無くなったのは、ちょっと残念な感じがする。でもやっぱりこの店、オーナーのお客さんへの愛を感じるのだ。徹底して配慮した結果、店の魅力を半減させたのだろう。

いやほんとうにパートのおばさんから店長まで、不器用なんだけどいいかんじの接客をしてくれます。上田3丁目のセブンは接客で最高店ですが、ちょとこの店には敵わない。産直とか絶妙な感じがありますね。

ただ、現実的にいえばイートインを充実させるのは、この店が手づくり弁当と焼きたてパンがウリだから。出来れば全部店で食べてって欲しいよね。なにしろお客さんが賞味期限を大幅にずれて食中毒を起こしても、店は営業停止食うからね。どうせだったら食べて帰って貰った方が良いんです。と、これはセイコーマートの発想か?

リニューアルしたので、つぎはイートインで焼きたてパンとコーヒーでも頂きましょうか。この店、冷凍生地を焼いただけのパンなんだけどなんかちょっと違う。こういった店の物としてはかなりおいしい。おベんとうも美味しい。なにかほんの少しこの店独自の物がありそうな気がする。


OSをインストールする

2017-11-13 03:02:04 | 日記

 

大昔のパソコンのインストールを知っていると、いまの手軽さは不思議な感じがする。その昔は、その前にハードディスク以前は、いやその前に今も昔もOSは起動する度にハードウエアにインストールされるものだった。それがROMだったりテープだったりフロッピーディスクだったりハードディスクだったりして現在に至る訳だ。

いまでは新規のハードウエアーにオペレーションシステムをいれることがインストールでは無くなった。こんな古ぼけたシステムですら、最新でなければいけない。理由はあのキナ臭いネットがあるからだ。

だがネットがないと、こうして彼等はお節介出来ないわけで、だからこそ全部クラウドにしたいというのはよく分かる。でもそれは嫌だ。

 

 

今のところ弱冠のスピードアップを感じているだけで、立ち上げ時の不具合は感じない。理由は多分わたしのパソコンが端末に近くなっているという事なのだろう。通信の発達でクラウドが充実して、たとえばこのブログは半分クラウド上で描かれている。古い機種でも速く動くようになっている。

 

 

インストーラが賢くなったと言うのは、つねづね思う。昔はよくデーターをブチ壊したり、いきなりソフトウエアーを使えなくしたりした。今はそんな事はない。

だからだと思うのだが、このコンシェルジェは45分で終わると思う、といったインストールで、2時間かけやがった。

半分は作業時間の計算だ。ウチに何があるか洗いざらい調べていた時間でもある。最適化ということばもある。

ようは世界が複雑になったぶんなのだ。安全の確保にはおそろしく冗長な時間が必要なのだ。

うれしいんだか悲しいんだか。でもね、全部がクラウドになった時代は、個人情報保護法と言う法律を遵守しなければいけない立場として、それってどうなの?と言うのがいつもある。

スタンドアローンのシステムがいつまでも存在出来るのか分からないが、我が家では確実に不可能になっている。