どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

子供の名前

2013-04-22 02:20:55 | インポート
盛岡に「主馬」「瀬名」「瑠之」と言う兄弟がいるらしい。今日知り合いとの会話で出て来た名前だ。漢字が分からないので適当に当てて書いたが、読めるだろうか。
初めに出て来た名前は「金伊座」君だった。これも適当に当て書きをしているが「カイザー」君と読む。他に「原子」と書いて「アトム」と読ませる子もいるようだ。

他人の子供の名前だからどうでも良いのだが、時代が変わると子供の名前に付けられた意味が重くなる事もある。例えば「原子」君だが、今はどうだろうか。原子力発電とイメージがかぶってしまい、悪い印象の名前に思える。「マリン」という女このがいたが、彼女はこの名前で呼ばれるのを本当に嫌っていた。理由はパチンコの「海物語」に出てくる水着の女の子のキャラクターの名前だからだ。なお確かこのこの名前の漢字は、まだ読めるものだったが、同じマリンでも「海陸空」でマリンと呼ばせる例がある。
マリンという名前は決して悪くはない。しかし時代でとんでもないキャラとかぶってしまうと、大変な事になる。

「優里亜」と言う名前もある。「ユリア」と読むのだが、多分マンガ「北斗の拳」に出てくるヒロインの名前からとったのだろうが、世界史の中で名前が出てくる。ユリウス家の女性はほとんど「ユリア」なのだが、ユリア・リヴィラとユリア・ドルッシラが有名だ。正直な所、この著名人たちには、良い所がほとんどない。「ユリア」の中でいい人は一人しかいない。ユリア・カエサリスだけであろうか。


変わった名前は実に多い。あまりにも多いのでまとめているサイトがあったりする。興味のある方はこちらへどうぞ。
しかしだ、女の子の「真羅」はないだろう。中学校に入って古文を習いだすと必ずいじめられそうだ。

変わった名前をつけるのは勝手だが、少なくともウイキペディアで調べるなり何なりの作業が必要だろう。「まら」と検索してみて何が出てくるのか、確認した方が良い。それと同時に今現在生きている著名人から名前を借りるのも考えた方が良い。今後なんか凄い事件を起こすかもしれないし、どうなるのか解らないからだ。歴史上の人物も、検索なり何なりかけて調べた方が良いだろう。とんでもない女好きだったとか、そういったウラがあったりする。

「主馬」「瀬名」「瑠之」だが「シューマ」「セナ」「ルノー」のようだ。F1レースがよっぽど好きなのだろう。だがルノーが業績不振になったらどうするのだろうか。倒産したら目も当てられない。

さて知り合いに「冬馬」君がいる。背は低いがもの凄いマッチョだ。だがこの名前、どこから来たのだろうか。まさか「トーマの心臓」ではあるまいかと、ちょっとビビっている。いつか名前の由来を聞いてみたいものだ。

漢字で書かれる名前なら、漢字の意味も考えた方が良いだろう。「知玄」と言う名前がある。この名前の意味は凄まじい。玄の意味は、黒・北と言う意味もあるが、「全部・すべて」と言う意味合いもある。北極星だったりもする。つまり世の中すべてを知るもの、と言う意味になる。中国人だが「震宇」と言う名前もあった。天を震わすと言う意味になる。つまり世界を動かすと言う意味になる。こういった方向も良いのではないのかと思う。


とはいえ名は体を表す。なので気をつけた方が良い名前がある。男の子の場合だが、大がつく名前は太りやすいように感じている。その中で「大地」は特に太りやすいと感じている。
元々大を付けた段階で、大きくなって欲しいと言う願いが込められているのだが、それがもとで食べさせる方向にあるのかもしれない。その上で「大地」だとどっしりとした印象の名前だから、誰もがそれを容認してしまうのだろう。だが今の所「大地」君で、悪い子はいない。おっとりした子が多いと感じている。


福島県民のセシウム汚染状況

2013-04-21 15:27:41 | インポート
ダイヤモンドオンラインに面白い記事があった。「福島県内の子どもの内部被ばく検出人数はゼロ。国内から初、食事による内部被ばく影響論文」だ。この検出件数ゼロと言うのは多少言い過ぎで、検出限界以下がほとんどで内部被爆はねんかん1㎜Sv以下になるだろうということだ。

中身は平田村のひらた中央病院でのホールボディカウントによる計測と、三春町の小中学生のほぼ全員を対象にしたホールボディカウントによる計測が対象になっている。後者は放射能を気にしない人や無視している人も含む数字で、敏感な人たちばかりの可能性はとても低い。


さてこの論文だが、東京大学大学院理学系研究科の早野龍五教授が現地の病院と協力してまとめたものだ。論文の抄訳はこちら。ダイヤモンドオンラインは会員制なので読みにくいが、こちらは簡単だ。ただ論文なので読みにくい所がある。ただそれでも抄訳なので大丈夫だろう。
放射能関連の報道は、ウエッブ上でもソースを書かないものが多い。リンクを張るなんて簡単なのだが、そうしない記事はうさんくさいと思った方が良いだろう。そういった意味でも良い記事だと思う。


実はこの記事と論文を読んで、とても驚いた。チェルノブイリやベラルーシの事例から見ても以前発表になったデータは低いと感じていた。それが今回まとまってみれば、やはり低いのだ。
これはどうゆう事かと言えば、以前のデーターから福島のデーターを当てはめれば、大きな予想値になるらしい。その上最大値が発表になっていたもののようだ。

推測は良くないのだが、ベラルーシやチェルノブイリと違って日本の食生活が異常なほどに豊かだと言う事があるかもしれない。1週間3食全部違うメニューだってありえる日本の食卓、これは以外と日本のみと言われている。これを支えるための物流もすごい。震災直後に北海道のサロベツ牛乳や九州の牛乳が売られていて驚いたが、あの混乱期でもこんな事が出来るのだ。地産地消が言われているが、それでは日本の食卓は成立しない。加工食品や冷凍食品もある。半分だけ地元のものを使うだけでも結構大変だ。
食材の数も非常に多い。結果的に摂取するセシウム量が分散されている可能性がある。


逆にチェルノブイリやベラルーシの場合、食事の種類は少なく食材も限られている可能性がある。そうおまけにソ連末期の事故でもある。事故対応が遅れた事もあった。その間地のものをたっぷり食べていた。特に野生のキノコ。まあそれまで野生のキノコに放射性物質が蓄積されると思われていなかったからし方がない所もある。流通もかなり悪い状態であった。そして内陸部なのでヨウ素の摂取量も少ない。こういった事が大きく重なったのだろう。


岩手県内の農作物や水産物のデーターはマメに見るようにしているが、そこでも検出量が少ない。この原因はどうも日本の土壌にある。粘土鉱物がセシウムを吸着して放さないようなのだ。そして堆肥由来のカリウムが農地にはかなり入っている。カリウム不足では植物もセシウムを取り込んでゆくだろうが、カリウムが多い状態なので結果として吸収量が少なくなるのだろう。
検査体勢もある。多分日本で一番厳しい検査体勢を持っているのが福島県だ。ある意味放射性物質汚染では、岩手より福島の農産物の方が安全かもしれない。全量検査当たり前、国の基準より更に低い検査基準を使ったりしている。それくらい厳しい。なお岩手の場合サンプリング検査だが、ちょっとでも出ると地域全部が出荷制限を食らう。サンプリングでも相当厳しいものがある。


なぜこの項を書いているのかと言えば、またどこかで福島勝利宣言やこんな東大の御用学者の論文なんて信用出来ないと、まるで終戦後のブラジルの勝ち組負け組みたいな神学論争が起きているに違いないと思うからだ。本来は福島県民の病気になる確率が下がったと喜ぶべき事なのだ。その上でなぜこうなるのかを考えるべき問題だ。その上で行く末を案じるしかないのだが。
見たいものしか見ない、その結果が原発事故でもある。肝に銘じるべきだ。

ひらた中央病院のデーターの中に、4人ほど数字の大きい例がある。この4人だが川魚や野生のキノコを食べていた。ちょっとうかつな人たちばかりと思うが、食生活指導を受けて3ヶ月後の検査では、セシウム量が半分に減っている。よく言われているセシウムの生体半減期の40日よりは長いものの90日で半減すると言うのは大きな事だ。多分なのだが、この4人は指導は受けたがあんまり守っていないような気もする。それでも体内にずっととどまると言われていたのが、やはり違うと言う事になる。
なおベラルーシやチェルノブイリと同様、野生のキノコを食べた人の蓄積が多いのは当たり前。

最後にこのデーターで面白い所がある。最初のうちはそのままの着衣でホールボディカウンターに入ってもらっていたのが、ガウンに着替えて入ってもらうようになったら数値がガクンと下がったのだ。たぶん原発嫌いな人の中にはガウンに秘密があるに違いないと言うかもしれない。だがそれはまずない。多分ガウンと言っても例の入院着だろう。特別に用意するほど病院のリネン室は暇じゃない。
問題は土壌汚染がまだまだ大きいと言う事だ。土ぼこりが服についてデーター値を押し上げていた。まめに着替えて洗濯する必要があると言う事だ。


ちょっとだけだが、安心材料がある。ありがたい事だ。そして多分だが、日本人の胃袋に驚く。


盛岡私的観光案内 岩手大学招待学生馬術大会

2013-04-18 03:06:00 | インポート
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隣の岩手大学ですが、馬術部があります。ここが毎年「岩手大学招待学生馬術大会」と言うのを開いています。北は北海道、南は東京辺りまででしょうか、馬術部のある大学が集まります。とはいえ全部集まる訳ではないのですが、かなり集まります。

「岩手大学招待学生馬術大会」
時 :2013、4、20。午前9時頃から開催(早まる可能性があると言うこと)
場所:岩手大学・馬場(岩大正門をまっすぐ行って、坂を下って右側にある。グーグルマップにないので要注意)

何が名物なのかと言えば、実は駅からの距離。盛岡駅から歩いて20分程度でしょうか。街のド真ん中にあると言えばJRA馬事公苑ですが、こちらもなかなか町中です。大学としては北海道大学の馬場が街のド真ん中ですが
次がこの馬場の広さです。多分なのですが、短辺50m4000㎡の規定ではないのですが、多分このサイズの馬場を持つ大学は、北海道と旧帝大以外ではそうそうないかもしれません。

実はこの項を書くために各大学の馬場の面積を捜したのですが、見つかりませんでした。だから憶測になってしまってごめんなさい。ただ広い事は確かです。

写真は昨年の岩大生ですね。肖像権大丈夫かな。

さてこの大会の見所なのですが、実はとっても地味な大会です。特に午前9時から開始なのですが前半には馬場馬術と言うとっても地味な競技が繰り広げられます。馬に乗って歩いたり走ったりしているだけじゃないのかと思われるほど地味です。しかしその地味さ加減に味わいがある訳で、慣れると乗っている人のウマイヘタがとっても良く解ります。
今回規定であるかどうか解りませんが、馬に乗って後退というかバックすると言う項目があったりします。馬は動物としてバックで来ません。危機回避だったらバックする必要がないからです。それを人為的にさせると言うのは基本中の基本ですが、なかなかうまく行かない。
あとかっこ良く乗れるかどうかです。ただ乗っている人がかっこいいかは別で、馬をかっこいいと思わせる技術が馬場馬術です。
後半で障碍競技、あの馬が飛び跳ねる奴ですね、それがあります。馬場馬術で上位入賞した人たちの競技なので見応えは、あるかもしれません。

さて会場ですが、観覧スタンドがある訳でもなく畑のド真ん中にある馬場なので、服装はアウトドア系が良いでしょう。靴は泥に対応した方が良いでしょう。天気に対する対応も施設が貧弱なのでかなり厳しいです。トイレは馬房に一つ。100メーター程度歩いて中央食堂にあります。土曜日なので中央食堂は11時半から開業していますが13時半には営業を終了すると思った。うん、思った。
飲料物もその辺りに自販機があります。なお大学の周囲には、ローソン・セブン・サンクス・ファミリーマートとコンビニ充実していますので、飲食は何とかなると思います。

トイレですが、厩舎に一カ所。あとは中央食堂のみでしょうか。オムツの替えとかのスペースは中央食堂のみですが、多分岩大馬術部の学生を捕まえればなんとでもなるでしょう。

大会当日の4月20日ですが、多分学内のオオヤマザクラが咲き始めると予想しています。工学部のジュウガツザクラは咲いていると思います。早めの花見と、のんびりした大会の雰囲気を楽しめると思います。

なお馬の機嫌でいろんなハプニングがあります。そこも見所です。ハプニングの大体の理由は、馬が賢い事、これだけです。


PS
この大会で名物だったウラン号が引退しました。ほんとご機嫌損ねたらもうどうしようもない馬だったのですが、ここ数年優しくなって、でも力がないという感じだった。所がこの馬XY遺伝子を持つ、雌馬という訳の分からないものだったのですね。競技からは引退しましたが、研究対象として動物病院で余生を過ごす事になるようです。


2013ガマ合戦終了のおしらせ

2013-04-17 14:57:56 | ガマ合戦
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7日から始まったガマ合戦ですが後半戦です。写真は13日で、ねぐらに帰るガマが目立つようになっています。


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13日は少し寒かったせいか、こんな具合です。


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14日は黄砂の影響もあり、ぼんやりした夕暮れになりました。最低気温10.8度最高気温19.9度とかなり暖かい一日です。ガマ合戦期間中の低温が、数に影響しているとすれば14日は怒濤のガマ合戦になります。


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結果は、確かに数は多かったが池に向かう数と戻る数と半々と言う具合。本来のピークとはやはり違う様相です。


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陸上でガマ玉が出来ています。ただ水中を見ても明らかに交尾数は減っています。


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6時45分から7時半まで観察していたのですが、数はこんな具合。やはり少ないです。


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池のほとりに建物があるのですが、その周りに戻りカエルが目立ちます。何なのでしょうか。


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実はこの床下の通風口の金網が破れており、そこからカエルが入ってゆくようです。つまりこの床下が越冬地だったのです。


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数がいればいろいろ写真も遊べます。


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とはいえなかなかうまく行きません。


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何を考えているのでしょうか。


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敵発見!


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明日は空を飛べるかな。


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さて交尾していると言う風に見えます。でも何かが違う。これってオス同士?


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ガマガエルのオスは動いているのを見ると、何でもかんでもしがみつきます。そこで戻りカエルと行きカエルとの間で、ホモ合戦になってしまうようです。下のオスが警戒音を出すのでこの組み合わせはすぐに解ります。ただ時間が経つと泣かなくなる個体もいるようで、判然としない所があります。


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この池のガマガエルの冬眠地として、建物の床下、岩山、竹やぶ、林の下などがあるようです。このうち建物の床下は改修工事の影響を受けたようです。岩山は2年前に薮だったのをきれいに伐採したのが影響しているようです。他にも石組みの所だったらどこでも越冬しているようです。林の下は昨年の遊歩道の造成がありました。数の減少はこれらの複合的な要因があるようです。3年前にはこの池の周辺は薮だったのを、きれいに整備したのは全く悪い事ではないのですが、ガマガエルにとっては災難だったようです。
ただここしばらくは大規模な改修工事などがないので、来年度以降は数が復活するのではないのかと思います。
あと野良猫が悪さをしているのは間違いがありません。


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さて15日です。ソメイヨシノのつぼみも膨らんできました。


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日中に池を観察した所、3匹しかいませんでした。ガマ合戦は終了したようです。とはいえ1週間続いてパタっと止むと言うのは俗説のようです。もう少しダラダラと続きますが、メスは本当に少なくなっているようです。


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少し不思議なのですが、前半戦ではほとんどのガマガエルは這いつくばっています。しかし後半戦では頭を上げている個体がとても多くなると言う事です。戦いを終えてスッキリして帰る所なのでしょうか。ちょっと良く解りません。



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これも何かホモ臭いんだよな~。


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16日です。池にはカエルがいません。もう全くです。

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この日は夕方から雨が降って22時からの観察になりました。ちょっと遅すぎるのですが確認にはなります。やはりいる事はいます。ただ池にいる数と陸上にいる数を見ても、合戦終了と言っても良いでしょう。


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今年は期間中寒かった事もありますが、水の中の生き物でもあります。それなりに耐寒性は高いと思います。やはり純粋に数が減ったのでしょう。


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ガマ合戦は終了です。フキノトウの花も終わりました。次は桜が咲くのでしょう。
今年は日中の生息場所や、越冬地もなんとなく解りました。あとはガマ合戦開始を予測出来るかもしれない指標を手に入れました。3月1日からの平均気温の積算値が120度以上、3月20日からの積算が100度を超えるあたりでガマ合戦が始まると言うものです。時間は6時半から8時までの間にピークがあるようです。これらを使うともう少し効率よく開始時期を特定出来そうです。


4/18追記


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4/17日午後6時45分から7時30まで観察しましたが、まだ少しはいました。15匹ほどでしょうか。ただ池は全く静まり返っていました。16日までオスの抱きつかれたときの警告音とかで賑やかだったのが嘘のようです。ガマ合戦ではありません。
明日、あさってまでは多少は見れるのではないのでしょうか。