二日連続雨でまたしても引き篭もっていた。トップニュースは今日も日馬富士関の話だ。この話を臆測だらけで時系列で並べてみよう。
10月25日鳥取巡業の前夜に、モンゴル人力士が集まって懇親会を開いた。たぶん飲み屋などだろう。先輩力士に対する言動を日馬富士が注意した。だがその後貴ノ岩スマホをいじっていたので、怒ってビールビンなど（当初はビールジョッキ）で殴った。この席には白鵬や鶴竜もいたというから壮観だ。でも日馬富士をだれも止められない。多分なのだが力士が暴れたので、誰かが警察を呼ぶ。本当は力士が集まったなら店はそんな野暮な事はしないのだが、多分だれかがした。貴ノ岩の師匠の貴乃花親方はこの巡業の責任者だったので、穏便に済ませようと努力したのだろう。だが10月29日に警察に被害届を出しているところをみると。店にも相当な損害があったのだと思われる。店が被害届を出したので、警察からも出す様に言われたのだろう。で、鳥取県警が捜査しているが少し遅い。11月2日に相撲協会に警察から話があって、この話しが露呈。貴乃花親方が協会に報告していない事が判明。しかも誤魔化した。日馬富士の師匠の伊勢ヶ濱親方も知らなかったということで話はどっかに行ってしまったのかもしれない。いや、話は簡単で前場所で横綱白鵬と稀勢の里が休場していた。鶴竜関が九州場所休業と言う事で、５場所連続４横綱体制の看板が崩れてしまった。その状態で日馬富士がいないとなれば大変なことだ、相撲関係者はみんなそう思ったのだろう。
だが九州場所は貴ノ岩が初日から休場。14日には日馬富士がひじの故障で休場した。１４日に公表された診断書は頭がい骨骨折だった。ただ少し注意しなければいけないのは、貴ノ岩は巡業をこなしていたのだ。診断書の内容は「脳振とう、左前頭部裂傷、右外耳道炎、右中頭蓋底骨折、髄液漏の疑いで全治２週間程度と考えられる」なので、正直なところ巡業につき合わせてはいけない内容であった。だが貴ノ岩が鳥取の高校出身だったので、出さざるを得なかったというのはある。だがこの時点で本当は無理だったのではないのかと思われるが、どうなんだろう。顔ボコボコの状態だったはずなんで。
そして今横綱稀勢の里は、前頭筆頭の貴景勝に金星をとられてしまう。
この案件は非常にめんどくさい。先ずは貴乃花親方の判断の甘さと弟子の育成に問題があるのではないのかと言う事。伊勢ヶ濱親方も横綱への監督があまかったのではないのかと思われる。10月25日に起きた事件を11月2日まで相撲協会が報告がなかったから知らなかったのも異常。
モンゴル人力士の間に何かがあるのではないのかと思わせるような、三横綱列席で日馬富士だけが暴れたと言うのも少し不思議。モンゴル人力士の間でいじめみたいなのがあったのかと思われる事件でもある。
鳥取の高校にいた貴ノ岩は当時の知人や友人からひっきりなしに連絡があったと思われる。たまたま偶然でタイミング悪く日馬富士の説教のタイミングだったのかも知れない。たぶんLine辺りだろう。
じつはこの説教しているときにスマホいじりされて激昂するというケースはかなりある。というかこれは社会問題に近い。ファミレスで家族が全員スマホをもくもくといじっているとか結構見る。実はみんな同じゲームをしていたりするのだが、それはあまりない。むしろすこしの会話だけの方が多い。
で、日馬富士の話しはそこの落着する様な気がしている。みんな本当は嫌だと思っていることにすり替えてしまえばいい話だからだ。
なお私の意見。スポーツ界などドメスティックな世界では暴力は良くある。但しそれを何故使うのかと言うのを本当に分かっていなければ使ってはいけないものだ。徹底して計算して使う物なのだ。暴力は感情でつかってはいけない。その前にどんなに冷静でも暴力を振るったとたんに感情が抑えられなくなる可能性すらある。そして暴力と言うのは単純な解決法だから、常習性がある。そこまでわかって使うならば、可能性がある手法だ。
だが酒に酔った先輩後輩の指導だと、冷静になれない状態で行なうものだから先ずあり得ない。その前に、格闘技の方々はパワーが恐ろしいんで、そもそも体罰禁止でしょう。それこそ物凄く計算づくで行なわないといけないのだが、酒に酔った状態だと感情が暴走してしまう。
なぜ日馬富士は席を立たなかったのか。そう言った対処もあったと思う。
鶴竜は５場所欠場なので、今回の件含めて引退勧告が出てもおかしくない。わたしはモンゴル人力士の間に何か不穏当な社会が形成されているのではないのかと考えている。鶴竜が今回の件を見過ごした責任は実績とあわせて問われるだろう。彼は日本人国籍をとっていないので今までいたというところがある。
それでも日馬富士が残るとするならば、多分成績は出せないだろう。
トランプさんが珍しく人権問題を言った。そうアジアは人権問題の巣窟なのだ。なんでフィリピン？麻薬掃討作戦でえらく人が死んでいる。しかもだロヒンギャ問題だ。CNNだ。
「フィリピンのマニラで東アジアサミットに集まった首脳らとの非公開の昼食会に出席し、ミャンマーの少数派イスラム教徒ロヒンギャが難民となっている問題に言及した。」
彼がこう言った問題に言及するのは珍しい。この理由は、フィリピンはミンダナオ島で勃発したイスラム過激派の蜂起に追われていた。戒厳令を出して封鎖していたのが最近ようやく小康状態まで来た。フィリピンがISの基地になるのではないのかといわれた事案だったので、麻薬取り締まり以上の力をいれていた。そしてフィリピンにとって、ロンヒギャ問題は新たなイスラム過激派の拠点になるのではないのかと言う恐れがあった。地理的にやればわたれる海なので、恐れたのは間違いが無い。
その上でフィリピンはAPECの声明の中に盛り込みたかったが、どのように文面をかえても、APECの極めてアジア的な「内政不干渉」主義の前にミャンマーの立場を覆せなかったのだ。イスラム原理主義者の台頭で苦しむインドネシアでもかなり難しかったようだ。だがAPECがこの件で批判されていた事と、人権問題ではアジアは問題だらけな世界なのだが（アジアでは文化的問題なのだが、ヨーロッパ的価値観からすれば最悪）、訪問したどの国でも言わなかったことを言わせたのは、フィリピン頑張った。
トランプさんからみればかっこいい事をいう絶妙のタイミングだった。フィリピンのドゥテルテ大統領はISとの共闘を訴えつつも、オピオノイド鎮痛剤などのホトンド麻薬に蝕まれるアメリカの問題を強調したのだろう。ドゥテルテ大統領のやり方は人権侵害でしか無いが、そういった姿勢はトランプさんにとっては分かりやすいわけで、APECができなかったことをこの非公式の昼食会で言ったのだろう。
この一貫性の無さが、堪んないよね。
アメリカのセクハラ問題なのだが、ワインスティーンさんから以降、ボロボロ出るわ出るわ。そもそもトランプさんがえらくあやしい。話し易くなったというのは大きいかも知れない。ただえらく古い話がでてくるので、どうなのかとも思う。
でも議会までくれば相当なものだ。アメリカがいかに男社会であったかというのがよく分かる。その上直属の上司が面談で仕事ぶりを査定すると言うのが大きい。たしかに男だけだったら公正にできる可能性があるが、悪用できるシステムでもある。特に女性。
考えてしまうのは、たとえば日本の差別問題のネチっこさというのも面倒なのだが、アメリカの差別問題は死んじゃうと言うのがある。程度の問題ではない。だがとりあえず生きてゆくことが出来る差別と言うのはどうなんだろう。
なぜ喋らなかったかと言えば、例えばアラバマ州の上院議員候補のムーア氏の発言と言われているものだ。
「しかし当時、地方検事だった同氏は「君はただの子どもだ。このことを話したってだれも信じないだろう」と警告したという。」
日本人のあいまいな世界から見れば、このおそろしく直裁な強迫にしかみえない。だが彼らからみたら日常だったのだろう。
過去の日常か。今同行しても取り戻せないのが分かっているのにないものねだりばかりする。
ああそうだ、MacOSをバージョン11.0.1 にした結果だがな、今ブログを書いていてえらく困難な状況になっている。予測変換がハンパないのだ。たぶんIOSの影響だろう。前のOSのバージョンでもそれはあったのだが、ワープロ的に使いたいときには、今わかりやすい用例が出た。「言葉が出て」いやここまで打っていないからね。コンピューターが学習して「ことば」と打ったら「言葉が」が最前列にでてくるからね。
でも逆に大昔だったら、ぜったい日馬富士という言葉は簡単に出てこなかった。それはすばらしいのだが、なんで助詞までつけてくんのよ。
オレはここで体言止めしたいのに、なんで助詞勝手に付けんのか。それはそれで凄いんだけど、えらく迷惑。とにかく一番いやなのはなんでローマ字入力で「は」と入れた時に先頭に「ha」がでてくるのかね。有名人は「ファ」だろ？
で、ここで問題。このブログはクラウド上にあるんだよね。と言うことはOSでは無いのかな。
ということで私は旧石器時代の日本語と最新鋭の日本語を学ぶ場として、ブログを書くことになりそうだ。Aiのお導きでね。
20年前の機械学習ワープロがなつかしい。執事のように言葉を書いたとおりに変換してくれた。いまでは俺の言葉は、誰かの言葉に操作されている。それが私以外のとても大多数の言葉なのかもしれないが、それはとても嫌な話なのだ。
とにかく助詞を予測変換するのはやめてほしいです。うんいま出たよ。「やめて欲しいです」すまんなもう一回打ってみよう。「やめてほしい」３度目でようやく「やめてほしい」になった。ホントこれはやめてほしい。と、いまいっぱい機械学習せせています。
まじめに言いたい。わたしの言葉は私のものなの？
