鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

医師会長だより No.253 (今年の終わりに)

2013-12-28 11:46:01 | 日記
今年最後の配信になると思います。
1年間、医師会長だよりにお付き合い頂きありがとうございました。

医師会長だよりは、医師会の多岐にわたる活動を会員、職員に知ってもらいたい、
会員と役員との距離を縮めたいという思いで始めたものですが、私自身の勉強の
場にもなっています。インターネット上にブログとしても公開していますが、毎
日100人以上の訪問があり、行政の方々にも読んでもらっているようで、医師会
以外の方々に医師会の活動を知ってもらうという役割も果たしています。

今年は、これで253通目になります。土日を除けばほぼ毎日書いてきたことにな
ります。来年も継続したいと思っていますので、是非、目を通していだき、情報
を共有するとともに、医師会のあるべき姿を皆で考えていければと思っています。
どうぞ、よろしくお願いします。

それでは、皆さん、良い年をお迎え下さい。

以下、私の今年の業績(?)をまとめてみました。

依頼原稿

地域の連携体制づくりとその経験から学んだノウハウ
 看護展望 Vol.39, No.2 110-117

医療と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャルネットワーク「Net4U」
 日本皮膚科学会誌 Vol.123, No.13 3046-3048


講演

東北在宅医療推進フォーラム報告
 全国在宅医療推進フォーラム(東京) 11月23日

鶴岡地区における在宅医療への取り組み
 東北在宅医療推進フォーラム(鶴岡) 11月9日

医療と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャル・ネットワーク「Net4U」
 地域ICT利活用シンポジウム(大津) 10月26日

鶴岡地区医師会における在宅医療連携拠点事業の取り組み
 医療福祉介護の地域連携の実践と展開
  ~地域連携コーディネータ養成コース~ 9月28日

鶴岡地区医師 会の在宅医療への取り組み
 在宅ケアを支える診療所市民全国ネットワーク(新潟) 9月23日

家族みんなが安心できる在宅医療の取り組み
 鶴岡 福寿大学(コミセン) 6月20日

医療と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャルネットワーク「Net4U」
 日本皮膚科学会コンピュータ研究会(横浜) 6月16日

地域医療・介護連携プラットフォーム「Net4U」
 seagaia meeting 2013(京都) 5月18日

医師会主導による地域医療連携~鶴岡地区医師会の取り組み~
 新社会システム総合研究所「シルバー&ヘルスケア戦略特別セミナー」(東京)4月17日

ITを活用した在宅医療モデルを目指して~鶴岡地区医師会の取り組み~
 NPO法人備後脳卒中ネットワーク(福山) 3月19日

鶴岡発!家族みんなが安心できる在宅医療の取り組み
 徳島市医師会在宅医療市民公開講座(徳島あわぎんホール)3月2日




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No.252 (鶴岡市総合計画審議会)

2013-12-28 09:34:03 | 日記
三原です。

昨日(25日)は、本年度2回目となる鶴岡市総合計画審議会でした。
26年度からの5年間を後期計画として見直すものです。

審議会には、市議会議員、知識経験者、行政機関の職員および団体、市民の代表
など35名が委員として選出されており、鶴岡市の総合計画についての意見を伺う
という趣旨の会のようです。

会では、基本計画の概要説明のあと、分野別に各委員会の意見聴取がありました。

私からは、計画は立派に書かれている。要は、どう実現できるか。
超高齢社会をどう乗り越えるかが課題であり、それには行政を含めた医療・介護
・福祉との連携が重要との意見を述べてきました。

以下、会議のメモ

1、市長あいさつ

2、協議
1)会長、副会長 選出
会長:石黒委員、副会長:東山委員

2)鶴岡市総合計画後期基本計画の策定について

1 計画の策定趣旨と構成
平成26年から5か年

2 本市を取り巻く状況

・ 少子高齢化を伴う人口減少
・ 地域経済・雇用情勢の低迷
・ 自然災害に対する不安の高まり
・ 地球環境・資源の制約の高まり

3 鶴岡未来を創造する成長戦略 ~鶴岡ルネサンス宣言に基づくまちづくりの推進~

・創造文化都市:地場の可能性をのばす
・観光文化都市:人と人の繋がり交流人口を拡大する
・学術文化都市:知を活かす
・安心文化都市: 暮らす環境を整える
・森林文化都市:自然と共に生きる

4 地域振興のビジョンに基づく施策
5地域ごとの振興ビジョン

* 藤島:農業関連資源を生かした地域振興の実現、ふじの里づくりの推進
* 羽黒:観光(出羽三山、松ケ岡、映画ロケ地)と農業
* 櫛引:果樹産業(フルーツの里づくり)、グリーンツーリズム、歴史・文化の里
(黒川能、丸岡城址史跡公園)
* 朝日:山の恵みを生かした複合農業、山村生活文化の継承による地域づくり
* 熱海:あつみ温泉の振興、海・水産業を生かした地域振興


5 計画推進のために
1)市民・地域・行政の協調・協力による総合力の発揮
2)地方分権改革への対応と行財政改革の推進
3)地域の実態を踏まえて国への提言要望

6 分野別施策
現在の基本計画との変更点について説明

第1章
それぞれの地域の生活環境をより安全で安心なものにするために、一人ひとりの
心がつながりあう確かなコミュニティを構築します

* 互いに顔の見える地域コミュニティづくり
* 地域の防災・防犯力の強化
* 消防・救急体制の強化
* 資源循環型社会の形成
* エネルギーの地産地消の推進
* 環境美化・保全活動の推進


第2章
一人ひとりがいきいきと健やかに暮らすことができる健康福祉社会を形成します。

* 少子化対策の推進と健やかな子どもの育成
* こころと体の健康増進
* 温かい福祉の地域づくり
* 障害者の自立生活の実現
* 高齢者がいきいきとした地域の実現
* 医療の提供体制の充実


第3章
未来を担う子どもたちが、よりよい環境のもとでいきいきと育ち、それぞれの世
代がともに学びあえる地域社会を創ります。

* 学校教育の充実
* 高等教育機関の充実
* 地域の中での人づくり
* 芸術の振興と文化資源の保存継承

第4章
恵まれた豊かな自然と風土を生かし、人と人の交流を図りながら、産地の「顔」
づくりと安全と安心な食料づくりを進め、農林水産業をいきいきと発展させます

* 持続的に発展する農業の振興
* 森林資源の有効な保全と活用
* 安定した水産業の振興
* 農山漁村の地域づくり交流人口拡大
* 農林水産業の6次産業化の促進

第5章
地域に根ざす産業を守り育てるとともに、これからの時代をひらく新しい産業を
振興し、それぞれの地域をいっそう元気にします。

* 雇用の促進と働く力を高める人づくり
* 地域の強みを生かした地力ある産業の振興
* まちの賑わいを創る産業の振興
* 鶴岡ならではの観光の振興

第6章
地域の生活や活動を支える基礎を整えるとともに、交通・情報ネットワークをさ
らに充実させて市域内外の交流を拡大します。

* 快適な都市環境の形成
* 交流・連携の推進と基盤の整備
* 安全・安心な生活基盤の整備
* 治水と市土の保全

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