今日は、めっきり涼しくなりましたね。
庄内プロジェクトの活動の一環として、おもに介護系職種を対象とした緩和ケア~
在宅医療の研修会を、和泉先生を中心に定期的に行っています。その報告が、庄
内プロジェクトMLにありましたので、転載します。
地域の多職種連携の輪が広がり、さらに深化している様子が伺われます。
鶴岡のすばらしいところは、さまざまなレイヤー(職種)の方々が、それぞれの
ポジションでしっかりと成果をだしていることだと思います。
すばらしいことです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつもお世話になっています。
荘内病院 和泉です
大変報告が遅くなりましたが、6/27(金)に開催しました第1回緩和ケアを学ぼ
う会のアンケート結果がまとまりましたのでご報告します。
参加者、79名、ケアマネジャー、看護師、介護士、薬剤師、保健師、相談員、
PT/OT、薬剤師の参加がありました。
今回は新たに薬剤師会の協力のもと、薬剤師からの講座も短時間取り入れていま
す。また案内も薬剤師会にながし、今回は薬剤師さんの参加も9名ありました。
また篠田さんから、薬剤師にはこんなことを在宅患者にやっている、というお話
の内容もわかりやすく、それをメインに聞きにこられた参加者もいたようです。
今後、福祉職と薬剤師さんの連携作りにもつながっていけそうです。各職種の専
門性が他職種を助けられる、つながっていく、とても良い感触を持ちました。企
画して良かったと思います。
また、今回のメインテーマが、グリーフケアでした。悲嘆のケアについての系統
的講義、荘内病院緩和ケアチームで行っているグリーフカードや電話訪問による
遺族ケア、また、系統的な悲嘆の評価を行って積極的に実践されているハローナー
ス訪問看護師の遺族訪問について発表があり、生前からグリーフケアが始まるこ
と、遺族へのケアの大切さ、などに気づかされました。
ハローナースの遺族訪問は、お忙しい中、本当に頑張っていて(診療報酬が全く
つかないのに)、素晴らしいなあと感動しました。病院では遺族への支援はほと
んど行われていないことも改めて感じた次第です。
ご家族もそうですが、ご遺族となった方が、自分の気持ちを話す場がないことに
気づかされることが増えました。継続的な家族ケアを少しずつ取り組んで行くこ
とも考えてみたいですし、病院では、遺族会のようなものはできていませんので、
今後取り組むべきことの一つに挙がるかもしれない、と個人的には感じました。
患者自身、ご遺族として看取った方自身が、自分の経験を分かち合って、同じ境
遇に置かれた方同士で、お互いを支える力となっていくことも、安心して最期ま
で過ごせる地域作りには大切なことではないでしょうか。
今回の会で、地域での緩和ケアが広がって来ていることを実感しました。
緩和ケア学ぼう会のアンケート結果です。
https://drive.google.com/file/d/0BzItwTwB_6zeTTVJeDc2WDZmelU/edit?usp=sharing
庄内プロジェクトの活動の一環として、おもに介護系職種を対象とした緩和ケア~
在宅医療の研修会を、和泉先生を中心に定期的に行っています。その報告が、庄
内プロジェクトMLにありましたので、転載します。
地域の多職種連携の輪が広がり、さらに深化している様子が伺われます。
鶴岡のすばらしいところは、さまざまなレイヤー(職種)の方々が、それぞれの
ポジションでしっかりと成果をだしていることだと思います。
すばらしいことです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつもお世話になっています。
荘内病院 和泉です
大変報告が遅くなりましたが、6/27(金)に開催しました第1回緩和ケアを学ぼ
う会のアンケート結果がまとまりましたのでご報告します。
参加者、79名、ケアマネジャー、看護師、介護士、薬剤師、保健師、相談員、
PT/OT、薬剤師の参加がありました。
今回は新たに薬剤師会の協力のもと、薬剤師からの講座も短時間取り入れていま
す。また案内も薬剤師会にながし、今回は薬剤師さんの参加も9名ありました。
また篠田さんから、薬剤師にはこんなことを在宅患者にやっている、というお話
の内容もわかりやすく、それをメインに聞きにこられた参加者もいたようです。
今後、福祉職と薬剤師さんの連携作りにもつながっていけそうです。各職種の専
門性が他職種を助けられる、つながっていく、とても良い感触を持ちました。企
画して良かったと思います。
また、今回のメインテーマが、グリーフケアでした。悲嘆のケアについての系統
的講義、荘内病院緩和ケアチームで行っているグリーフカードや電話訪問による
遺族ケア、また、系統的な悲嘆の評価を行って積極的に実践されているハローナー
ス訪問看護師の遺族訪問について発表があり、生前からグリーフケアが始まるこ
と、遺族へのケアの大切さ、などに気づかされました。
ハローナースの遺族訪問は、お忙しい中、本当に頑張っていて(診療報酬が全く
つかないのに)、素晴らしいなあと感動しました。病院では遺族への支援はほと
んど行われていないことも改めて感じた次第です。
ご家族もそうですが、ご遺族となった方が、自分の気持ちを話す場がないことに
気づかされることが増えました。継続的な家族ケアを少しずつ取り組んで行くこ
とも考えてみたいですし、病院では、遺族会のようなものはできていませんので、
今後取り組むべきことの一つに挙がるかもしれない、と個人的には感じました。
患者自身、ご遺族として看取った方自身が、自分の経験を分かち合って、同じ境
遇に置かれた方同士で、お互いを支える力となっていくことも、安心して最期ま
で過ごせる地域作りには大切なことではないでしょうか。
今回の会で、地域での緩和ケアが広がって来ていることを実感しました。
緩和ケア学ぼう会のアンケート結果です。
https://drive.google.com/file/d/0BzItwTwB_6zeTTVJeDc2WDZmelU/edit?usp=sharing