鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.430 (合同ミーティング 第1回)

2014-11-11 17:34:18 | 日記
ここ2-3年、医療連携室「ほたる」が主催し、歯科医師会、薬剤師会、行政との
ミーティングをそれぞれ月1-2回程度定期的に行ってきました。

結果として、歯科および薬剤に関する相談窓口の設置、在宅歯科診療、在宅服薬
指導の推進、湯田川温泉リハビリテーション病院での歯科スクリーニングの導入、
口腔ケアなどの出前講座、多職種による研修会の開催など多くの成果をあげてき
ました。

一方で、歯科医師会や薬剤師会と行政との接点が少ない、また、個別での話し合
うより行政も含め、皆で話し合い、考える場の方がより効率的ではないかなどの
観点から、今回から行政、3師会、ほたるの合同でのミーティングを行うことに
しました。

その1回目です。案の定、歯科から薬剤師へ、歯科医や薬剤師から行政へなど、
今まででなかった多くの質問、意見が出されて、活発な会となりました。
今後は、月2回程度で開催していく予定です。

第1回 合同ミーティング
11月10日 13:00~14:00

出席者:
鶴岡市(地域包括支援センター)2名、三川町、庄内保健所3名、
医師会2名、歯科医師会4名、薬剤師会2名、ほたる3名、


1、報告事項

1)訪問歯科診療相談窓口利用状況(ほたる)

相談件数、訪問歯科診療は、徐々にだが増加傾向ある。
相談、訪問歯科診療依頼とも依頼はケアマネが多い。次いで医師。

2)訪問服薬指導相談窓口利用報告(薬剤師会)

訪問服薬指導を経験した調剤薬局は徐々に増加し、現在19件が訪問を経験
相談件数も増加傾向にある。月平均3件程度。
今現在、在宅服薬指導を行っている調剤薬局は10?程度か、患者数では50名程度
か?(正確なデータはとっていない)
医師との相互理解を深める目的で、中村先生を講師とした勉強会を行った。

2、行政からの情報提供とフリーディスカッション

1)山形県より(庄内保健所)
 県としては財政的な支援をおもに行っている、
 あらたな財政支援制度を活用し、
  酒田、山形、寒河江 3医師会を対象に「拠点事業」を開始予定
 
2)鶴岡市より

 地域支援事業の進め方
 認知症施策の今後の方向性
  家族の集いを開始、 1回目、11名(患者本人3人)参加 毎月開催予定、
  初期集中支援チーム:県の予算を活用し、次年度に立ち上げ予定
  徘徊SOSネットワーク:次年度予定
  キャラバンメイト(183名)を利用したサポーター養成を進める
 地域ケア会議
  ケアマネのスキルアップが重要
  すべてのケアマネが開催できる方向で
  分析 → 政策へ繋げたい (27年度中には)、

3)三川町より
 基本的には、鶴岡市と歩調を合わせて取り組んでいく

https://drive.google.com/file/d/0BzItwTwB_6zeMnJWUTNZYlo2ZEU/view?usp=sharing

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