6月3-5日に、京都で開催された日本皮膚科学会総会の特別企画「高齢化時代の地域医療を考える」で、当地区の取り組みを報告してきました。
http://jda115.jp/
以下、抄録です。
シンポジウム 「高齢化時代の地域医療を考える」
チーム鶴岡 ~ITを活用し多職種協働で支える地域医療~
超高齢社会が進むなか、障害があっても住み慣れた地域で安心して最期まで暮らし続けられる地域づくりが求められている。そのためには、患者の価値観を尊重しながら、生き方を支援することが何よりも重視される。その意味で、医療だけで解決できる問題はむしろ少なく、行政や介護職などとの連携は不可欠である。
山形県鶴岡地区では、2000年の地域電子カルテNet4U(医療と介護を繋ぐヘルスケア・ソーシャルネットワーク)導入に始まり、IT化した地域連携パス(大腿骨、脳卒中、5大がん、糖尿病、心筋梗塞)の運用、厚労省の事業である「緩和ケアのための地域プロジェクト」や「在宅医療連携拠点事業」(現在、地域医療連携室「ほたる」)の受託など、地域の医療と介護のシームレスな連携を基盤とした地域包括ケアシステムの構築を目指し多面的な活動を行っている。
ところで、今回の当番校は母校の慈恵医大皮膚科なのですが、東京にある大学が京都で学会を開催する時代なんですね。
会長招宴は、京都市水族館を貸し切っての、リッチな立食パーティーでした。
開会式は、イルカショーのプール前で行われるというビックリポンの企画!
会頭の中川教授は、大の釣り好きとのことで、水族館になったとか。。
ホントは、イルカに乗って登場したかったらしいけど、断られてようです(笑)