亀岡文殊
2010年05月03日 | 旅
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この寺の文殊菩薩は「亀岡文殊(亀岡の文殊)」と呼ばれ、丹後の切戸文殊、大和の安倍の文殊とともに、日本三文殊のひとつ。
本堂の奥の「知恵の水」飲んできたので、頭が良くなったかなぁ?さっぱりして清々しかった。
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石畳みの参道を登ると、途中にこの鐘楼堂があり、十六羅漢像も見える。
―梵天丸誕生伝説―
永禄8年(1565)伊達輝宗と結婚したばかりの義姫は、文武の才たかく、忠孝の誉れあるすぐれた男子の誕生を願い、米沢郊外、高畠の亀岡文殊堂の近くに住む行者・長海上人を訪れ、出羽三山の一つである湯殿山に祈願を頼んだ。
長海上人は4月2日に湯殿山に登山して祈願し、その証拠として幣束を湯殿の湯に浸して持ち帰り、義姫の寝所の屋根に安置した。
ある夜、白髪の老僧が義姫の夢枕に現れ、「姫の胎内に宿を借りたい」と頼まれる。
おどろいた義姫は「夫の許しを受けてからご返事をいたします」と丁重に答え、即答するのをためらった。
このことを輝宗に告げると輝宗はたいへん喜び「これは瑞夢である。再びこのようなことがあれば許すように」と義姫に命じた。
翌夜、再び老僧が夢枕に現れ、前夜の返事をたずねた。義姫は老僧の願いどうりに、胎内に宿を借すことを許すとつたえると、老僧は義姫に幣束を授け「胎育し給え」と言って立ち去った。
この瑞夢があってからまもなく、義姫はめでたく懐妊し、男子を産む。この子が、政宗。
伊達政宗の幼名「梵天丸」の由来は、この事から名づけられた。
修験道では幣束のことを「梵天」という。幣束を胎育することは神様を胎育することであり、産まれた政宗は神様の生まれ変わりという。さらに夢枕に立った老僧は、出羽の国に生まれ奥羽地方では聖人とあがめられた万海上人という修験者であったという。
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関係のない私事ですが、わが家の宗派も真言宗智山派です。
喫茶ネバーランドのマスターです。
いやはや・・・ご無沙汰です。ちょっと暫くネット活動をお休みしてまして。お仕事に集中してました。ハハハハハ・・・・。義姫の話興味深く読ませてもらいましたよ。私のネタ帳にさっそくメモさせてもらいました。ハハハハハハハ・・・・
では今日は、”コクラン・エネのアールグレイ”を御馳走しましょう。中国茶を主体にブレンドしたお茶なんですよ。ベルガモット香油が香り、タンニンが少ない分マイルドな感じがしてとっても飲みやすい逸品。ではではゆっくりお茶を楽しんで下さいな。
マスターより
もちろんこの山形県高畠町・亀岡文殊堂をその一つとする説もあります。
日本三大何とかの、三つ目が色々説があります。
たとえば大仏にしても、奈良と鎌倉はあるのですが、三つ目は、高岡、岐阜などあちらこちらにあるようです
大聖寺は、立派なお寺なので東北では、間違いないでしょう。
「梵天丸誕生伝説」勉強になりました。
帳簿に「書き入れ」ていれば、経理的にも正確になりますね。
大日如来は、宇宙そのものであり大仏さえも含むトップに君臨しています。
真言宗派に属する寺で、大日如来を見ることができるのでは・・・。
(ippu) さん へ
小便小僧のパロディとはいえ、やはり小便小娘の姿は様になりませぬ。
iinaブログ内で「トイレ」を検索すると、10本をヒットしました。
笑撃は、5本ありました。・・・なんとも・・・m(__)m
http://blog.goo.ne.jp/iinna/s/%A5%C8%A5%A4%A5%EC
(マスター) へ
マスターは11連休でしたか、多数が5連休なので真にゴールデンウィークでした。
iinaはというと、一年365日連休ですよ。
いま、定年後の隠居生活をエンジョイしてます。
なので、GW前に山形まで旅してきました。
旅するならイタリアもいいですね。
金銭面かを気にしなくていいなら、豪華客船で世界一周してみたいiina~。
都会に飽きたら、孤島に浮かぶ南海で、真っ白な砂浜に寝そべっていたい。
久しぶりにマスターから届いた”コクラン・エネのアールグレイ”をごちそうさまでした。
(銭無のとっつあん) へ
長岡天満宮をいつも素通りしています。
こんどじっくり観光したいと思っています。
ところで、「日本三大文殊」をヤフー検索した上位3位内からピックアップしました。
①日本三大○○一覧
http://archive.hp.infoseek.co.jp/3dai.html
山形県高畠町・亀岡文殊堂
山梨県三珠町・表門神社
大分県国東町・文殊仙寺
京都府宮津市・文殊堂
奈良県桜井市・安倍文殊院
③三大○○http://www3.ocn.ne.jp/~gourmet/nihonsandai.htm
亀岡文殊堂 (山形県高畠町)
切戸の文殊(京都府宮津市)
安倍文殊院(奈良県桜井市)
京は、長い歴史の中で文化的に日本の中心であったので無理からぬ面があります。m(__)m
大仏さまも、高岡大仏を見ましたし、別府にも嘗てありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B2%A1%E5%A4%A7%E4%BB%8F
千葉ののこぎり山にある日本寺の本尊として鎮座しています。
http://www.jalan.net/ou/oup2000/ouw2001.do?spotId=12463aj2200024658
大河ドラマのシーンにもありました。
でも真相は…?
私も史実を100%信じるタイプじゃないので。
いくら親子でも、命の危険に晒されたような母親と普通に付き合えますかね?普通。
いろんな本や文献に触れるたび、歴史は勝者や生き残った者によって都合良く塗り替えられることがありますからね。
そこを想像で埋める作業は楽しいですよね。
山深い鞍馬は、なにごとかありそうな雰囲気があります。^^
https://blog.goo.ne.jp/iinna/e/5c30adad47875771b0dff20683712b82
「息子の伊達政宗を毒殺しようとした」のは、現代では捏造とされているらしいです。
長男の政宗を溺愛するも、乳母に預けられ自ら育てられないことを悔しがる。そのため次男は手元で育てた。
疱瘡で醜くなった政宗を憎んだといっても、毒殺事件から逆算した以外、根拠不明だそうです。
朝鮮出兵時に、双方で書状と贈り物を届けたとあります。政宗は母に朝鮮で探し回った珍しい貴重な生地を送りました。
https://bushoojapan.com/scandal/2016/05/28/76725
実際は、どうだったのでしょう( ^ω^)・・・❔