安芸の宮島

若いころ「安芸あきの宮島」を「秋の宮島」と勘違いしていたが、やはり宮島は秋に見応えあるらしく、紅葉谷という地名がそれを偲ばせる。紅葉に鹿を撮った所がそうで、花札を連想した。
その奥まった所のロープウエー紅葉谷駅から２度乗り獅子岩駅に着く。思いのほか弥山展望台は遠い。
　　　
神が宿る神秘の山　弥山みせんには奇跡や伝説の宝庫だそうだ。宮島に泊まって探索するのも面白いと思った。



広島名物の焼き立て紅葉饅頭を頬張りながら町を歩くと、牡蠣かきの香ばしいにおいが漂う。前夜、友宅で牡蠣尽くしを食べたので素通り。
宮島には、女の人が寝ている姿に見える箇所がある。左が頭で右が足。左からおでこ、くぼんだ中に目があって、鼻、口、乳房もはっきり見分けられる。
船中でそんな眺めに頬笑みながら、10分程で宮島口桟橋に戻る。駅前の名物あなごめしは老舗が2時間待ちなので諦め、隣店に行くと直ぐ席に着けた・・・。　　　　


広島に来たなら、やはり原爆ドームを見落とせない。


よく考えたら、この旅で世界遺産を３つ巡れた。
世界遺産を意識してなかっただけに、石見銀山、宮島、原爆ドーム見学は満足な旅だった。　

広島県の尾道からはじまった山陰への旅は、広島にもどってひとまず幕。
　　　　
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