よく頑張った羽生選手
きょうの新聞各紙1面、平昌五輪で金銀とった羽生結弦、宇野昌麿両選手の話題でいっぱい。どこもかしこも、にわかフィギアスケート評論家であふれていますね。羽生選手の五輪連覇はこの種目では66年ぶりだとか。ましてケガに耐えて戦い抜いたところが感動的でした。稀勢の里のように無理をしないで次の大会の出場は慎重にして長く選手生活を送り活躍してほしいと思います。
同じ地球の上で、同じ時刻帯に爆弾の嵐にまみれているところもあります。ツイートで世界に発信した7歳のシリア・アレッポの少女の物語『バナの戦争』(飛鳥新社)を読みました。『ハリー・ポッター』の著者JKローリングも推薦する現代版『アンネの日記』と帯に書かれています。
聴こう!シリアの少女の叫び
「戦争のときは、どっちの側につくか決めなくちゃいけないの。政府軍か(反政府軍か)」自国(シリア)に危険が迫った時も「(国に)とどまるべきか出て行くべきか、どっちを選んでも地獄だった」
戦争は決断の連続です。それを一つ違えば生死が入れ替わるわけです。戦争を生き抜く子ども達の悲しいため息がリアルに伝わってきました。
移動するバスが止まりトイレに行けない。子ども達は下着の中でするしかなくバスの中は想像もできないくらいひどいにおいがしていた・・。
I just want to live without fear(ただ、こわがらずにくらしたい)
We are not armed,why do you kill us?(わたしたちは武器はもっていません。なのになぜ殺されるの?
Speaking for the children of Aleppo,I demand peace for us.(アレッポの子ども達のために言います。平和をください)
以上バナ・アバドちゃんのツィートの一部からです。彼女のツイッターのアカウントは @AlabedBana (Bana Alabed) 私も早速フォローさせていただきました。
【動画】バナちゃん、トランプ大統領にお手紙も
バナの戦争 | |
バナ・アベド著(シリアの少女) | |
飛鳥新社 |
Bana al-Abed Pens Letter on Syrian Refugees to President Donald Trump | The New York Times