北朝鮮にいる特定失踪者(拉致者)へ向けてのラジオ放送「しおかぜ」を聞いています。
BCL(国際放送聴取愛好者)がブームになった1970年代、三洋製のBCLラジオ、パルサーで海外の放送局にダイヤルを合わせ、興味津津でした。
今のように瞬時にしてネットで海外のニュースを得ることはできない時代だっただけに、見知らぬ海外から直接流れてくるラジオ放送は、魅力がありました。受信報告者に送られてくるベリカードも楽しみの一つでした。
最近、中国製のBCL用ラジオを新調しました。最初に買った小型のものは、機能は豊富でしたが、肝心の感度と受信がお粗末、BCL向きではありませんでした。そこでもう一台、BCLファンに定評があるというDegen DE1103(愛称『愛好者3号』)を使ってみました。選局はデジタルで簡単、専用アンテナも必要なく感度も申し分ありません。中国製ラジオに対してのイメージは一新しました。
愛好者3号で、「しおかぜ」もしっかり受信できます。「しおかぜ」は、茨城県古河市から発信しているわりには雑音は激しい。他の海外放送よりも聴き取り難い。これはラジオのせいではない、ジャミング(妨害)のせいか?・・などと想像を張り巡らすこともBCLの面白みです。
それにしても拉致問題、無為な時間ばかりが果てしなく流れています。
家族会の人たちの高齢化が進み、一刻も早い解決が望まれます。
いまたけなわの政権党の代表選では、基地問題には触れることがあっても、拉致問題はまったく話題にも争点にも挙がっていません。
毎回「しおかぜ」を聞くたびに、政治的対応の遅さを感じ残念でなりません。
「しおかぜ」の放送時間は、5:30-6:00、5965khz、6045khz 23:00-23:30、5910khz、6135khz。
ぜひ一度お聴きください。
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