昨年の今頃は参院選でした。原発震災後4回目の国政選挙。結果はいくら受け皿が見つからないからとはいえ有権者は自民に議席を与え過ぎでしたね。
この一年、「安倍一強」政権は国民の民意に耳を貸すことなく時代錯誤で復古的な政策を次々に強行採決。森友学園、加計学園の問題では、安倍政権の国家機関の私物化の横暴が露見された。もう、この辺で政治に新しい流れを創らなければならない時に来ています。
野田聖子よ、第二の小池めざせ
自民党:野田聖子、石破茂あたりが自民党を割ってでも保守政党再生に立ち上がって欲しい。国政では野田聖子が第二の「小池百合子」にならないだろうか。
民進党:2009年の政権交代では期待が大きかっただけに政権中に大震災という不運な遭遇はあったにせよ国民の失望は強かった。とりわけ政権末期は公約を投げ捨て消費増税をごり押しした野田政権はひどかった。その裏切られた感の後遺症は今都議選でも途切れることはなくつづいているようにも・・
公明党:なりふり構わない勝ち馬の乗りの“名騎手”。これまでの腐敗した都政の共同責任者であるにもかかわらず、すばやい変身。
共産党:議席数は増えたとはいえ4野党の票の入れ替えでしかないのでは・・。勝利というには今ひとつぱっとしない。
生活ネット:地域政党としては先輩格なのに小池「都民ファースト」派と選挙協定を交わしたことが裏目に。公明とは対照的、残念な“落馬”だ。
社民党:保坂世田谷区長のお膝元でさえ議席を取ることがかなわない。美濃部革新都政を支えたかつての社会党の面影はまったく無し。
緑の党:小金井市では善戦し闘ったが議席は得られず。原発震災の当事者国家なのに欧州各国のようには環境政党がなかなか育たない日本・東京都。
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
きょうは、私の愛蔵レコードの一枚からラムゼイ・ルイス・トリオのザ・インクラウド。
群集の心の動きは・・浮動票の如く
Ramsey Lewis Trio The 'In' Crowd