ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

2024 暑い夏を生きる

2024年08月26日 | Weblog
生きるとは

行動すること

愛すること

そして苦悩することか・・・





色あせた古いノートに書かれたブルーのインクの文字。
短編小説らしきものも書いていた!今読むと、何とも気恥ずかしい。
とても人様にお見せできるようなものではなく、子や孫たちにも無用な駄文の書きものだ。

太宰治の影響をかなり受けていたのだろう。文体が彼を模倣している。この種のノートはすべて廃棄処分にしよう。お道化の苦悩の歩み、すべて「断捨離」がよく似合う?

さて小学5年からの日記をどうするか、当然破棄なのだろうが、まだ思案をしている。

暑い夏です。ポポロ通信舎にお越しの皆さま、ありがとうございます。いかがお過ごしでしょうか?
このような日本の夏がやってくるとは、これまでの自分の歩みからは考えも及びませんでした。もしエアコンがなかったらこの酷暑のトンネルをくぐり抜けることが果たしてできたでしょうか。

好きだったあのさらっとした夏風の音は、今どこに行ってしまったのでしょう。ご自愛ください。

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔


世情 [Sejou] / 中島みゆき [Miyuki Nakajima] Unplugged cover by Ai Ninomiya
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漢字表記がおもしろい

2023年12月30日 | Weblog
子どもの頃、冬休みの小学校の校庭で
「しゅうきゅう、やるべぇ」と言ってボールを蹴っていたのを思い出します。
蹴球(しゅうきゅう)=サッカーのことでしたね。

中高時代の運動部の部室看板には「庭球部」「排球部」それに「篭球」の文字も
あったように記憶しています。

スポーツの名称では、庭球はテニス排球はバレーボール篭球(ろうきゅう)はバスケットボール。ちなみにドッジボールは避球(ひきゅう)、ラグビーは闘球(とうきゅう)、アメフトが鎧球(がいきゅう)。

そんな中で、なぜか野球だけは長くカタカナの「ベースボール」よりも漢字の「野球」が使用され親しまれていますね。

マラソンの漢字表記はないようです。しいて言えば「長距離走」との説(声)もありますが。。。

ところできょうは富士山女子駅伝が行われました。予想通り名城大が優勝、みごと6連覇。
注目していた群馬出身の不破聖衣来選手(拓殖大)の出場は無かった、残念!
「聖衣来(せいら)」という漢字表記も注目を浴び印象に残ります。


ウサギ年の2023(令和5)年、皆様いかがでしたか?
世界は「ウクライナ戦争」に加え新たな「ガザ戦争」が始まり、さんざんな年でした。

日本の政界、芸能界、そしてカルト宗教界、恐ろしいほど積年のウミと汚物があらわになった年でした。追及が遅すぎ、関係者猛省せよ!

SNSのツールは、短文化、写真投稿、さらにはYouTubeなどの動画発信へと突き進んだ年でもありました。

いまなおブ
ログ一辺倒の当ポポロ通信舎ではございますが、迷いながらもなんとかこのスタイルで、くる年もつづけて行こうと思っています。

ご訪問ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
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国際非暴力デー

2023年10月02日 | Weblog
きょうは何の日?
10月2日は国際非暴力デー。
インドの独立の父、マハトマ・ガンディーの誕生日でもあるこの日にちなんで設けられた記念日だといいます。
「非暴力を用いることだけが、真の民主主義にいたる道なのです」きょうの毎日新聞「余禄」欄にも詳しい記事。しかし民族の融和を祈り続けたガンジーは暗殺で生涯を閉じている。

暴力には暴力で対峙することが「常識」の中で、非暴力でたたかうことは、かなりの精神力と、かなりの生命を捧げることを覚悟しなければならない。

1915年から1947年に及ぶ長期に渡ったインドの独立戦争。中でも終盤での非暴力・不服従運動で犠牲になった命は計り知れない。その代償は大きすぎないだろうか。

「非暴力・不服従」の精神は「非武装中立」にも通じるもの。考え方としては理想的で立派、充分に尊重されなければならないと思う。ただ、この闘い方を選んだ場合も、とてつもなく多くの生命を犠牲にすることにはなる。その覚悟が果たして人々(ポポロ)にどこまで理解し実践し得るか、厳しく難解なテーマ(選択肢)です。
いずれにしても、ガンジーが示し勝ち抜いた戦い方、抵抗の精神には敬意を表します。

今月はもう一つ21日に国際反戦デーというのがありますね。こちらは日本発の「国際」記念日。今や知る人も少なくなりました。「1966年から毎年 10月21日 日本労働組合総評議会 (総評)が「ベトナム反戦統一スト」を実施し、それと同時に全世界の反戦運動団体にも ベトナム戦争 反対を呼びかけたことに由来する」
(ウィキペディア)

猛烈な長い残暑がやっと遠のき、息をついています。
先人たちの貴重なたたかいに学び「平和で非暴力な世界」をなんとかめざし実現したいものです。
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔



ガンジー(「非暴力、不服従」を貫いたインド独立の父。)
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どうしたら戦火は消えるのか

2022年06月03日 | Weblog
2月から6月に、冬から春を経て夏を迎えてしまいましたが一向に鳴りやまないウクライナの砲火、本当に困ったものです。

原発事故後では国民はにわか“原子力評論家”、コロナ騒動では“感染学者”、今ウクライナ戦が始まってからは、猫も杓子も“軍事評論家”なったかのようです。テレビやネットでは自衛隊OB、職員、これまで縁のなかった防衛研究員が登場。現地の様子や戦況をくまなく解説している。

いま私たちが知るべきことは、そのことだけなのだろうか。
今この時間も、死亡者がでている戦闘をどうしたらやめることができるかの議論や解説が必要なのでは?

B4版の「戦争絶対反対」の反戦ポスターを首から提げて街を行くお坊さんの投稿が載っていました。
(2022年6月3日朝日新聞「声」欄)

投稿者はこのほど8年間の高野山真言宗の修行を経て正式の僧侶になった74歳の新人僧だ。「蟷螂之斧でのいいから、仏教徒としてせめて反戦の意思を示そう」との思いから。

「あなたがそんなことして何になるの?」
「そんなことで戦争はなくならないよ」
「単に自己満足じゃないの」
と言われる・・。


それでも新米の老僧は戦争終結を願って行動をつづけている。

素晴らしい!
私はこのお坊さんの意思を尊重し敬意を表します。
ポポロ通信舎のスピリットにも通ずるものです。

この空しさの空気にまけずに翼をください、がんばりましょう!!





【翼をください】スーザン・ボイル ウクライナ侵攻 戦争反対 Проти війниоргнення в УкраїнуУпіхів NO WAR Wings To Fly Susan Boyle
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愚かな戦争、今すぐやめて!!

2022年04月13日 | Weblog
「怒られてもいい。笑われてもいい。いつも戦争を始めるのは男です。戦争をすると決めて、正義の名のもとに若いオスを狩り集めて、偉そうに殺し合いを命じる。

女が産んで、20年以上お金と時間と愛情を注いで育てた子どもたちに、同じ人間が産んだ子どもたちとの殺し合いを平気でさせる。こんな愚かな行為を、なぜ人間だけが1万2千年も続けて恥じないのか?
今度ばかりは、もう取り返しのつかない事になりそうで怖いし口惜しくて悲しくてたまりません。


ねえ、本当にすぐやめて!!
どうして人間の男たちだけが、ここまで馬鹿なの?馬や鹿に対しても申し訳ないし、恥ずかしい。」
新婦人しんぶん2022/3/19


以上、湯川れい子さん(音楽評論家・作詞家)のご意見です。
女性の視点からの鋭い戦争批判です。(拍手)

昨年の夏、NHKの「100分de名著」では、終戦から77年目を迎え『戦争は女の顔をしていない』を取りあげていました。スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ(1948~)がノーベル賞を受賞するきっかけとなった名著からでした。今回ロシア軍に女性兵士の姿は見かけませんが・・

それにしても今も連日連夜、恐ろしい戦いが繰り広げられています。プーチンに言わせるとこれは戦争ではなく「軍事作戦」だと? いずれにしても多くの人命が失われていることに変わりはありません。

この先どうなるのでしょうか。

ロシア通の評論家、佐藤優氏は「ロシアとウクライナの戦闘は、残念ながらロシアが勝ちます」という。「ゼレンスキーは海外に亡命して亡命政府を樹立するかもしれない。国はいくつかの地域に分かれ、プーチンはそれらの小国を時間をかけて段階的に併合するシナリオを描いているのかもしれない」と、悲観的だ。
(週刊文春WOMAN2022春号)

私は佐藤優氏の予想が外れることを祈っています。「祈る」しかできないのは何とも情けないことではあるのですが。
とにもかくにも侵略者、プーチン・ロシアを勝たせてはならない、それだけは強く願っています。


 
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「平和のため」がいつも戦争の理由

2022年03月08日 | Weblog
戦争が起こると、人々(ポポロ)は家を焼き出され、食料が手に入らず、生活はめちゃめちゃになります。でも戦争を起こした国は「自分たちは悪者だ」とは言いません。むしろ「平和のため」とさえ言います。

戦争の当事者は、それぞれ戦争をする「正当」な理由を説明します。自分たちから見たら「正当」でも、相手から見たらそうではありません。

困ったものです。恥知らず、なんということだ。

東西冷戦後の世界の主な紛争は

1991年 湾岸戦争
1991年 旧ユーゴスラビア紛争
2001年 アメリカのアフガニスタン進攻
2003年 イラク戦争(開戦)
2011年 シリア内戦(開戦)
2014年 イスラエルのガザ侵攻


プーチン大統領が「ウクライナではロシアを支持する多くの人たちがウクライナ政府によって迫害され殺されている」と訴えています。ウクライナのNATO加盟にも警告を発していた。
プーチン・ロシアに多少の理があったとしても、ウクライナに軍を進め攻め入ったことによって彼の「理」はすっ飛んでしまいました。

理性的な解決を目指さず、なんとも恥知らずな暴挙でしょう。

ザメンホフ先生(エスペラントの創始者)~!!
人類はまだまだ野蛮です~
エスペラントの精神に、ポポロの精神に反しています。

ウクライナのニュースを聞くたびに私の頭の中は、The Rolling Stonesの『 What A Shame』(なんてひどいことだ )の楽曲が頭にガンガン鳴り響きます。


なんてことでだろう
何もうまくいってないようだ
なんて残念なことでだろう

彼らはいつも戦いを始めたいと思っている
なんて恥知らずなことだろう

彼らはいつも戦いを始めたいと思っている
まあ、それは私を怖がらせるようとしているのだろうが
私は一晩中、シェルター(避難所)で眠ることができたぜ~♪


参考資料:読売KODOMO新聞2022年3月3日号、一部引用参照
【木工さんの写真】制作 矢嶋秀一  / フォト 田口大輔

The Rolling Stones ---- What A Shame
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終活年賀状

2020年11月04日 | Weblog
3、4年前から「本年をもちまして年始の挨拶は失礼します」の賀状を受け取ることが出てきました。どの方も高齢でふだんのお付き合いはなく、こちらとしても大いにうなずけるものです。

理由としては「加齢により筆を執るのがたいへんになってきた」という方が大半です。今後はSNS(LINEやFaceBook等)などの代替案を書き添える方もいらっしゃいます。電話番号やメールアドレスが記されていれば何かあれば連絡は可能なわけで、終活賀状が絶縁状ではないことは、十分わかっていただけると思います。

この時期、義務感のように賀状を作成するのはつらいものがありますね。印刷だけの無味乾燥な賀状、きっと事務的に義務感からお出しになっているものと察せられます。むかしほどにお年玉くじ賞品にも魅力のなくなった年賀状。もう日本郵政さんにひたすら義理立てすることもないでしょう。

さらば青春、さらば賀状!


【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

小椋佳/ さらば青春
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戦争は「どっちもどっち」か

2020年01月14日 | Weblog
2018年10月に解放された安田純平さん。ポポロ通信舎(2018年10月26日)でも「カタールに感謝。安田純平さん解放」と題して触れました。その安田さんと、同じジャーナリストの藤原亮司さんによる新書『戦争取材と自己責任』が昨年11月発行され、さっそく読んでみました。

約3年半の監禁に耐えて帰国した安田さん、あれから1年以上たっての真相語りです。実行犯グループは?身代金デマは?紛争地ジャーナリストの二人が思いを語る。

日本政府が動いた形跡はなくもちろん身代金についても無縁だったようだ。ではカタールが払ってくれたのかというとそうでもなかった・・。
当時の報道各社は、「身代金」に関心を向けていた。私自身も今ブログを読み返すとそのような感じがしている。

安田さんは言う。
結局、事実なんかどうでもいいのだー。シリアでの人質生活から帰国し、日が経つにつれて実感している。拘束中から解放直後までさまざまな報道があったが、根拠の乏しい憶測やデマによるものが多く、その後それらの検証はされず新たな事実は出てきていない・・


「戦争はどっちもどっち」は誤り、の見出しの項では藤原亮司さんが語っている。
日本人は戦争についてどっちもどっちというイメージを持っているかもしれないけれど、圧倒的に力のある者が圧倒的に力のない者を叩き、抑圧している場合がほとんどですね・・・
そうか、それだけにその真相を現地で直視し記録し広報するのだ。危険地帯に踏み込むことは「自己責任」だと言われようとも。

お二人の報道に携わるものの勇敢な覚悟、不屈な熱意というものを改めて感じさせられた。今後ますます戦争取材は困難を増す時代になると思う。せめて私たちは紛争地ジャーナリストを応援こそすれ、彼らの行動を「身代金」で測ったり「自己責任論」で見捨ててはならないと思う。もちろん日本政府も。


 
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なぜに行く、海自中東へ

2020年01月10日 | Weblog
米国とイランが武力抗争を始めての年明けとなってしまった。
イランの報復攻撃に対して米国が慎重になったからと言ってこれですべてが収束するようなわけではない。

そのような折も折、日本政府は海上自衛隊を閣議決定のみで中東に派遣する。活動期間は今年12月まで約1年間、けっこう長い。護衛艦と哨戒機2機など隊員260人規模。目的は船舶の安全に向けての情報収集、調査研究が名目なので国会の承認は要らないそうだ。
調査目的が理由と聞くと以前、捕鯨でも同じようなことがあった覚えがありますが、海自の派遣とは分けがちがいますね。民間の漁業者と軍服を着た人とでは、その意味合いはまったく異なります。

日本船を守るための「調査研究」って?

相手が海賊の場合は国連海洋法条約に基づき日本の警察権で十分に行使できるという。だが相手が国家であるならば簡単には追い払うことはできない。そのことは「調査研究」するまでもない事だし、仮に調査研究でその勢力を特定できたとしても、それを武力でもって解決するということありえないし、もしそうなれば日本の国是(憲法)に抵触する。

防衛大学校生の卒業論文の作成ならいざ知らず「調査研究」というのは、どうもよくわからない。本当のねらいは調査内容そのものよりも自衛隊をどこまで進めることができるかという「許容範囲の拡大」が本当の目的なのではないだろうか。調査研究リポートもたぶん黒塗りだろう。

大義の見えない派遣に1年間も、当の自衛官たちの中にも当惑している人が少なからずいるのではと察します。世界に誇るべき憲法を有しながら、なんとも困った流れですな。



コーリン・ラベットでヒットした『帰らぬ少年兵』(Just Freckled Face Soldier) を弘田三枝子がカバーしていたとは知りませんでした。訳詞もいいですね♪


弘田三枝子 帰らぬ少年兵 1967 / Freckle Faced Soldier
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控訴に負けるな!頑張れ詩織さん

2019年12月19日 | Weblog
伊藤詩織さんが望まない性的暴行で苦痛を受けたとして山口敬之氏(元TBS記者)を訴えた東京地裁の判決、詩織さん側の勝訴。当然と思える判決に安堵しました。
山口敬之氏については3年前、当ブログでは著書『総理』でも取り上げています。

『支持率落ちない『総理』の魅力とは』https://blog.goo.ne.jp/ikatsu2006/d/20160910

安倍総理の余り知られていないシリア問題で見せた対米姿勢などにふれたもので私は本書を素直に評価いたしました。また彼は韓国軍のベトナム人慰安所を週刊誌にスクープした記者としても知られています。

ただ、いくらジャーナリストとして力があるからといって進路相談を装って就活セクハラ(レイプ)を行ってはいけない。その後の対応もよろしくない。逮捕寸前での強権発動の停止、1憶3千万円の逆訴訟など見苦しいものだ。

本件、右派系雑誌やネット内では詩織さんを非難する強い調子の声が聞かれる。「意識がなくなるほど酒を飲むとは軽率だ」「レイプのあったホテルでグラビアを撮影したのは売名行為」など。
性的暴行事件につきものの被害者の無警戒、無防備への指摘ですが、仮に100歩譲って被害者側にも落ち度があったとしましょう。それでも第一義に犯行の責任を負うべきは暴行犯の加害者です。鍵を掛けずに物が盗まれたからと言って、犯人の存在を忘れて被害者ばかりを責めているのと似ていませんか。

「法に触れる行為を一切していない」とし山口氏はただちに控訴の意向だという。ジャーナリストなら潔くフェアに行こうよ山口さん。まだ表面に出ていないホテルのドアマンの供述調書もあるらしい。果たして高裁でどうなるか。
それにしてもこの事件も首相官邸と関わった森友、加計の類似にある疑惑事件のそしりをぬぐい切れない。


山口氏が毎日系のTBSの記者であったにもかかわらず毎日新聞の取り扱いは詩織さんの写真入りで大きなスペースで報じ公正さが伝わる。対照的なのが読売新聞。さすが首相の愛読紙、扱いは小さくベタ記事。「検察審査会も不起訴相当と決議していた」と山口氏を擁護するようなニュアンスで終わっている(失笑)



参考過去ログ2017年12月3日
性暴力救済制度を訴える詩織さんhttps://blog.goo.ne.jp/ikatsu2006/d/20171203


レディ・ガガの『White Christmas』。彼女も19歳の時にレイプされ苦しんだ経験がある。
Lady Gaga - White Christmas (Live from 'A Very Gaga Thanksgiving')
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核保有は倫理に反する

2019年11月25日 | Weblog
ローマ教皇が来日し被爆地長崎、広島を訪れたニュース。
「兵器の製造や維持、改良などを進める軍拡競争を『途方もないテロ行為』と強い表現で非難。核兵器を保有することで戦争を防ぐとする「核抑止論」を批判した(毎日新聞11/25)という。

これぞ真の宗教者のメッセージと感じました。拍手!!

「核保有「倫理」に反する」、軍拡はテロ」の毎日新聞の見出しは教皇の言わんとするところをしっかり押さえた的確なもの。紙媒体ならではの訴求力です。
核兵器保有国が「自国第一」主義に陥っている現状を戒め警告を発するのは真の宗教者のミッションだ。ありがとうございますローマ教皇さま。

「戦災に耐える少年の唇」と題して当
ポポロのブログ2012年3月2日で、焼き場に立つ少年の写真を紹介しました=写真。教皇もこの写真にメッセージを添えて教会関係者に配布していたことを知りさらに嬉しく思いました。



【写真説明】私の感動したスナップの1枚。1945(昭和20)年8月。長崎原爆投下の被爆地で10歳くらいの少年が、背中に弟か妹を背負って臨時の特設火葬場に現れた。原爆でやられたのかもしれない。亡くなった弟(妹)の死体を荼毘(だび)に付してもらうために順番を待っていたのだ。戦時中、学校教育の教練で習った通りの直立不動の姿勢で。レンズを向けたのは、米海兵隊カメラマンのショー・オダネル軍曹。



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災害時、むずかしい「避難」判断

2019年10月17日 | Weblog
台風19号、千曲川・阿武隈川流域雨量は100年に1度と想定される(防災科学技術研・分析)。
避難4200人長期化の恐れ・・きびしい報道がつづいています。

ガールズトークならずジジイズトークなどから得た情報です。

わが町も警戒レベル4(避難指示)=写真・参照=が発せられたことで、実際に避難指定場所に行かれた人もいた。私も今回ばかりは緊急情報に驚き一時、真剣に避難を考えた。しかし豪風雨の中、無理して集合場所に行くことがベターなのか迷った。自宅を離れるよりぎりぎりまで自宅に居て防災策を練ることが必要なのではないか・・などなど。時間は迫る、一刻も早く決めないと・・。

昨日の朝日新聞「声」欄に「避難時期に悩んだ」という群馬の62歳の読者の投稿がありました。「悩んだのは避難するタイミングだ」とし「23キロ離れた親戚の家に向かうことを決断した」「私の避難のタイミングは正しかったのだろうか。翌日、避難所の中学校はすぐにいっぱいになったと聞いた」とあります。

私とは状況こそ違いますが悩みは同じ。早めに、より安全な遠方に移動するという策を採る、それはそれでもっともだと思います。

事後からは何とでも言えますが、その時に置かれた状況・条件下でどの方法を選択するのかは非常にむずかしい。結果として、いくつかの正解が明らかになったとしても、その時点では悩むことしきりでしょう、どれを選んでも何とも言えません。

町内に停電した地域もあったと知りました。面積の狭い町ではありますが、それでも地域個々にかなりの相違がありました。ネットが発達しこれだけ情報が密になったようでいても一律にすべてを満たす方針・対応策を求めることは酷であることも知りました。

安全神話は信じない。自分で情報を集め、考え、決断する、それしかないようです。

佐野市秋山川、栃木工業高校
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台風にどう対処するか

2019年10月14日 | Weblog
台風19号で被災された方々、お見舞い申し上げます。

気象庁は台風上陸3日前から、50年に一度の雨量が予想される「大雨特別警報」を発令し「記録的な台風で生命を守るように」と激しい予告を発していた。気象庁は十分役割を果たしていたと思います。

受け手の私たち、少なくとも私は、ちょっと油断をしていました。
しかし、12日の夕刻あたりから風雨は激しくなり、町内の有線放送の注意喚起やケータイ、スマホには緊急警報が頻繁に入る。一時はすっかり私も避難仕度に入りました。
ただ冷静に考え直し「避難」した方が果たして良いのだろうか。さてそのタイミングはいつか、指定された場所に集まるべきか・・・いろいろ考えると頭の中が矛盾でいっぱいになりました。

「あわててるんじゃねーよ!!」とチコちゃんの声が聞こえて来そうでした(笑)

幸い当家は被害はありませんでしたが311原発震災以来のドキッ&ハットを感じました。311の時は停電と放射能被曝が加わっていましたので混乱振りでは今回以上ではありましたが。

結局、安全神話は信じない。自分の身は自分で守る、しかないようですね。


【写真】栃木県佐野市を流れる秋山川の橋が流失(大木豊さん撮影)
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「ポポロ通信舎」改称して1年

2019年06月25日 | Weblog

「ポポロの広場」を「ポポロ通信舎」と改題してきょうで1年です。

「ポポロの広場」で検索しても直ぐにヒットしないということで変更しました。「ポポロ通信舎」に改めたことで同類・類似のブログとのバッテングはなくスッキリ当舎にたどり着けるようになったとのお声をいただいております。

この1年でSEO(検索エンジン最適化)で商用等のサイトと競合することは避けることができました。テンプレートの小型犬のデザインも当面このまま継続させていただきます。

当ブログは2006年6月スタートです。今月から14年目に入りました。 gooブログは、現在の登録総数、287万3千余。その中で「ポポロ通信舎」は最近のデータで常時6千~9千位にランクイン。全体の0.02%の集団に位置しています。

昨年同月比較で、毎日のご来訪者さんは平均1~2割増えています。 コメントは少ないブログですが、閲覧の方の人数が多いということは励みになります。ただ閲覧数字の変動には、あまり気を取られないようにしています。

世の中からの情報は毎日洪水のように受け取っています。否が応でも。中にはフェイクなニュースも多いだけにせめて当方からも何か反応しなければと思っています。 ささやかな「牧場」からの発信ではありますが、今後ともどうぞよろしくご来場のほどお願いいたします。

 

 

【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔

 

ダイヤモンズの『リトル・ダーリン』、おーまいダーリン♪ 62年も前の作品。。

 

little darlin' - the original diamonds (1957)

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川崎登戸殺傷事件

2019年05月30日 | Weblog

川崎殺傷、新品の包丁で襲撃か 空き箱押収、購入先や時期捜査 (gooニュース)

 

小学児童ら19人が突然殺傷された事件、恐ろしく痛ましく無念でなりません。

私は先月久々に私用で登戸駅から小田急線を利用しました。事件はその付近で発生したもよう。明大生田校舎は旧陸軍登戸研究所の跡地。なにかと「登戸」の地名にはなじみがあります。

これを機会に警察官を大幅に増やし巡回を強化したらどうかという意見が聞かれます。それだけで果たして抑止力が発揮されるでしょうか。 51歳の犯人岩崎隆一容疑者は10年以上引きこもり状態だったという。丁度、目を通したばかりの『文藝春秋6月号に「中高年ひきこもり100万人の現実」(筑波大・斎藤環教授)の記事を思い浮かべました。社会参加できなかった「若者」の居場所が家の中か路上か。個人主義の欧米よりも儒教文化と家族主義の残るアジアの国にその現象がみられる。「hikikomori」の用語は日本発。2030年にはひきこもり長寿社会になる、などと予測しています。

就職氷河期、さらに不安定な雇用形態などの不運な社会環境、その状態の本質は形を変えて今も続いている。孤独感を持つ人たちと社会とのかかわり方に視点を置き解決を図るアプローチが求められていると思います。

警官増強より強力防護服開発を

物理的な防御策を考えるなら警官増強よりも、軽量の鎧(よろい)のような防護服の開発が有効な気がします。

今回の凶器は2本の刃渡り30センチの柳刃包丁だった。もしこれが銃社会だったら被害はさらに拡大したことでしょう。銃の規制はできている日本でも包丁の規制はむずかしい・・。

 


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