「平成」がゆく。経済が停滞し、天災・人災が多発した時代。政権交代の好機を活かせず、政治の劣化が進んだ。最も一新すべきは政権のはずが、居座るためには何でもあり、次々と目先を変える、安倍流である。5月から新年号。グローバル化の時代、霞が関もビジネス現場も西暦で統一がホンネ。「戦争のない時代」を平成で終わらせてはなるまい。万葉の衣で隠す鎧(よろい)かな。 (週刊新社会4/30「羅針盤」より抜粋)
なかなかの時代を睨(にら)んだ的確なコラムです。 「万葉の衣で隠す鎧(よろい)かな」の文末の川柳は見事。新元号は万葉集からの平和なイメージをと強調して見せてはいるものの安保法制はすでに成立し、いつでも参戦スタンバイ。国内防衛産業を犠牲にしてまでも米国製の鎧(兵器)を言い値で爆買い、まこと危ういご時勢です。
世の中、元号が変わるだけでこんなに大騒ぎになるとは思いませんでしたね。これによって政権の支持率が上昇したというのですから本当に皆さま、おめでとうございます。
いざ、出合え!出合え!れいわ新選組
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
今宵は水沢ベンチャーズのメドレーでしめていただきましょう♪
アパッチ、十番街の殺人、ウォークドントラン'64、ブラックサンドビーチ、ルージュの伝言/水沢ベンチャーズ 1