ガザもウクライナも戦火やまず・・
Felican Novjaron Por vi !
(フリカン ナビジャロン ポー ヴィ)
(謹賀新年 Popoloポポロのみなさん)
今年もエスペラントで新春のご挨拶を申し上げます。
恒例となりますが国際語エスペラントの創始者ザメンホフ博士の詩『道』の一節です。
うまずたゆまず
種をまき、種をまく
のちの時代を考えながら・・・
百の種は滅びても
千の種は滅びても
いつもかわらず種をまき、種をまく
「おい、やめろ!」
といって人々は笑う
「やめるな、やめるな」
と心に聞こえる
「がんばって進め!」
孫たちが祝ってくれるのだ
しんぼう強く、しのいだならば
次の記述は、5年前の当欄「フリカン ナビジャロン」の一節です。
「日本の政治状況はひどいものですね。
政治家も経済界もスポーツ界も、リーダーの誰もが罪を犯しても責任をとらない、むしろそれを他者に転嫁して厚顔無恥。国のトップがモラルハザード状態なので、その悪例を見習ってかデタラ目がまんえん、偽証偽造がまかり通っている。」
5年前比較で現在と状況があまり変わっていないことに気づかされます。政財界の他に、芸能界、カルト宗教界がさらに追加されたのが今日のありさまです。
一方、これらの流れをを阻止して、正そうとする側の芽はなかなか育たないのが残念。
しかしあきらめず種をまきつづける努力、真理は常に少数派から、それが拓植者ザメンホフ博士の不断の精神であるわけですから。
近年は発信遅れがちですが、本年も「ポポロ通信舎」へお立ち寄りいただれば幸いです。よろしくお願いします。
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
初春の一曲は歌詞が気に入っている『Shining Road』です。歌うは往年の内海利勝氏(元ロックバンド・キャロルのギタリスト)