今年4月から小学校でのプログラミング教育が開始されるといいます。
果たしてどのような内容をどの程度まで教えることになるのだろうか。
果たしてどのような内容をどの程度まで教えることになるのだろうか。
児童たちもさることながら先生たちにとっても初めての試みでどんな授業になるのか、先生たちの過重労働が指摘される中でさらに事前学習も追加され、さぞたいへんなことだろうと察します。それにしてもテキストはどんなものを用いるのか、外野の方が関心をもってしまいます。
『電脳会議vol200』(技術評論社)によりますと「プログラミングというとプログラミング言語を使ってプログラムを書くコーディングのイメージが強いですが、小学校では言語を覚えることが目的ではなくプログラミング的思考を育成するため」とあります。「文科省の手引き」によると論理的に考えていく力だという。
例として5年生算数の単元、円と正多角形ではコンピュータを使って正多角形を描く、この目標を達成するための手段としてプログラミングの体験を用いる、順番や命令を修正し何度も挑戦する、この試行錯誤の過程が大切、と説明されている(同誌)。
果たしてどんな教育が始まるのか、小学生たちよりも周りの大人たちの方が興味をもってしまいそうです。それにしてもこどもたちは順応性がありますね。わがファミリーのこどもたちもスマホのゲームを瞬時に覚えてしまう=写真。
最初少し一緒に遊んだものの、たちまち追い越されてしまった。ゲームは仮想の遊びと思うと私にはどうも真剣味が湧きませんが、こどもたちはまったく違う。ちょっと心配になるくらい没頭している。その「副作用」には十分に注意をして節度を持たせることは大人たちの責任と思う。
プログラミング教育によって、こどもたちがITと正しく向かい合っていける「作法」を身につけてもらえたらと切に願います。
それにしても4月からの新教育、注目です。