塗装部分の参考にしようと、30年程前に造ってからSRWOGコーナーにず~と飾ってある、コトブキヤ製のアルトアイゼンを取り出してみました
持ち上げた際に、両脚が垂れ下がったので、関節部を見てみるとポリキャップが割れていました
股関節のパーツを外して、該当するポリパーツを見てみましたが、流石にこれと同じものは、同じキットから流用するしかない形状です
股パーツの軸側のボール部分の口径と、受け側のパーツの内径に、ピッタリと合うポリキャップは見つかりませんでした。
一番近い形状だったのが、B-CLUBのレジンキットに付属しているものだったので、これを加工して埋め込むことにしました。
ガッチリとはめ込んで、可動にも耐えながら耐久性の事も考えて、多少受け軸側に無理があっても外れないように埋め込んでみました
内径側は、内側を深く手前を窄めた感じで、軸側のボールパーツが外れない様に、外径は受け側のパーツの内径に合わせました。
隙間なくピッタリと埋め込んだので、受け側の一部が白化しましたが、この部分は見えなくなるので良しとします。
30年前のキットですが、このシリーズの第一弾として造ったので、かなり丁寧に仕上げています
可動範囲等は、デザインとフォルム重視のキットなので、あまり可動しませんが、出来は良いと思っています。
リボルビング・ステークの可動アクションも出来ますので、この当時のキットでも、現行のキットと比べて引けは取りません。
参考にしようと持ってきたのですが、塗装の指定箇所が遥かに多いので、ちょっと悩んでいます
現在制作中のバンダイのHG版は、付属の設計図に合わせて塗装する事にしようと考えています。
今更ですが、かなり細かく塗り分けていたので、自分の事ながら当時の熱意が感じられますね。