早いもので、自分の会社を立ち上げてから30年以上経過しました
関係者とのお付き合いも、長い方では40年に手が届く方が何人かいらっしゃいます
多分現時点で一番付き合いが長いと思う方と、一昨日久しぶりに顔を合わせる機会がありました
会社勤めの頃は、外回りの営業的な役回りも多かったのですが、現在の体制になってからは、昭和の時代は電話やFAXから始まり、次に形態電話とポケベルの時代になり、現在ではメールとスマホで用が済んでしまう時代になったので、段々と顔を合わせて、紙レベルで資料を見ながら打ち合わせをする様な機会すら減って来ています
年齢的にも一番近い方なので、お互いに勤め人としての時代の内容も似たような経験をしています
現代の10代の方達には信じられない事だと思いますが、私達の10代の頃は、文字を伝えたり残したりする場合は、全て手書きで行う方法しかありませんでした
コピー機が世の出るまでは、カーボン紙で複写でもしないと、同じものを何度も書く事になっていました。
今よりも文字も上手かったですし、漢字も今より書けましたね。
今回会話を交わした方は、欧文系の仕事が多かった方なので、かなり早い時期からタイプライターを使っていたようです
ちなみに私はと言うと、電動になる前の和文写植機は数年使っていましたが、流石に電動写植は、印刷屋との付き合いで全て外注に頼んでいました。
英文タイプライターは、見ていると綺麗なので、使ってみたかったのですが、欧文で文章を作る機会が無かったので、残念ながらあまり使う機会には恵まれませんでした。
今回の知人も、第一線を離れたとはいえ、パソコンとスマホを使いながら、仕事は続けているようです
考えてみると、使っている機器の小型化とコストの軽減があるおかげで、事務所形態を取らなくても、仕事は出来る時代になっています。
巨大な複合コピー機や、大型のプリンター等を処分出来たので、個人的にもかなり作業場をコンパクトに出来ています。
今回話をしながら、お互いにかなり真剣に考えている事は、この先の仕事量と一緒にやっている関係者の高齢化に伴い、何処まで無理が効くのかといった内容になりました
これまでの事を振り返ると、私達を含めて関係者全員が、現時点でも仕事優先でかなり無理をしてでも仕事をしてしまうので、最近では全員の体の事が気になっています
年齢的にも、何処かのタイミングで作業量を減らしながら、時間形態を考え直さないと、何時か不味い事になるという結論になりました
何か久しぶりに会った知人と、嫌に暗い会話をする事になりましたが、一人で考えるよりは他人の意見を聞く事も大事だなと思いました