ダンバインに採用された胸部キャノピーの新技術、ハーフミラーメッキは無くなりましたが、スタイル・パーツ構成共に非常に満足の行くキットでした
完成時のスタイルは、ダンバインより一回り大きなボリュームになっており、この辺りのサイズ感も良い感じになっています
全体的な印象は、初期の設定に近い感じですが、関節周りは可動重視の方向にまとまっています。
見え隠れする関節の配置が、予想以上に綺麗にまとまっているのが気に入っています。
ビランビーのコンバーターは、見る角度によって角度が違って見えるので、立体物にするのが難しいと思います
今回のコンバーターは、大きさと側面から見た時の形状が、かなり初期設定に近くなっていると思います。
本体との接続位置と、展開時の角度が格好良く決まるので、見た目的にも文句無しに好みです。
ダンバインの時も楽に出来ましたが、ビランビーもオーラソードの抜刀状態を、無理無く再現出来ます
上腕部と肩装甲を繋いでいる、リード線を少し緩めておくと、上腕部の回転が楽に出来ます。
掌パーツの形状とオーラソードの柄の形状に余裕が無いので、画像状態で無理に可動させると、掌パーツの突起部が破損する可能性があります。
掌の交換パーツは、握り拳と平手が左右それぞれ付属しています
握り拳は、オーラソードと2種の手持ち武器に対応しているので、ある程度丁寧に持ち換え作業をやらないと、ピンの部分が緩んでしまいますので、あまり交換作業を繰り返すのはお勧め出来ません。
脚部の可動ですが、予想以上に脚の爪パーツの可動が良好なので、接地状態の安定性が、これまでのHGシリーズに比べて、格段に進歩している感じがします。
設定には存在していますが、劇中では見る事の無かった、4連オーラ・ショットです
基本的にオーラバトラー自体は、初期の機体以外は火器系は内蔵式になっていったので、ビランビー・バストール辺りまでしか装備がありませんね。
この装備もダンバインのオーラ・ショットの様に、前方下部にカートリッジのようなものが付いています。
これは劇中でもよく見かけて、5連装オーラ・ランチャーです
色違いでバストールが装備して、東京上空で使用していたのが印象に残っていると思います。
個人的にも、同機体の1/48の改造時にスクラッチしてみましたが、かなりゴツイデザインで、重量もそれなりにあります。
ワイヤー付きショット・クローも再現出来ます
ダンバインの時は付属していませんでしたが、2本爪が1本爪になったおかげなのか、オーラ・ショットの固定の安定性の為なのか、その辺りの関係の様な気がしています。
設定の装備も全て付属していて、スタイルも良くなっているので、このキットは購入して良かったと思える商品です。