御殿玩具の彩色パターンを真似たのではないかと思われる人形が今戸の人形にもいくつか見受けれられます。本物の御殿玩具のように胡粉による「盛り上げ」はしませんが、吉祥的な花鳥風月の模様を添えたりするものがあります。都内各地の近世遺跡からたくさん出土している「座り猫」の彩色にも御殿玩具風の彩色のものがあって、今回はそれをイメージして塗ってみました。
首輪に涎掛けのパターンのほうが一般的だったのではないかと思いますが、こんな風のもあった、というイメージです。
御殿玩具の彩色パターンを真似たのではないかと思われる人形が今戸の人形にもいくつか見受けれられます。本物の御殿玩具のように胡粉による「盛り上げ」はしませんが、吉祥的な花鳥風月の模様を添えたりするものがあります。都内各地の近世遺跡からたくさん出土している「座り猫」の彩色にも御殿玩具風の彩色のものがあって、今回はそれをイメージして塗ってみました。
首輪に涎掛けのパターンのほうが一般的だったのではないかと思いますが、こんな風のもあった、というイメージです。
ひとまわり前の亥年に起こした猪の人形のひとつです。毎度記していますが、今戸焼の土人形の中には猪の姿をしたものがほとんど見られず、気持ちとしては昔ながらの今戸の猪を再現したいところですが仕方なしに創作したものです。尻尾の部分は12年前と同じく紙紐を挿し込んでいます。今年は紙紐ではなくて本体と一体となる型の彫りとして尻尾を表そうかどうか考えていたのですが、時間が間に合わず、結局紙紐です。
手前味噌的な言い訳になりますが、ウリ坊が瓜に乗っているというアイデアは自分としては可愛くて悪くないとは思っていますが、実際のモデリングですね。どうでしょうか。
ウリ坊の縞模様ですが、12年前はもう少しおとなしい色合いにしていたのですが、今回はベロ藍を胡粉で淡くした色を入れてみました。どうでしょうか、、、。